3336.【らんな劇場】曖遠の希援② 〜猛き異変〜 | 魔道士らんなのトーラムまいご日記

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プレイ日記とらんな劇場というお芝居、そしてビモチャン生放送の文字起こしをできるだけわかりやすく書いています。

2015年7月から連続更新中っ


Twitter垢 @Ran_Toram

おはよん(*゚▽゚*)/なぁー
らんです!



それでは今日も【らんな劇場】
曖遠の希援あいえんのきえん
第二話をお届けしまーす!
  
【あらすじ】
外に出たらだめ!って占いにもママにもきつく念押しされているらんなさん。


イタズラ好きの神様はあの手この手でらんなをお外に出そうとしてきます。

このまま家にいることはできるのでしょうか?




それでは始めていきますね〜。

 
ぶーーーー(はじまる音)




(くぅ……)

小さくおなかが鳴いた。そいえばお昼ごはん食べてないや。  

誰かがいると自然にご飯の時間になるのだが、ひとりでいるとお昼の感覚が狂ってくる。


そっか。

今日は料理当番とか、順番とかないのかぁ…



のそのそとキッチンに向かっていく。

らんな『お昼なんにしようかな?今日はおしゃれにオリーブとか入れて……』


……?


ガサゴソ……


オリーブがない?

わわ切らしてたかぁ…………(ó﹏ò。)



〜 やっさい野菜、やっすい野菜、ほんとは果物も売ってるよ 〜♬


いつもの野菜屋さんだ!

らんな『はいはーい、オリーブくださいな〜』


ガチャ………

ドアを開けてはっと気づく!
らんな
『家を出ちゃだめ……っ!?』



ドアギリギリのとこで踏みとどまり、野菜屋さんに声をかけようと………
(あの〜ここまで野菜持ってき……


いやいや、こんなこと言うのおかしいよね。
迷惑かけちゃう(。>﹏<。)




よし………
門から出なきゃ良いんだから…っ!
だいじょぶ、だいじょぶ………

らんな『くださいな〜』

オリーブと美味しそうなりんご🍎を1つ。
うらんが美味しそうにかぶりついて食べている姿を思い浮かべるだけで、なんだか顔がニヤけちゃう。

八百屋『らんなちゃん嬉しそうだね? 
そういう顔してると今日はいいことあるってもんだ。』

らんな『ほんと?!嬉しい〜』
…ほんとは運勢的には最悪なんだけどね。

占い的には
『とんでもないことが起こり迷子になる』
『それから………』なんだっけ。

続きがあったけと思い出せない。



むむむむ?

なんだたかなぁ……(*ơ ᎑ ơ )?
ま、いっか!


いったん門の外まで出ちゃったけど……
こんなとこで迷子になるわたしじゃない。


だって家の前なんだよ?

らんな『ほっ!』
トンっと軽くジャンプして門の中に入る。
(ほら、ちゃんと戻れるじゃない。)



らんなは家の中に入った。

30分後


らんな『あはは(。>∀<。)ぴろさん、おもしろ〜い、芸人さんとしてはそのクジ正解〜♬
テレビを見てくつろいでいると……?
ぴんぽーん♬



『あれ?こんな時間に誰かしら。
はいはーい今出まーす。』

たたたたたっ



『以前助けてもらったポワといいます。お礼をさせてくだ……』




カチャ

もう……なんなのよ!


1時間後

しーん。
なんでもない時間が流れる。



ヒマだ………。

話し相手もおらず何も起こらない。
バタバタ暴れるうらんも、しきりに研究結果を見せてくる妹も、体力勝負を挑んでくる妹もいない。

んんんんんん。ヒマだ。

うん。
こんな時は……教会の掃除をしよう!



てきぱきてきぱき!

教会の掃除をしていると……?
『大変だぁああああっ!』 
『衛兵をっ!軍を!』

大きな叫び声が聞こえたっ!!


らんな『えっ?』





見ると街の中にラフィが入り込んでいる!

ラフィくらいは…どうというものでもないが……門のほうを見るとラヴァーカが門番に襲いかかっているのも見える!

らんな『いけないっ!』


衛兵に支援魔法をかけつつ、指先を艶やかに伸ばして優雅に………舞うように…

手首をクンっとひねると、薄っすらと輝く魔力でできた扇が現れるっ(๑•̀ㅂ•́)و✧

らんな『花鳥風月っ!』

らんなの回転に合わせて薄っすらと緑白に輝く魔力の渦ができ、やがて猛き光の渦となって周りのモンスターを巻き込み四散する。

舞うように護る純支援【舞護maigo】とはよく言ったものだ。



騒ぎを聞きつけたマーケット前の冒険者たちが思い思いに武器を構え、まちなかに入り込んだラフィを次々と片付けていった。

らんな『さすがね……

ここは任せても良さそう!
ちょっと街の外も見てきますね!』

衛兵『お願いしますっ!』

らんな『任せてっ!』




街の外に出たらんなの目前に広がっていた光景は…………


無数のラヴァーカの群れだった。

普段の大人しさは微塵もなく、すべてのラヴァーカが怒り狂っている。

ドドドドドドドドドドドドドドドドドド

ラヴァーカは大きな音と、揺れとともにらんなに突進して来るっ!



この数でも街にいる冒険者がいれば、大丈夫だろうけど…………わたしは……

ひとりで街の外に出てきたのを後悔した。
誰か一緒に来れば……良かった!!



1歩も動くことができず、ただ立ち尽くすのみ。
足元には警告床が無数に広がっていた。

らんな『て…………』


らんな『テレポ……』

シュン……!

呪文は詠唱完成前に……発動した。

らんなの身体が紫のまばゆいヒカリに包まれ、それに音もなく吸い込まれる……



やがてその光も虚空に消え………

………あとには何も残らなかった。


つづく


  次回予告

家を出たらだめとあれだけ言われてたのに…
意図せず失踪してしまったらんな……!
(らん『まいごじゃないお!』)



次回らんな劇場
曖遠の希援第三話『密かな失踪』
お楽しみにね(o^-')b♬


はい!

ということで第二話をお届けしました〜♬
今回もらんな劇場はプロジェクトチームで動いてたりします〜。

あと今回は以前出していただいたスギウーランドさんの『前に助けたモンスターが人間になってお礼してくるやつ』の名シーン(?)として再度Napaさんにも登場してもらいました。

珍獣が出てくる劇場はこれが最初で最後…かな、かな?

第三話もお楽しみになのです〜。


でわでわ……

今日も元気に
行ってらっしゃーい♬

またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆