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「自分をキレイにする為の道具が、
自分や環境を傷つけたりするものであれば、意味がありません。」
人にも地球にも優しい手作りコスメスクール ethical cosmetic代表の増岡晶子（SHOKO）です。
▶︎ はじめましての方へのお手紙 増岡晶子
▶︎「お肌」と「地球」を助けるみんなのエシカルコスメについて
▶︎「みんなが１つになる」手作りコスメマスター講座卒業生の声
▶︎【My Story】エシカルコスメに到るまでの物語
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チョコレート選びに愛とエシカルを♡①の続きです。
早速チョコレートの背景にあるものを
みていきましょう！！
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最初にチョコレートの基礎知識として
チョコレートの原料である
カカオの現在の主要生産国が
どこか知っていますか？？
答えは、
１位 コートジボワール
２位 ガーナ
３位 インドネシア
です。（2020年時点）
西アフリカ、ギニア湾周辺諸国である
コートジボワール、ガーナ
カメルーン、ナイジェリアの
4カ国のシェアは、合わせて64.0％ほどを占めていて
世界のカカオ豆の半分以上が
西アフリカ諸国で生産されています。
ちなみに、日本はカカオをどこから輸入しているかと言うと
約80％が『ガーナ』から輸入されています。
ガーナチョコレートの名前でも有名ですよね！
カカオ統計2020/21第2刊によると、
現在世界のカカオ豆の総生産量は
1990年 約240万トン
2021年 約500万トン
ということで、この30年間で約2倍に増えています。
世界的にチョコレート市場は
伸びている、ということですね。
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現在西アフリカを中心に
市場が伸びているカカオ生産ですが
本来のカカオは「中南米」が原産地です。
※どうして今、原産地以外が主要生産国なのかが後々とても重要なポイントです
カカオを初めて栽培したと言われているのは、
紀元前1200～1500年頃の「オルメカ文明」の人たち
だといわれています。
※オルメカ文明とは、現在のメキシコ湾岸を中心に栄えた文明の事で、アメリカ大陸でもっとも初期の文明。日本は縄文後期～弥生時代ぐらい。カカオは紀元前3900年ぐらい前からあったとされる考古学的証拠も出てきているそう。南米アマゾン地域が原産の説もあり。
「カカオ」という言葉は、
オルメカ文明の「カカウ」という言葉に
由来するものと考えられています。
カカオを初めて人類に紹介したのは
古代メソアメリカ人に
もっとも崇拝されていた神々の一人
「ケツァルコアトル」という
“空気の神”だと信じられていました。
ケツァルコアトルは人類に
知識を与えてくれる存在で
それまで神々だけの食べ物であった
カカオを人類に与えたとされています。
このため、カカオは
人々からたいへん珍重され
儀式としても使われました。
ちなみにこの道具は
「メタテ（平石臼）Metate」・「マノ（すり棒） Mano」
と言って、当時から使われている
炒ったカカオ豆をすり潰すための道具だそうです。
現在でも伝統的に使用されているそうですが、
当時はこのカカオ豆をすり潰して、
そこに香辛料（バニラや唐辛子など）や
水、トウモロコシの粉などを混ぜて
薬や強壮剤として
飲んでいたそうです。
現在のような美味しいチョコレートの味ではなく
ドロドロのチョコレートドリンクみたいな感じで
名前は、『カカワトル（カカオの水・苦い水）』
と呼ばれていたそうです。
どんな味なのでしょうね！！
その後、同じく中南米でオルメカ文明の次に
紀元前10～16世紀ぐらいまで最も長く栄えたマヤ文明。
1428年頃から1521年の約95年間
メキシコ中部で栄えたアステカ帝国の文明などでも
カカオは大変神聖視されていて
昔から引き継がれてきた「カカワトル」は
王族しか飲めない貴重品だったそうです。
また、当時カカオは、食べ物以外でも
「公式通貨」として利用されていました。
（例えば、雄の七面鳥はカカオ豆200粒、野ウサギはカカオ豆100粒、熟れたアボカドは1粒。宝石と交換していた可能性もあるそうです。）
通貨の価値を持つほどのものを味わえるのは
特別な人だけ。
王族などの特権階級、戦士だけが
「力を与える」とする
「カカワトル」を飲むことができました。
当時の回顧録には
16世紀のアステカの王、モンテスマ2世は
純金の黄金のカップでこれを飲み
「カカワトル」の入った水差しを
１日50杯、召使いに運ばせていたんだとか！！
（古代マヤ文明の都市カラクムルから見つかった絵。カカオ飲料を作って飲む様子が描かれています。）
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カカオの木の学名「テオブロマ・カカオ」は、
ギリシア語で「神々の食べ物」を意味し
高い栄養価・覚醒作用・癒しの力が
あると信じられていました。
実際に、現在もカカオはスーパーフードとされているほどで
栄養価や効能を見てみると
非常に素晴らしいものがあります。
今ではお菓子のイメージが強いチョコレートも
古代の人々にとっては
貴重なお薬であり、まさに神様からの恵みだったのですね。
このような素晴らしいカカオが
一体なぜ、今のような児童労働の温床のようになる
生産背景になっていったのか？？
こちらはまた次回に続きます！！
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１・２月の大阪南堀江サロンでの
季節限定メニューは
『りんごとチョコレートのリッチモイスチャーラーイザー』
です！！！
フェアトレードのカカオバターやココアパウダーを使った
バレンタインエシカルコスメ作りを通して
こういった児童労働の背景なども
テーマとしてお伝えします(^^)/
人にも地球にも優しいエシカルコスメ。
リアルで体験したい方は、
まずはレッスンにお越しくださいね！！
SHOKO
♡お知らせ♡
全国雑誌FＲaＵ（フラウ）2021年1月号に
ethical cosmeticが掲載されました！！！
大好きな雑誌に掲載させてもらえて、ここまでやってきた道のりを思い返し、感無量です☆
SDGｓ特集号ということで読み応えのあるとても素晴らしい雑誌内容です。是非ご購入くださいね♡
2021年ムック本「今の大ヒットはこれだ！」に
エシカルをいち早く取り入れたエシカルコスメサロン
ということで掲載されました！！！
ethical cosmetic（エシカルコスメティック）
人にも地球にも優しい手作りコスメスクール
＞＞ロゴに込めた想い
全ての人が循環を意識した世界で
自分は一人ではなくすべてと繋がっているのだと
思い出してくれますように。
そしてこの混乱期を乗り越えた先で
みんながお互いを分かち合って
笑顔で生きる未来を創造できますように。
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コロナは私たちに問いかけているような気がします。
こちらも素敵なのでぜひご覧ください。
ちなみにこの「循環」は
わたしの一生のテーマでもあります。
ethical cosmeticのロゴにも∞のマークが入ってます♡
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エシカルの普及！！
日本を世界が誇る環境先進国にするための環境活動団体PEC-EARTH JAPAN（ペックアースジャパン）の副代表をしています。
世界の環境問題のニュースや、地球に優しいエシカル情報などを発信しています。
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