ノスタルジック2Days:‟遮眼帯”の独逸と‟なんでもあり”の仏蘭西 | オヤジのおもちゃ箱

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行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず・・・・・・

 

そういえば誰かが言ってたなぁ~🤔

ドイツ人にとって自動車は

日本人の‟米”みたいなものだと・・・・🇩🇪

 

ドイツにはVWやベンツ、或いはBMWといった民族系のメーカーと

フォードやオペルのような米国資本の会社が存在します。

今回紹介するポルシェは民族系のメーカー。

ポルシェの凄いところは

他の高級スポーツカーブランドのように

身売りをしていない事だと思う。

ちなみにポルシェが今迄に販売したクルマの約7割が

今でも現役で走っているそうです。

ブランド力の為せる技だなぁ😲

 

 

ポルシェの代名詞ともいえる911。↑

1963年にデビューして今でも生産されてます。

画像のモデルは911Sで年式は不明ですが

1963年から1973年までに生産された

所謂‟ナロー・ポルシェ”。

オヤジの世代はナローと言えば

‟ナナサンのポルシェ”(1973型年ポルシェ・カレラRS 2.7)でしょう。

「サーキットの狼」に登場した早瀬左近のクルマ

と言えば分かり易いかも・・・・

 

 

911は長らく空冷エンジンに拘ってきました。

「拘った」というよりもファンの要望で

空冷を止められなかったのでしょう。

911の生産を続けている間にデビューさせた

928や944は共に水冷エンジンです。

 

如何にもドイツ的な拘りだと思う。

実はドイツは昔から

遮眼帯的な技術が散見されます。

 

 

上の画像は「グスタフ」の愛称を持つ

ドイツのメッサーシュミットBF109。

第二次大戦中の主力戦闘機です。

スペックも素晴らしく

エンジンは機械式の燃料噴射でした。

でも、スペックで劣るスピットファイアに敗れてしまう。

メッサーシュミットは軽量化を追求し過ぎて

増槽タンク(吊り下げ式で空中戦の際には落下させる)無しでは

15分程度しか戦えなかったそうです。

かの「バトル・オブ・ブリテン」で

ドイツが敗北した原因のひとつかもしれない。

 

日本人にもこういうところりますよねぇ~

だからドイツ車が好きなのか?

 

 

遮眼帯。↑

 

 

かつてポルシェのパトカーが存在しました。

計4台のポルシェが高速道路の取締に従事していたそうです。

上の画像はそのうちの一台。

解体寸前だったものをレストアしたらしい。

ちなみにオーナーさんはこの他に

5台の消防自動車を所有してらっしゃるとか。

緊急車両がお好きのようです。

 

 

お次は大好きなシトロエンのDS23パラス。

このクルマのデザイナーは天才だと思う。

もはやクルマを超越していますよね。

メーカーには是非、リバイバルして欲しい。

 

 

超奇抜なデザインなのに

ちゃ~んと纏まっています。🤔

ただ奇を衒っているだけじゃない! 

バンパー一帯型のテールランプは

当時としては珍しかったのかも。

日本人には真似出来ない発想でしょうね。

 

 

興味深い事に、ボディの下部は流線形なのに

キャビンは対照的にスクエアです。

これもスタイリングの‟二律背反”か?

 

 

ウィンカーの位置も「?????」。😲

DSのデザインは全て「わかりましぇ~ん!」

でも魅力的なのは事実です!

これが本当の‟アヴァン・ギャルド”か?フランス