地震に強い古代からの聖地 | 運の良い座敷童子的な生き方

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こんにちは。

わたしが住む広島市でも、道路の情報表示板に「南海トラフ巨大地震注意発令中」と表示されるようになってしまいました😅

なお、今日からさらに運気は不穏な感じになっていきますよ。





さて、先日宮崎県日南市の海岸線で、震度6弱の地震がありましたが、あそこには鵜戸神宮が鎮座しています。

この鵜戸というのは、海の洞窟のことで、ご神体はイワクラとなります。

この鵜戸こそ、




縄文時代からの聖地




となるのです。


※鵜戸



今回の地震により、参道に20メートルのヒビが入ったり、石灯籠が倒れたりしましたが、岩屋は無事でした。

これが、縄文時代からの聖地である証であり、地震などの災害をいくたびも乗り越えてきた歴史があるのです。

そう、これは縄文や弥生由来ではなくても、




古い神社が建てられている場所は災害に強い、





と言われているのです。






熊本地震で倒壊した阿蘇神社の楼門ですが、本殿は無事でした。

もし倒壊すれば、2000年ぶりである、ということです。

そこには不思議な法則があり、古い神社にはひとつの基準があります。

それが、




1100年前に成立した延喜式「神名帳」に記載されている神社である、




という基準です。

これは967年に施行された律令制時代の法制書であり、現在では、日本最古の神社神道の根本資料となっています。

つまり、朝廷公認の神社であり、いわゆる格付けのひとつになっているのですが、この延喜式に載っている神社は全部で2861社となり、厳格に格付けされているのです。




現在は8万社ある神社ですが、明治時代まではなんと20万社ありました。




つまり、平安時代から明治時代にかけて、爆発的に神社は増えていったのです。




そして、今から1000年までさかのぼれば、神社の数は減ってきて、それこそ日本の根源地でもある、のですね。




そして、神名帳には、名神大社・大社・小社などの区別が厳格に付けられ、いわゆる称号となっています。




その中でも官社として第一位となっている特別な神社を、名神大社と言います。





そして、民社として第一位となっている神社を「一宮」と言うのです。





このどちらも有している神社があるのです。

そこは、絶大な地域の信仰を集めている、日本が誇るべき古社である、ということですね😅



※けっこう古いぞ!



その根源地こそ、縄文時代からの聖地を引き継いでおり、





災害からもいくたびもよみがえっているのです‼️



※土佐神社⛩️



南海トラフ地震注意報で大変な高知市は、土佐国一宮、土佐神社まで逃げれば、助かる可能性がある、ということですね。

※土佐神社は名神大社ではなく、大社となります。




事実、土佐神社は山側にあり、ご神体の礫石はここまで移動してきているようなのです。





ということで、お近くの一宮や鎮守さんなど、どこに神社があるのかを確認しておいてくださいね✨





そして、名神大社でもあり一宮でもある日本の誇るべき古社をご紹介します。

今回は、関東版と東海版をご紹介します✨

住所も載せますので、ぜひその地域名も感じ取ってくださいね。




尾張国一宮、真清田神社(愛知県一宮市真清田)




駿河国一宮、富士山本宮浅間神社(静岡県富士宮市宮町)




甲斐国一宮、浅間神社(山梨県笛吹市一宮町一ノ宮)




相模国一宮、寒川神社(神奈川県高座郡寒川町宮山)



※今夜はお祭りです!



武蔵国一宮、氷川神社(さいたま市大宮区高鼻町)




安房国一宮、安房神社(千葉県館山市大神宮)




上総国一宮、玉前神社(千葉県長生郡一宮町一宮)




下総国一宮、香取神宮(千葉県香取市香取)




常陸国一宮、鹿島神宮(茨城県鹿嶋市宮中)





となります。

まさにそうそうたる神社ですね😅

いったい何を恐れて、何を鎮めようとしていたのか、わかるような気がしますね。





ということで、油断大敵ではありますが、

ぜひお近くの一宮や古い神社などをご参拝してくださいね✨