こんにちは。
わたしは去年にタロットカードをやり始めたのですが、ここで大変な事実に気が付いてしまったのです😅
それが、悪魔のワナの正体、ですね。
※ライダー版 「悪魔」
悪魔というのは、大アルカナの14番「ザ・デビル」。
額に逆五芒星を持ち、角の生えた男性と女性を鎖につないで従えています。
この男女は人間に近づくときのカモフラージュを表しているのですって。
「無邪気さ」と「純粋さ」を装って接触してくる、悪魔の手下。
甘い果実を手にしてしまい、もう逃れられない。
わたしは今まで、悪魔というとなんとなく、
「負の感情」だとか、「憎しみ」だとかそういった悪意的な印象を持っていたのですが😅
どうも、それだけではなかったのです。
心の隙に付け込んでくるげに恐ろしき悪魔のワナ。
そう、それは、
誘惑
だったのですね。
悪魔のワナは「誘惑」から始まる。
真の悪魔は「人間の意識」に棲みつきます。
そして、ネガティブな思考に寄り掛かった人間に、「悪魔のささやき」をそっとつぶやく。
それは、耳で聞こえるのではなく、「さもいま思いついたように」意識の底に浮かび上がらせる。
言葉巧みに近づき、最初に甘い蜜を与えるのです。
そして次第に、惰性や欲望に流されていくように、エサをぶらさげる。
例えばダイエットを失敗する、というのも、意思が弱いだけではなく、
「やってくる誘惑に負けてしまう」のが原因ですね😅
人に対しての憎しみや怒りで毎日を過ごすのはとても苦しいですが、
誘惑に駆られて、たやすいほうに流れるのは、あっという間、
なのですね😅
つまり、一生続いてしまう。
誘惑の威力とは、抜け出せないこと、なのです。
あらがってもがき苦しむよりも、楽なほうに流れるほうがたやすい、ということですね。
この誘惑のなにが恐ろしいかというと、いつのまにか心の隙に入り込んでくる、ということなのです。
何か社会のために役に立ちたいと起業したのに、
お金をもっと稼ぎたいという「欲」にすり替わってしまう。
すると、「社会のために役に立ちたい」という大義名分を抱えつつも、真の目的はお金となる。
人生の最も深い落とし穴というのは、
この、
誘惑を目的にしていることに気が付かない、
ことにより、這い上がれないほどの大ダメージを受けてしまう、ということなのです。
まさにこれぞ悪魔のワナ。
芸能人なども、お金や麻薬や不倫などに落ちていき、消えていく人も多いですね。
神仏は思念を変えられる、とわたしは思っているのですが、
心の隙に入り込んだ悪魔も、これがおそらくできるのです。
ちょっと目につくものを変えていく。
その「ちょっと」をそっと、依存性のあるものにすり替えていく。
すると、気が付くと、対象物が変わっていく。
人にちやほやされることに快感を覚え、技術を磨くよりも、人の注目のもとになりたいと願ったとき、
心の隙に悪魔のワナが入り込み、いつのまにか動機が切り変わり、本人だけが気が付かない。
周りだけがあれ?と気が付くのです。
「あの人、なにか変わったね」と。
卑しい方向に変わっていく人には要注意ですね。
成功法則って確かにあると思うのですが、重要なのが「手段だけをまねても、返ってくる結果が同じだとは限らない」点ですね。
なぜなら、動機がすべてを左右するからです。
動機によって発するエネルギーが違うからなのです。
そういった心の深淵には、自分でも自覚しづらいので、すり替わっていても誰も気が付かない場合があるんですよね。
つまり、誘惑を避ける対策は、
自分を常に見張ること、
ですね😅
というわけで、恐ろしき悪魔のワナに足元をすくわれないために、誘惑には負けないでくださいね✨
楽しいことは、楽なことだけではなくって、
時間を忘れて取り組めることですから。