熊本地震で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りし
被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/05/ranpante2002/a3/68/j/o0560037414423344141.jpg?caw=800)
上の画像の、横に走る赤い線は中央構造線と呼ばれ
太古に日本列島の北側半分と南側が衝突した部分。
その後、本州が裂けて形成された地溝帯がフォッサマグナです。
中央構造線に沿って、何故か有名な神社仏閣が並んでいます。
鹿島神宮には要石(かなめいし)と呼ばれる
地震除けの石が伝たわるそうです。
これは何かありそうだ!
今回オヤジが注目したのは
中央構造線と、フォッサマグナの西端にあたる糸魚川ー静岡構造線がクロスする諏訪大社。
やたらと気になったので、先週の土曜日に訪れてみました。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/05/ranpante2002/6c/43/j/o0560037314423344156.jpg?caw=800)
実は諏訪大社、4つの宮に分かれており
最初に訪れたのが諏訪大社上社本宮。
神話の世界では、出雲の国を譲れと迫る天照大神の部下に
大国主の次男である建御名方神(たけみなかたのかみ)が力勝負を挑みますが
敗走して諏訪湖に逃げ込み、“国譲り”が成立した事になっている・・・・・
建御名方神(たけみなかたのかみ)は大そうな力持ちで
日本の相撲力士の始まりだと考えられているそうです。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/05/ranpante2002/9f/78/j/o0560037314423344173.jpg?caw=800)
上社本宮には土俵がありました。
そもそも諏訪湖は、活断層の動きが形成した台地の“裂け目”に水が溜まったもの
場所も中央構造線と糸魚川ー静岡構造線のクロスポイントといいますから
相当な地震が発生した可能性はある。
しかも、近くに八ヶ岳がそびえていますからねぇ~
古代の人々も地震には困り果て
宗教的な儀式で、台地の怒りを鎮めようとしたのかも?
そんな推測をすると、中央構造線上に著名な神社が点在するのも頷けますね。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/05/ranpante2002/c1/01/j/o0560037314423344193.jpg?caw=800)
上の画像は上社本宮の拝殿です。
普通、神社の拝殿は南を向いている事が多い。
でもここは、出雲(西側)を向いているようです。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/05/ranpante2002/c4/46/j/o0560037314423344215.jpg?caw=800)
こちらは上社本宮からクルマで5分くらいのところにある上社前宮。
本宮と比較すると小じんまりしており、パワースポットとして人気だとか・・・・・・・・
そもそも神社が何故にパワースポットなのでしょう?
確かに地殻変動は地球のパワーだと思いますが
構造線のクロスポイントなんて“地震の宝庫”みたいな感じがするので
危なくて、パワーを貰えるどころじゃないと思うのです。
災害だらけの日本列島に住む現代人に向けた
メッセージが込められていると考えた方が良さそうです。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/05/ranpante2002/4a/bc/j/o0353053014423344239.jpg?caw=800)
ところで、上社本宮と前宮種変には巨木が林立しています。
有名な御柱祭が7年ごとに執り行われる。
そういえば神さまって、一人二人(ひとりふたり)とは数えず
一柱(はしら)、二柱(はしら)と数えたよなぁ~
とにかく意味深です。