天狗山を拝みながら 古代熊野大社ミステリーツアー後編 | 運の良い座敷童子的な生き方

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こんにちは。

さて、わたしは3週連続秋の島根県を旅しています。


熊野大社ミステリーツアー 前編


熊野大社を後にしたわたしの前には、旧熊野大社の上の宮跡地が広がっていました。

この日はとにかく太陽の光が強く、カメラのレンズにメラメラと反射をしています😅

太陽って生きているんですね…。

すると、山頂はこちら、と書かれた案内板が、暗い山道を指しています。


なんだか、近そうだ‼️



と思ったわたしの期待は、いつも裏切られるのであります😅

過去には往復3時間を超えた参道、いや山道がありました。

5分だと思ったのに‼️

さて、ここからは注意喚起です。



この山道は非常に危険です。

特に、山道に慣れていない方、足腰に自信のない方、サンダルを履いている方、登山に慣れていない子供はやめた方がいいです。

スニーカーは滑ります。

ワンピースやコートは木の根に引っかかります😅



ここは、山道ではなく、崖です。



行きは大丈夫ですが、帰り道が急勾配でとても危ないのです😅



それでは、行ってみましょう😆

ちなみにわたしも娘も、キャーハッハッハッと歓声を上げながら、楽しく登れました😅

ちょっとアレですよね…。

クライマーズ・ハイ的な🥶

まず、立ち塞がったのが、この巨石。

写真は鮮明に写っていますが、まあ辺りは薄暗い🥶

目の前に鴉天狗が現れそうな雰囲気です。


なんと言ってもここは神域です。

岩が上の方まで聳えたっています。

わたし、ここで気が付きました。

ここ…岩山や🥶



最近、奥出雲にある鬼の舌震(鬼のしたぶるえ)という岩山に囲まれた渓流に行きましたが、今回は川に向かってではなく、山頂を目指して登っているんですね。


鬼の舌震

シダやコケがびっしり生えていて、しっとり水気があります。

水気があるのは、神さまがいる証拠です。

崖ギリギリに山道が続きます。

すってんころりんしたら大変だわ。

水がしたたる岩肌が現れました。

何と、明見水と呼ばれる場所があります。

水場があると、とてもホッとしますね😆

これで目を洗うと、たちまちどんな病気でも治るのですって😆



わたし、コンタクトやった…❗️

とても綺麗な水がポタポタと溜まっています‼️

分かりますか?

岩肌から染み出した水がカメに溜まっているんです。

なんて神秘的。


せっかくなので飲んでみます。

ここは久米神社と呼ばれる神社の跡地です。

かつて神社があった場所でお水を飲んでいるなんて‼️


感動します😆

斜面に沿って、このように薄暗い道が続いています。

この足元の板が無かったら、あっという間に迷い込んでしまいそうです。

斜面に沿って、道は続きます。

暗い暗い森の中、ピリッとした静寂に満ちています。

このように、崖ギリギリに道が続いているのですよ。

そういえば、案内板にもありました。

「くれぐれも足元には気をつけてください」

このように、木をしっかり持ちながら、上へと目指します。

上を見ると、巨石が見えてきました‼️

やはり、古来から、磐座(いわくら)=神域なのでしょうか。

足元は木の幹がびっしり張り出しています。

まだまだ道は続きます。

大きな岩が現れたと思うと、突然、祓所です。


「祓え給え、清め給え」

これを、3回唱えるのです。
意外に娘が困難を極めておりました😅



「は、はらいたまい〜い、きよみたまい〜」



みたいに😅

山奥で、母と娘の祓いのレッスンがしばし繰り広げられます。


その後ろにある巨石を撮ると。

映った‼️


ってか、この薄暗い森の中に、どこに太陽があるのよ‼️



と辺りを探すと、木の葉の隙間から眩い光線が漏れ出しているようです。



ビックリするじゃないですか🥶



それにしても、このタイミングで映るなんて…。

カメラってそういうものなの?

しかし、ここでわたしたち母娘は立ち尽くしました。


道が見当たらないのです。


え⁉️

神さま、どこに道があるんですか。

教えてくださーい‼️

もしかして、この巨石を乗り越えて向かえってことでしょうか。

はい、正解‼️

とばかりに、太陽の目が映りました。

よーし、岩を登ってやるぞおー‼️

するとわたし、木の影に板を発見‼️

ここから登るんですね😆


板も長い年月でコケが生えていて、根っことの区別がつきません。

ここがめっちゃ難所でした。

下が斜面なんですよ、斜面🥶


落ちたら大変です。


これは…帰りはもっと大変なのでは…。

と、ようやくわたしも不安を覚えます←おそっ

辺りがどんどん明るくなってきました😆
太陽の光も応援してくれています。
ラストスパート‼️
もう少し‼️
着いた‼️

ベンチのような、長細い机が置いてあります。
熊野大社元宮遥拝所と書いてありました。


この向こう側にある天狗山を頂上に巨石があり、それが本来の熊野大社という事です。


往古に思いを馳せてご参拝ください、と書かれてありました。
遥か向こう側、天狗山の頂上に熊野大社の古代の御神体があります。


戦乱の世を生き抜いた熊野大社。
熊野大社がこんなに苦労しているなんて、知りませんでした。


山を降り、合祀され、それでも圧倒的な存在感を誇る熊野大社。


いくつもの時代の変換を乗り越え、明治維新の政治の圧力にも耐え忍び、それでもまだ確かに存在しているのです。


この熊野大社の神さまは、もしかしたら、須佐之男命よりももっと、古くから。

遥か古代から、この八雲を守ってきたのかもしれません。
熊野大社はかつては国を代表する国幣大社だったのです。
この遥拝所の上には小銭が横並びになって並んでいました。
それにしても、3週連続で島根の終わりに、こんな風景が拝めるなんて。


どうして、この世は不思議なことだらけなんだろうか。


それともわたしは、神社参拝をする内に、いつの間にか、どこか別の世界に迷い込んでしまったのでしょうか。
さあ、下山です‼️
下山はのんきに写真を撮っていられないくらい、危なかったです🥶


下山の秘訣は、御神木に抱きつくこと‼️


日曜日の足の筋肉痛、久しぶりでした〜😅
下に戻ると、もう太陽の光は映っては来ませんでした。
この逞しい、たくさんの御神木を。

年末にもう一度拝みに来ますので、雪を降らせないでくださーい。
さようなら、熊野の神さま。
さようなら、伊邪那美神社。
そしてありがとう、ボス。


さあ、広島市に帰ろう‼️


ここまで長々と読んでくださり、ありがとうございます😆

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