オートモビルカウンシル(7):ランボルギーニ・エスパーダ | オヤジのおもちゃ箱

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オートモビルカウンシルのブログネタ。

今日はいよいよ最終回です。

最後はやはり、あのクルマでしょう!

ランボルギーニのエスパーダ。😍🤩😍

このクルマはランボの中では一番好きだし

ガンディー二の最高傑作だと思っております。 

 

 

「エスパーダ」はポルトガル語や

スペイン語で‟剣”を意味するらしい。🗡️

全高1185mというシャープなボディは

自ずと鋭利な刃物を連想してしまう。

更に車高が低い事で有名(?)な

ロータス・ヨーロッパは1,100m前後。

エスパーダが4シーターである事を考えると

‟驚異的な低さ”と言っても良いと思う。

3ドアなので、後席に乗り込むのは

さぞかし大変でしょうね。😁

 

 

本当にカッコいい!

隣のカップルの若い女性が

「わぁ~ 綺麗なクルマねぇ~!!」🙆

と感心していました。

 

若いのに、大したものです。🐮

 

 

個人的には斜め後方からの佇まいが大好き。

フェラーリはレース活動の為に

量産車を販売していたメーカーですが

実用性あるGT(グランドツーリング)を

目指していたのがランボだと思います。

 

 

内装も素晴らしい!

欧州は馬車が普及していた所為か

インテリアのデザインが抜きん出ています。

 

 

それに比べてると日本の場合

馬を去勢する文化が無かったので

馬車が普及しなかったという説も。

神経質な馬が街中で暴れ始めると🐴

とても厄介ですからね。

やはりクルマのインテリアは

文化の違いが反映されているようです。

 

 

割り切りの良いフロントマスクの意匠。

現在のクルマのようにゴテゴテと

余計な装飾は施されていません。🤔

 

 

ランボルギーニはイタリアの

エミリオ・ロマーニャ州のブドウ農家出身の

フェルッチョ・ランボルギーニが

農業用トラクターの販売を始めた会社です。

自動車の製造に乗り出したのは1963年の事。

その後のオイルショックの影響で

1974年には全ての株式を手放してしまう。

創業者が自動車ビジネスに関わったのは

僅か11年という短い期間でした。

そしてこの11年間に名車中の名車を

次々と世に送り出しています。

当然今でもランボルギーニは

自動車の製造販売を手掛けていますが

ドイツ資本(VW)が支配しており🇩🇪

何だか違和感を感じてしまう。🤔

新興国の需要を巧みに取り込んで

ビジネスとしては成功しているようです。

 

 

自動車業界を去ったフェルッチオは

ワイン造りに専念します。

エミリオ・ロマーニャ州は

ハムのプロシュットやパルミジャーノ・レッジャーノチーズで有名な地域。

最後は自分の出自である農家として

1993年に生涯を閉じました。

 

 

フェルッチオ・ランボルギーニ

マルチェロ・ガンディー二

ジャンパウロ・ダラーラ・・・・・・・

 

夏草や 兵どもが夢のあと