3357.【らんな劇場】曖遠の希援⑦ 〜暴虐の重装〜 | 魔道士らんなのトーラムまいご日記

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トーラムオンラインで支援職を中心にがんばってます♪
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2015年7月から連続更新中っ


Twitter垢 @Ran_Toram

おはよん(*゚▽゚*)/なぁー
らんです!


はい今日は七夕🎋ですね〜。
皆さんはお星様に何を願いましたか?

わたしは『トーラムオンラインでずっと遊んでいけますように』ですね(o^-')b♬
ここまで入り込めてるゲームって他にないんだもん(〃∇〃)


さてさて、
今日はらんな劇場
曖遠の希援
第七話をお届けしまーす。


異世界で迷子になってしまったらんなと小雪。
果たして元の場所に戻れるのでしょうか?

ドタバタ道中のふたり……

でも、なんだか嫌な予感がしますねぇ…


それでは始めていきますね〜


ぶーーーー(はじまる音)

数十分後

なんだかんだいいながら……
やがて二人は大きな水辺にたどり着いた。

澄んだ水はとてもきれいで飲めそうな感じ!

大きな船でも航行できるくらい、深さもなかなかあるので……落ちないように気をつけないとですね♬
  

ん……何かが足りないんだよね……なにか……

小雪『おなか空いたなぁ』
そう!しばらく何も食べていなかった!


見渡す限り果樹というものはなく、街どころか、行商人すらいない。ううう(ó﹏ò。)

ぺたん=3
迷子疲れのふたりは仕方なくいったん河原で腰を下ろした。



ザッ
『!?』
何かの音がした!


ふたりはガバッと立ち上がり身構える。
海賊『良い勘をしているな……
やっと見つけたぜ……密航者』

見つかった!
酒を飲んでいた海賊……奴らだ!



海賊『捕まえろっ!』
号令とともに飛びかかってくる海賊共を躱し、らんなは舞の態勢を取る。

らんな『させないっ٩(๑òωó๑)۶』
らんな『花鳥風月っ!!』
らんなの手に現れる扇……
それとともに渦巻く魔法の光流が海賊を吹き飛ばす。

らんなが唯一使える攻撃魔法であり、また回復魔法でもある花鳥風月。
しかし消費が大きく連発はできないのと、そもそも殺傷能力は皆無に近い。
 

海賊A『きさま……!』
吹き飛ばされた海賊Aは剣を抜き放つ。
 
小雪『私は……』

らんな『小雪ちゃんはそこでジッとしてて』



小雪『わ……私だって…戦えるっ』

らんな『お願い…何もしないのがわたしを助けることになるからっ』


小雪『ううう』
何もできず不満げにうつむく小雪を諭し、同時にらんなも臨戦態勢をとった。
ふわっと空中に浮き上がり、支援魔法を展開する!
らんな『プロテクション!グロリア!ストーンスキン!サンクチュアリ!術式結界!前線維持!』
らんなたちの周りには無数の防御魔法が張り巡らされ……


その上から海賊Aの剣が振り下ろされる!
これは回避不能……っ!!
小雪『おねぃちゃん!!』

ガキンっ!!
海賊の長剣はらんなの肩口を捉えたはず……。


しかし……!
強力な結界に阻まれ、らんなの身体に届く前に弾かれてしまった。
海賊A『何っ?!

無傷……だと……?
早く捕まえないとお頭にこ……

ぐはっ!!

海賊Aが横から来た何かに、真横にふっとばされ、ツーバウンドほどして崩折れる。

海賊B『じ……ジェルドさん………』
ジェルド
『何やってんだボケ共ぉ!
あたりに劈く大声量で現れた、筋肉隆々の大男は全身に武器を仕込んでるかのようなごつい装備を纏っていた。
こちらを睨みつけ、大げさなポーズを取りつつ口を開く。

ジェルド『そこの女……。
そこのチビと一緒に大人しくセットで売り飛ばされな。生命だけは助けてやる』

はぁっ?!
らんなも負けてはいない。
大男をから目をそらさず、しっかりと目を合わせ対峙する。

らんな『おっけー……………。って!
ゆうわけないでしょーが!
わたしは……この子を護るんだ!』

ほう……冒険者か………
ジェルドがニヤリと笑う。


ジェルド『やってみなっ!』

ジェルドの大振りの剣の初撃!!

それはすでに張り巡らされていたらんなの障壁に阻まれ威力を落とされて弾き返された………

しかしっ!
その剣の振りに合わせて虚空に浮かぶ、魔法陣
……魔法剣士っ?!!

1回目のランサーがらんなに直撃する!

らんな『くぁっ…!!!』

魔法攻撃には全く想定してなかったらんなは流石にダメージを受ける。

口早に呪文を唱え……『イージスっ!』


そこに追い打ちをかけるように直後に届く斬撃っ!
今までは物理障壁(プロテクション)に弾き返されてた斬撃だったが、今度は弱いながらもらんなに届いてしまうっ!

ジェルド『イージス併用で全体的に脆くなったな…はっは!
さぁ……どこまで我慢できるかな?……』

ランページ!
ジェルドの斬撃がかまいたちのように、雨のようにらんなを襲う。
殆どのダメージを吸収しているとはいえ、障壁を超えたダメージはらんなの中に蓄積されていく。
らんな『ぐっ、ぐっ……!』


そんななか………!!
衝撃でアシュリーが目覚めた!

アシュリー『がうっ!
らんなワタシと代ワレ!
破壊シテヤルっ!!』

アシュリーはらんなの中に問いかけるが……


らんな『だめっ!
防御を解くと小雪ちゃんがっ!
それに……
暗黒魔法はわたしの身体で使わせないっ!』

アシュリー『デモ……コノママデハっ!』
 
そんなやり取りも関係なくお頭の斬撃は魔力障壁ごとらんなにダメージを当て続ける…!



そして……
お頭のランページが終わった瞬間、お頭の巨体が軽々と宙を舞った。
らんな『…コンボ……っ?!』


お頭『これで終わりだっ!
メテオ……ストライク!』

らんな『これは……無理かも……
ごめ………小雪ちゃ……』
ダメージが蓄積していたらんなは……
宙を舞うお頭を眺め……死を悟った……


つづく
 

  次回予告

強力なチカラを持つ魔法戦士ジェルド。

その強引な攻撃はついにらんなのガードをこじ開けるっ?!

次回らんな劇場 曖遠の希援第八話
『金色の光』お楽しみにね(o^-')b♬


こちら!

はいっ!
ということで敵さんが出てきましたねぇ。
それではちょっとご紹介していきますね〜。

登場人物紹介

今回の敵さんたちを
海賊A………アイオールさん
ジェルド…シルエスカさんが担当してくださいました。



海賊A

この海賊Aさんは、ほんとはNo.2で強いんだけどジェルドのパワーが圧倒的すぎて、2位以下『十把一絡げ※』にされちゃうので、名前すら覚えてもらえない雑兵さんです。
ごめんね、名前無しで(〃∇〃)
でもこの子いないと進まない、なかなか良い位置の敵さんなのです〜。

※(じっぱひとからげ……色んなものを雑にひとまとめにする事)



海賊ボス ジェルド

ジェルドさんは、はじめから魔法戦士の予定でした。ごつい鎧と全身に仕込んだ数々の武器。

ほんとはミサイルでも積んでほしかったくらいのイメージで作成してもらいました。
トーラム世界にミサイルもなんだなぁ……ということで魔法剣士に。

センザンシェルを見事に着こなしたゴツいパラを作ってくださいました〜!
最初のイメージはONE PIECEのバラティエ編に出てくるドン・クリーク。
こういう肩幅の鎧ってなかなかないんですよね。

ということで佳境に入ってきた曖遠の希援

次回もお楽しみにね(o^-')b


でわでわ……

今日も元気に
行ってらっしゃーい♬

またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆

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