こんにちは。
昨日は初の出張マンツーマン講座、山口県へとお邪魔しておりました。
すると、待ち合わせ場所となった、周防国一宮玉祖神社の神職さんから、全国一宮の旧国マップをいただいたのです✨
すんごいタイミングですね✨✨
なんとありがたいことでしょうか😆
さて、防府天満宮前のカフェで講座が終わると、急いで向かったのが、こちらの山口市、県庁近くにある山口大神宮。
ここはなんと、西のお伊勢さんなのです✨
PRなどをあまりされていないようですが、周防国を象徴する強力パワースポットとなりますよ。
さて、山口県というのは、長門国と周防国から成っており、
幕末には多くの偉人を輩出し、
源平合戦の舞台ともなった、海路・航路の要所となります。
周防国は山陽道の一国で、室町時代に朝鮮半島の王族を祖とする大内氏が、山口県を平定しました。
山口大神宮は、いまから500年ほど前、その大内氏が、伊勢神宮に心を打たれて、伊勢皇太神宮(内宮)の分霊を勧請した神社となります。
内宮から直接分霊を受けて、神宮を創建されたのは、明治になるまでは全国でも山口大神宮だけなのです。
もちろん、外宮と内宮がありますよ✨✨
※末社の高嶺稲荷神社♪
そして、外宮と内宮だけでなく、
なんと❗️
多賀大社からの分霊を勧請した、多賀神社もあるのです。
なんて豪華な…😅
こちらの創建は不明で、
もともとは水の上にあった社殿を、昭和24年に山口大神宮内に遷座した古社となります。
さあ、参りましょう。
いざ行かん、西のお伊勢さんへ❗️
この鳥居から空気がガラリと変わります。
夕暮れ時なので、わたし以外はひとけがありません。
こちらが外宮で、祭神は豊受大神(トヨウケノオオカミ)、邇邇芸命(ニニギノミコト)がご鎮座されています。
20年ごとの遷宮のあとが残っておりますね。
清浄な空気です✨✨
伊勢神宮には二つのルールがありまして、
ひとつが斎王制度、
ひとつが式年遷宮です。
斎王というのは、天皇の代わりに伊勢神宮に仕える未婚の皇女のことをさしますが、
わたしはこの巫女が邪馬台国の卑弥呼の正体だと思っております😅
※内宮
奥にあるのが内宮です。
御由緒を読んでいると、びっくりしたのですが…
祭神はもちろん天照大御神(アマテラス)なのですが、
内宮別宮として、荒御魂が、瀬織津姫(セオリツヒメ)となっているのです。
瀬織津姫というのは、ちまたで人気の😅
大祓詞で登場する女神さまなのです。
荒御魂というのは、魂には複数の側面があるよ、という解釈なのですが、
アマテラスの荒御魂は、別の女神さまの名前だったのですね。
※狛犬
思い出したのは、むっちゃんこと、竹内睦泰さんが公表した「正統派竹内文書」です。
須佐之男命(スサノオ)は、とある神さまの荒御魂であると記載されているのですね。
どの神さまなのかは、ここでは伏せさせていただきますが😅💦
魂ごとに神さまの名前が変わる、という可能性を知って、今回はとても納得しました。
山口大神宮の創建に対して、奥書が残されており、土地の選定、工事の進行、材料の運搬が細かく残されているのですが、
さすが、黄昏時のお伊勢さん。
500年前の伊勢神宮の幻影も、浮かび上がらせてくれたのかもしれないですね✨
※岩戸社
そしてなんとこの境内には、天岩戸社がございます。
夕暮れ時なので、こわくて洞窟の中には入りませんでした😅←びびり
古くから霊地として名高い場所で、かの吉田松陰もこの岩戸社を参っておりますよ✨
※木彫りの神馬
と言うわけで、500年前の伊勢神宮の面影を残した、山口大神宮でした✨✨