意思決定は、ウチワの理屈? | 野心家サラリーマンの昇給・昇進スキルアップ講座

意思決定は、ウチワの理屈?

こんにちは、イナミネです。

会社の会議での、決定プロセスは、必ずしも論理的ではありません。

たとえば、新製品の企画をするとき。

機能や、デザイン、売り方、価格といった重要な要素は、それなりに、売れる理屈がなければ成功はおぼつかない。

ところが、世の企画会議は、こういった「お客さん」などの視点が無視されることは多いですね

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結局、社内の偉いサンや有力者の鶴の一声であったり、企業団体や部門での力関係で決まったりします

だいたい、会議そのものも、エライさんを前にケンケンガクガクという風にはいきません。

エライさんの表情をみながら、遠慮しながらの意見で、「空気」ですすんでいくことも多いです。

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社内での栄達を目指す、サラリーマンとしては、ここですすんで場を荒らさない、という計算はアリでしょう。

しかし、その空気のみに慣れてしまうことは恐ろしいことです

なぜなら、社外に通用しない人間になってしまうからです。

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東京電力や、原子力安全・保安院が、メディアやネットでたたかれるのは、基本的に内向きでかばいあっているように見えるからです。

同じ大学の、同じ学科をでた、仲間たちが、政府や大学や、企業、官僚にわかれて、ムラの論理でやっている。

だから、

ムラに都合の悪い情報は、できるだけ出さない。指摘されると追認、訂正を繰り返してしまう。

責任者を追及することもない。

急に、危険とされる被曝量が上がったりする。

そこに、放射線の被害を受ける一般の人々に対する配慮は、ありません。

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何もなければ、ムラで楽しくやれればいいです。しかし、あなたは新たなキャリアを求めて、いつ外に出るかもわからない。

ムラの論理と外の論理。

知らず知らずに、ムラの論理に引きづられます。血肉になってしまうこともある。

きちんと峻別できる、視線をもって会議に参加しなければいけないですね。


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