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子宮体癌と診断されるまで・前回のお話










入院11日目(術後8日目)の朝5時。



自己導尿と

退院前の尿検査があり、お手洗いへ。



看護師さんによる

自己導尿のチェックは卒業したので、

自分のペースで落ち着いて

自己導尿できました。





自己導尿を経験された方は

よく理解していると思いますが…



いくら女性の看護師さんでも

見られながら自己導尿するのは、

私たち患者にとっては

本当に苦痛なのです。




退院前日にチェックしてくれた

看護師さんのように、

優しく寄り添ってくれる方なら

すごく安心できますが…



圧をかけるように

凝視してくる看護師さんも

実際にはいるので、

すごく恥ずかしい上に

プレッシャーに感じてしまいます。




これから先、

私と同じように

広汎性子宮全摘出術を受ける方は、

高確率で

排尿障害の壁にぶつかると思います。



私は排尿障害になって

すごく悩み、

落ち込みました。



私だけではなく

同じ手術を経験された方はもちろん、

これから手術を受ける方も

私と同じように

悩んだり落ち込んだりすると思います。



もし同じ状況に置かれたら、

見られながら自己導尿するのが

どんなに苦痛か…

想像してみてください。



患者さんの気持ちに寄り添ってくれる

看護師さんが増えてくれる事を

切に願います。










退院当日の話に戻りますが…



自己導尿と採尿を終え、

採尿コップを

ナースステーションに提出しました。



病室に戻り、

朝食を済ませる事

数時間後…



最後の回診で

レジデントの先生方が来ました。



「今後は外来に通いながら、

 尿路感染や

 排尿障害の治療をしていきましょう」



と説明を受け、

先生方にお礼を言って

回診は終了しました。



その後、

看護師さんが退院後に飲む

泌尿器科の薬と、

次回の外来予約表を

持ってきてくれました。



処方されたのは


・ケフラールカプセル

抗生物質・尿路感染の治療の薬


・エブランチルカプセル


・ベサコリン散

この2つは尿を出しやすくする薬




次の外来までの分とはいえ、

結構な量の薬(汗)





そして1階の売店で

採尿容器も購入したので、

入院初日より荷物が多くなりました💦



これを便器にセットすると採尿が楽になると、

指導してくださった看護師さんが

オススメしていました。

病院の売店で販売しているところもあります。




着替えと準備を終えて

LINEの通知が来たのでスマホを見ると、



「病院の駐車場に着いたよ」



と、夫からLINEが来たので、

看護師さんに報告しました。




看護師さんは

忘れ物がないかどうか

床頭台やベッド周りを確認し、


私の手首につけていた

ネームバンドをはさみで切りました。





看護師さん

「お大事にしてください!

 お気をつけて〜」




私は看護師さんにお礼を言い、

夫と娘が待っている

1階に向かいました。




長いようで短いような…

11日間の入院生活が終わったのでした。

 



 




つづく…






















最後までお読みくださり

ありがとうございましƬʜᵃℕҡ ყօϋ୨୧ᐝ


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