【神衣の写真を追加しました】出雲大社の古伝からの神迎えと神送り | 運の良い座敷童子的な生き方

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こんにちは。

今日は祝日で、10日間ぶりに家でゆっくりと過ごしております😅

いや〜、この10日間、楽しかったのですが、忙しかったです😅💦

午前中に、出雲大社広島分祠を参拝して、猫とまったりしておりましたよ✨





さて、いよいよ今夜から、出雲地方で神在祭が始まります。



※神迎祭の神さまがお越しになられた、神衣を追加しました。

こちらは石見国の読者さまからのご提供です😆♪

講座に来てくださったかたなのです✨




連写した一枚だけ写っていたそうです。



※稲佐の浜にて



この日本国内には八万社の神社があるのですが、幾世代にも渡って崇拝されてきた全国の神々が、年に一度だけ集うのが、出雲の大社です。


出雲大社


※大国主と幸御魂



さて、大社といえば、出雲大社のことを指しますよ。

出雲大社というのは、神代から大国主さまが坐します、幽玄なる聖域なのですね。





さて、全国から神々が集まってくる、という説は平安時代の文献などに記されています。




伊邪那美を慕って集まってくるという説もありますが、

なぜ神々が出雲に集まってくるのかは、古事記での国譲り神話の際に、




「これからは幽れたる神事を治める」




と大国主さまが述べたため、

この時期に、来年度の目に見えないご縁を結ぶ、神謀りと呼ばれる会議を行っていると伝わっておりますよ。




しかし、あくまでもそれは中世からの俗信とされており、それ以前の出雲地方には古伝の神祭りがあったのです。





神々を稲佐の浜で迎えるのが、神迎え、





元の世界に送り返すのが、神送りとなっております。




これを、カラサデ(神等去出)と呼んでいます。




「おたち〜おたち〜♪」ですね😆


※稲佐の浜



そして、この時の八百万の神々の先導となるのが、この時期に稲佐の浜に現れる海蛇のセグロウミヘビ🐍なのですが、これを龍蛇神と呼び、祀っておりますよ。




常世の国から現れる少彦名命(スクナビコナ)をはじめ、出雲大社にゆかりのある神々が一同に介するようです。




新潟県の糸魚川から、翡翠の女神、奴奈川姫もお越しになられるようですね😆✨✨


※奴奈川姫の神在月



糸魚川の翡翠を持っていらっしゃるかたは、ぜひ出雲に持ってきてくださいね♪




なお、諏訪大社のタケミナカタは、身体がとても大きいので、来られないのだとか😅

さすが諏訪湖の龍蛇神、身体が大きいのですね💦





なお、伊勢の神さまなど主要な神は、半年後の神在裏月祭に出雲に来られますよ✨


※高志から出雲へ「神在月」



なお、龍蛇を祀っているのは、出雲大社・佐太神社・日御碕神社ですが、日御碕神社は参拝者の拝観を許してはおりません。





ぜひ、祀っている龍蛇神をごらんくださいね✨✨



なお、神のいます期間は厳重な物忌みが求められ、音楽や、針仕事、神を結ったり、刃物を使ったり、洗濯したりなども慎んでいたのが、古伝の神在祭でございます。




縄文時代からの日本人は海洋民族であり、神は海から訪れて海へと帰っていく、という信仰が、この地域にはあったのです。




「大祓」の祝詞においても、この世で生じた罪や穢れを祓ってくれる黄泉の国の入り口は、この出雲地方にあると伝わっておりますよ。


ケガレと黄泉の国


そこは、隠陽が重なった場所であり、わたしたちの罪や穢れを祓ってくれる作用もまた、この地方にあるのかもしれないですね😆




と言うわけで、浄化の強い出雲大社と神在祭に、ぜひいらっしゃってくださいね✨

土日は混みますので、お気をつけてお越しくださいね♪




ご祈祷


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