アマテラスは南九州出身? | 運の良い座敷童子的な生き方

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運の良い経理事務。 神話ファン。星読みをしています。

こんにちは。

今日はが獅子座で、火星も獅子座、水瓶座には冥王星、そして木星や天王星などの牡牛座ステリウムの凶角がけっこう効いております。

体調不良などには、ぜひ、気をつけてくださいね。





さて、うちの読者さまが、「考古学者の旦那の書棚の整理をしていたら、こんなが出てきた」のだと、写真を送ってくださいました。



 

「読みませんか?」

とおっしゃってくださいました😅

お、おう、読むぜ。

 

 

 

 

さて、島根県にある石見国一宮物部神社は、宇摩志麻遅命(ウマジマジノミコト)を祀っており、物部氏の始祖は饒速日(ニギハヤヒ)とされております。




わたしは去年の夏に「ニギハヤヒについて記事を書いてくれないか」という謎の声に導かれ、日本誕生にもとづく場所を回っております。

これ、脚色でも何でもありません😅


物部神社


 


結局、書けないことの方が多いなあという印象です😅

ネットでよくムー的な解釈をされているかたがいますが、そういったトンデモ説ではなく、もっともっと、日本の根幹の風土に根付いたものとなります。

すべての証拠は生きている人々、なのですよね😅

 

 

 

 

さて、そんなニギハヤヒのルーツを探っていくと、邪馬台国の卑弥呼や、桃太郎のキビツヒコについてわかってきましたので、先にそっちを書きました😅

偶然にも、旅行先が阿蘇だったからです。


桃太郎とキビツヒコ


 

というわけで?のんびりと続きをやっていきます❗️

ちなみにニギハヤヒは九州にはいなかったです😅

 

 

 

 

「なんでニギハヤヒを追っていくと、ヒミコに辿り着くの?」

と疑問に思うかたがいらっしゃるかもしれませんが、実はこの日本国🇯🇵は、縄文人+弥生人の混合ダブルスなのです。




縄文人とはなんぞや?

というと、2500年以前の始代から住む人々を指し、日本列島は環太平洋火山帯にあるため、荒ぶる火の神を信仰して、火山のそばに住み、火のよって形成される岩石や土に神秘を見出していたのです。

世界的に見ても、ちょっと変わった人々でもありました。

 

 

 

 

いっぽう、弥生人というのは、

大陸から稲作文化が入ってきたため、構造的変化をもたらし、それによって画期的な文明の知識を持って時代を開拓した人々です。

その象徴が神武天皇であり、わたしたちは神武天皇の子孫でもあり、現代におけるすべての恵みは、このときから増幅したのです。

 

 

 

 

ちなみに、くっきりと分断されているのではなく、共存しており、結婚によって徐々に統合されていった感じですね。

決して殺戮と侵略だけではなかったのです。




 

大和朝廷が成立したのは、卑弥呼亡きあとの古墳時代ですが、西暦400年ころから、大量の渡来人が流入してきて、天皇と蘇我氏の連立政権になってきました。

仏教伝来は538年。

お寺を作ると、疫病が流行ってきたので、蘇我氏と物部氏が対立してしまいます。

この後に登場したのが聖徳太子なのですが、このとき、今のウクライナではないのですが、日本は危機的状況に陥っていたのです。

 

 


 

それを回避したのが、聖徳太子なのです。

実在するともしないとも言われますけど、わたしは「官僚の集合体」なのだと思っております。

 

 

 

 

色々とあって、だからこそ、古事記と日本書紀が作られました。

それぞれ、特色があります。

古事記…国内向け、天皇が統治する正統性を記したもの。712年編纂。

日本書紀…海外向け、日本の王は天皇であることを主張するもの。720年編纂。

 

 

 

 

タイトルのアマテラスというのは、天皇家の始祖であり、伊勢神宮の祭神であり、わたしたちの総氏神です。

天皇家の始祖は、海幸彦山幸彦でもありますね。

そう、南九州なのです。

さらにその始祖がニニギノミコトに当たります。

 

 

 

 

なぜ、出雲の国譲りのあとに、ニニギノミコトは日向に降り立ったのか?

 

 

 

 

というと、

 

 

 

 

出雲には降臨できなかったから、かもしれないですね😅

だから、ニニギノミコトは九州に降り立った、

このアマテラスのルーツこそ、

 

 

 

 

海人族

 

 

 

 

なのです。

「あまぞく」と呼びます😅

あま=海=天であります。

実は奈良時代に編纂された古事記と日本書紀には、ひとつ大きな違いがありまして、

 

 

 

 

古事記は海人族の直系が書いた、

 

 

 

 

日本書紀はヤマトの直系が書いた、

 

 

 

 

のです。

「同じじゃないの?」と思った方、いいえ、違うのです。

このヤマト国というのはですね、「海人族を同化合体させていった」のです。



 

これが日本のややこしいところなのですが、日本は「共和国」なのですね。

たくさんの部族が集結してひとつの帝国を作り上げているのですが、決して王国ではないのです。

だから、今でもみんな好き勝手言うのです😅

 

 

 


 

日本列島にはたくさんの海流が流れているので、黒潮に乗って物や人や文化が流れ着きました。

これを海のシルクロードと呼びます。





日本は島国で、大陸からは陸路がないので、海路のほうがはるかに早かったので、海や川の神格化が祭神となっているのです。

長い歴史の中で、南海の海から多くのものが流入してきたのだと思います。

おそらく、数万年かけて。

 

 

 


海洋民族というのは、はるか縄文時代から日本列島に移り住み、その地にもともといた縄文人と共存していました。

共存できていたのは、すみわけができていたからなのです。

なぜかというと、住んでいる場所と信仰対象が違っていたからです。

 

 

 

縄文人…火を信仰、火山のそばに住む

 

 

 

海人族…海や川のそばに住む

 

 

 

 

さて、この「海人族」は多種多様ですが、代表的な信仰していた部族はこちらです。

 

 


 

丹後国一宮籠神社(京都)…海部氏(祭神は彦火明命(ヒコホアカリ))


摂津国一宮住吉大社(大阪)…津守氏(祭神は住吉三神)


尾張国三宮熱田神宮(愛知)…尾張氏(祭神は熱田大神こと天照大神)

 

 

 

 

ですね。

海外に開かれた港町にある、というのが特徴なのですね。




では、縄文時代の信仰というのは?

というのは、山の神、でございます✨

カンナビと呼ばれる霊山は、縄文時代からの聖地であったりします。

海のそばにも、縄文時代からの聖地はたくさんございます。

というのも、縄文時代の人々は釣りや漁をしていたからです。

 

 

 

 

聖地はそのまま引き継がれて、祭神が変更になる、のかもしれませんね😆

 

 

 

 

なお、アマテラスは南九州からやってきた、というのは、けっこう八幡神の起源にも関わってくるのですが、アマテラスの本名にちなんだお話が、南九州には点在しています。

 

 

 

 

アマテラスは太陽の神ですが、籠神社のヒコホアカリの別名がニギハヤヒなのですね。

ニギハヤヒは謎が多く、ミステリアスな神で、ニニギノミコトよりも早く降臨していた、という名前が「饒速日」です。

だから、本当の初代天皇はニギハヤヒではないか、と思うのですが、彼の名前は神武天皇の東征で出てきましたが、実際はもっと古い神さまだと思います。

 

 

 

 

そして、住吉三神というのは、オリオンの三つ星を神格化しています。

なぜかというと、船に乗る時というのは、星が方角を示してくれていたからなのです。

その代表格が、北極星です。

 

 

 

この北極星は古代道教でいう「北辰」となります。

伊勢神宮の祭祀でも「太一」が見られますが、あれはアマテラスのことを指しますよ。

同じように、「月」の神格化であるツクヨミも、航海には欠かせないものでした。

 

 

 

 

その北極星が通るルートが北斗七星なので、アマテラスを入れると、「北斗八星」となります。

だから、「はち」の文字があちこちの神社で見られるのですね😅

実際に、8はすごい!

だって文字だけを見ても、循環しているからです。

ちなみに上が女性性で、下が男性性です。

8になると、道が開かれて現実化する、というわけですね。

 

 

 

 

伊勢神宮の祭神であるアマテラスは、まさに日本を成長させた恵みの神であり、日本の総氏神なのだ、とわたしは思いました。

アマテラスは八咫鏡をはじめとする三種の神器(八がつく)を手に入れ、

スサノオは八岐大蛇(ヤマタノオロチ)と出会い、ヒーローとなるのです。

 

 

 

ということで、アマテラスは南九州からやってきたのかなあ、と思いました😅

わたしもホロスコープを読みますが、古代の人も星や太陽の方角で同じように空を眺めて生活をしていたのですね。

 

 

 

ということで、アマテラスは、実は南海からやってきた?というお話でした😅

 

 

 

なお、

 

 

 

 

「鹿児島」の語源というのは…

 

 

 

 

もしかすると、

 

 


 

「カギシマ」じゃないのかしら😅





南九州の人だけ、「ああああー!」と思ってくだされば嬉しいです😅




歴代の卑弥呼たち


コノハナサクヤ


 日本の聖地