3358.【らんな劇場】曖遠の希援⑧ 〜金色の光〜 | 魔道士らんなのトーラムまいご日記

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プレイ日記とらんな劇場というお芝居、そしてビモチャン生放送の文字起こしをできるだけわかりやすく書いています。

2015年7月から連続更新中っ


Twitter垢 @Ran_Toram

おはよん(*゚▽゚*)/なぁー
らんです!



そろそろアニバーサリーが始まりますね!
って計算していくと………

( ゚д゚)ハッ!
そろそろ劇場終わらせとかないと、周年ですごいあいだ空いちゃうじゃん!

って事で、劇場のラストスパート入れていきます〜(いま気づいた)


らんな劇場
曖遠の希援第八話



それでは
始まりまーす!

ぶーーーー(はじまる音)


らんなのフル支援の上から、ジェルドの攻撃は少しずつ体力を削っていく。

ハイネスヒールをかけたいとこだが、詠唱する時間でごっそり削られるので、コンボを崩せないでいるらんな(支援あるある)


そしてついに……終焉が近づいてきた。


ジェルドのランページが終わった瞬間、ジェルドの巨体が軽々と宙を舞う。
らんな『こんぼ……っ?!』

ジェルド『これで終わりだっ!
メテオ……ストライク!』

らんな『もう……無理……
ごめ………小雪ちゃ……』
ダメージが蓄積していたらんなは……
宙を舞うジェルドを眺め……死を悟った……

この一撃はたぶん耐えられない。
せめて少しでも攻撃が弱くなれば………っ

アシュリー
『…デーモンクロウっ!』

虚空に3本の鉤爪が出現し、右上から斜めにジェルドを薙ぎ払うっ!
………ガクッ

ジェルド『何っ!?チカラが……?!


そう……
メテオが着弾する直前……。

ジェルドの身体を極度の【疲労】が襲い、メテオストライクの威力を著しく落としたのだ。
半減されたダメージは魔力障壁に吸収された。


ジェルド『奇妙ワザを使いやがって……
絶対に許さねぇ!』

ジェルドは再度、構えを取り直し2度目の攻撃に転じる!

らんな『アシュリー………もっかい……っ!
アシュリー『マカセテっ!』

………デーモンクロウから発生する状態異常【疲労】はターゲットの安定率を半減させる効果がある。

らんなが定期的に舞っている【魅惑の舞】と合わせて、ジェルドの安定率は20%近くまで落ち込んでいた。

コレは十分サンクチュアリに吸収されるっ!

アシュリー『暗黒魔法モ、イイモンデショ?』

らんなはさっきの小雪の言葉を思い出していた。
『チカラに善悪などない』

らんな『護る為の暗黒魔法……かぁ……

確かに……使う【技】の善悪ではなく……
使う側の【意思】なんだね………

それなら……神様も許してくれるかな…』


愛するヒトを護る為の暗黒魔法…?
用途は違えど……結果的に護ることになる……

そゆことね。

ま……
わたしが使ってるんじゃないしね(〃∇〃)




( ゚д゚)ハッ!
しかし、圧倒的不利には変わりない。


防御一辺倒では……いつかはMPが尽きる……


ふたりと魔族は絶望感の中、かすかな希望を信じ……もう一度身構えた。
ジェルドが突進してくるのが見える。
狂気の笑みを浮かべながら…!
ガッガッ!!
容赦なく魔力障壁の上から叩きつけるジェルド



らんな『でも……もう…だめ………MPが……』

小雪『おねぃさんっ!!』

らんな『小雪ちゃん!逃げ……!』
カッシャーーン!!
らんなの魔力障壁が……
乾いた音を立てて砕けちった………!




魔力障壁は金色の光となって霧散する。


キレイ………

最初に感じたのがその感情だった。


ああ………

これが最期の……景色……?


キラキラ✨と星が瞬くような魔力障壁の残骸……美しさと対比して、このあと来る残酷な悲劇がやってくる。

キラキラの中からヌっと近づくジェルドの顔……



……!?

しかし
その光景が一変した!

ジェルド『ぎゃんっ!?』

らんな『えっ?!』
真横から現れた光の塊に吹き飛ばされたジェルドは3回転ほど転がって、『その』方角に向き直る。


そこには……
金色の光に包まれた人影……
その奥にはメガネをかけた赤髪の青年……


何もできず不安そうにしていた小雪の顔がぱぁぁあっ!と晴れ渡るっ!!!
??『お嬢っ!』
小雪『ブンブンっ!』

レイヴン『………レイヴンです
それよりお嬢、お兄様が心配していましたよ?』

小雪『兄なんかいないっ!!』

レイヴン『……まったく……』



そんなやり取りにも一切構わず、怒り心頭のジェルドはレイヴンに襲いかかる!
ジェルド『きっさまぁ!!』

この状況をレイヴンは冷静に判断していた。
レイヴン『お嬢、感動の再会はあと!
退避を!』
退避を、の部分はらんなに向けられていた。
らんなは小さく頷く。

小雪『うんっ!』
ふたりは急いで岩陰に走った。
 


ジェルド『ふははっ!!
丸腰でオレとやり合おうってか!』
そう、レイヴンは武器のたぐいを全く身につけていない。
理知的なメガネをかけたその姿は、拳闘士というよりは医者のようにも見える。



レイヴン『まぁ……
私はそもそも医者ですからね……
怪我を治すのが……シゴトです。それに…』

ジェルド『医者か……
首を突っ込んだのを後悔させてやる!』
言うなり再び攻撃に転じるジェルド
レイヴン『はぁ……』
話している最中に突っ込んでくるなんて……
そんな粗暴な輩に呆れるように額に手を当て首を振る。

レイヴン『それに……
治す術を知っているということは……』


スッ………
ジェルドの剣は空を切り、続く魔法はかき消された!


レイヴンとジェルド。

すれ違っただけに見えたのだが……

どさっ……!
ジェルドはヨロヨロとたたらを踏み、地に膝をつく!
  

ジェルドの顔からみるみる血色が消えていき、どす黒い色に変色していく……!
レイヴン
『どうすると、ヒトが壊れるのも……
知っているわけですヨ。


海賊A『毒………っ(ㆁωㆁ*)?!
貴様らっー!!かかれっ!』

その号令でらんなや小雪の方にも襲い掛かってくる海賊たち、さらにジェルドもなんとか立ち上がってくる。


多勢に無勢……



しかも!!
ジェルド
『うがあああああっ!』
起き上がり、毒に侵されながら、なぜか小雪に向かうジェルド………
しまった!!!

もう……間に合わないっ!!

小雪『ぎにゃあああああああ!』


………………

……………プス



つづく


  次回予告

あ!小雪ちゃんが……?!

ジェルドはレイヴンの毒ではまだ、戦闘不能にすることはできなかった。
ガラ空きの小雪にジェルドが飛びかかるっ!

らんなは……?レイヴンは……?!
間に合うのかっ?!
らんな劇場 
曖遠の希援 最終話
『らんな帰還』

こちら!



さて、今回のお話で『ブンブン』ことわたしの素手パラ。
レイヴン・クラーク
劇場では初登場ですね〜♬
お話でも医者と言っているレイヴンですが何者なのでしょうか?!
まだこのモザイクは外せないかな、かな?
直感的で猪突猛進なウチの男性陣(ガルド、しゅんらん)とは違い、インテリパラさん設定です。


『お嬢……?ブンブンではなくレイヴンです。
おやめください……(。>﹏<。)』

…そりゃブンブン呼びはイヤだよね(〃∇〃)

ということで次回は最終話!
お楽しみにね(o^-')b♬

でわでわ……

今日も元気に
行ってらっしゃーい♬

またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆




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