1515.【らんな劇場】聖なるチカラRev.③ 〜岐路に立ち〜 | 魔道士らんなのトーラムまいご日記

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2015年7月から連続更新中っ


Twitter垢 @Ran_Toram

おはよん(*゚▽゚*)/なぁー
らんです!



今日は
【らんな劇場】
聖なるチカラRev.第3話を
お届けしまーす。


魔法が使えなくなってしまったらんな
一応強がりはいったものの……

これからどうなってしまうのかっ
タイトルも含めてご覧くださいませ(o^-')b



でわでわ……
はじまりまーす


ぶーーーー(はじまる音)

:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:

「…………リアっ………っ!

「グロリア!……

グロリア……っ!

うーー(。>﹏<。)
サンクチュアリっ!」

薄暗い地下の倉庫に響くか細い声。

何度も何度も繰り返しているのだろう。
かすれゆく声がそれを物語る。
誰にも見られず入った倉庫には
ねずみ1匹いない。

ただひとり………詠唱を黙々と続ける………



らんな「はぁっ…はぁっ…

肩で息をするらんなにはかなりの
疲労が見て取れた。
髪は乱れ、神官服にも汗が滴っている。

らんな「もっかい…っ!
サンクチュアリっ!」

いつもなら、ほんのり暖かく
手のひらに灯る聖魔法のヒカリは
全くといって光る気配もない。

ただ…
虚しく声だけがこだまする。





ぺたっ………

らんなは肩で息をしながら崩折れた。
誰もいない倉庫の中、
らんなが落とす揺れる影の中に
数滴の雫がポツリ、ポツリと落ちていった。



:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:


あれからいろんな文献を読み漁った
図書館にもこもり…
らんにゃ所有の禁書にまで手を出す。


しかし…
どこにも神のチカラについて
書かれているものは無かった。

神は迷えるものを救うはず。

支援魔法は神よりの授かりもの
なのに……なぜっ?!

らんな「わたしには………チカラを
使う資格が無いってこと…?」


らんなはベッドに伏して泣いた。
静かに、静かにたくさん泣いた。





らんな「う………ううん」


真夜中に寝返りを打って目覚める。
どうやらそのまま眠ってしまったらしい。

机の上には冷えた食事に布がかけられて
置いてあった。
誰かが作ってくれたんだろうか。


ぱちくり
まばたき一つ。


真っ暗な部屋の中で、殆ど見えない天井を
見ながら、らんなは考える。



このまま魔法が使えないなら…

もう違う道に進むしか…無い。

魔法に頼らない剣士か弓師…
それか学者さんか…………



剣士になるにはどうしたらいいんだろう?
軍隊に入る…とか?
傭兵さんになる…とか?


弓師さん…?どこでみんな覚えてるの?




そして…もしなれたとして………

もう…わたしは……………
人は護ることが……出来ないの?


はぁ…

幾度となくつくため息は何度目だろうか。

しばらく天井をじっと見ながら考え…
そしてまた。

静かに眠ってしまった。







そして次の日の朝。。。

らんなの部屋から、
書き置きが1枚見つかった。

『たびにでます。
さがさないでください。らんな』



誰もいない部屋には、
埃一つ
落ちてはいなかった。

つづく


:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:

はいっ。
らんなの性格ならこうするでしょうね。
以前は描かれていなかったらんなの苦悩

はたしてどこに行って
しまったのでしょうか?
って………みんな知ってるか(*´艸`*)




でわでわ……

続きをお楽しみに(o^-')b


今日も元気に
行ってらっしゃい(o^-')b

またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆



:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:
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今度の7/6は双剣グループと
サポートグループの合同交流会が
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※告知ポスターは試作品です。
わたしのパラしか載ってないので
とりあえず作ってみただけ(〃∇〃)


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ぜひ来てくださいね(o^-')b




過去記事とリンク集【らんなび】