黄泉がえりの境界地、揖夜神社を参ろう | 運の良い座敷童子的な生き方

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こんにちは。
これは、10月31日土曜日の参拝日記です。

こんなに更新が遅くなってしまったのは、星と神さま2が3日もかかったからです😅


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さて、島根県の揖夜神社(いやじんじゃ)を参拝いたしました。

ご祭神は伊邪那美命(イザナミノミコト)。



創建は不明ですが、日本書紀の頃には社名の記載があり、毛利氏など戦国大名にも愛された神社であります。

黄泉の国へと旅立ち、最愛の夫と別れてしまった女神、イザナミ。

その後、夫であるイザナギは黄泉の国まで追いかけていったのですが、変わり果てたイザナミの姿を見て、逃げ帰りました。



そのイザナギの禊ぎで生まれたのが、アマテラス、ツキヨミ、スサノオの、三貴神です。



なお、住吉三神、綿津見三神もイザナミが産んだとされています。

こちらは伊勢神宮。

どれもこれもケタ違いのエネルギー😆

写真に映っている男性はわたしの旦那です。



イザナギ、イザナミは国産み神話のご夫婦でもあります。

そう、わたしたち日本人は、イザナミに感謝しなくてはならないのですね。



この日本列島を産んでくれたのは、イザナミだからです。



なんてすごい存在なのでしょうか。

おかあさーん😆


わたしが、先週、熊野大社を参拝したとき。

伊邪那美神社のあまりの凛とした静かさに、惹かれてしまい。

旧熊野大社上の宮の伊邪那美神社跡地にも吸い込まれてしまって😅


急遽、予定していなかったのに、車をぶーんと走らせて、こちらの神社に向かってしまいました。

さあ、ここが黄泉の国の境界線です。


驚いたのは、普通に町中にあったことです😅
何となく、町から外れた場所にぽつんとあるような想像をしていたので…。


そして❗️

やはり、おどろおどろしい感じなど全くなく、この気品あふれる佇まい。

とても凛とした静けさを持つ神社でした。
イザナミという女神は、そう言った女性だったのでしょうね。
そりゃ、旦那さまも追いかけていくわよね。


ここは、古事記の黄泉の国の入り口である、「黄泉比良坂(よもつひらさか)」が近くにあります。



黄泉の国の入り口です‼️

ちなみに、「根の国」の境界線でもあります。



以前、黄泉比良坂を訪れていた写真が残っていました。

このとき、黄泉比良坂では、御朱印を始めたばっかりで。



県外から訪れたわたしたち一家は、歓迎を受け、社務所に上がらせていただいたのです😆

よって、わたしにとって黄泉の国の入り口とは、


お茶とお菓子をご馳走になった場所

というわけです😅
よく考えれば、その時から、イザナミの歓迎を受けていたかもしれないのに…
お礼参りがこんなに遅くなるなんて😅

なんてえこった❗️

この近くには、分かりづらい場所にあるのですが、「猪目洞窟」と呼ばれるものがあります。


そこは、夢の中に出てくると、必ず死ぬと言われている場所があるのです。

あ、もちろん行っておりません😅

出雲の構え獅子の狛犬です。
飛びかかる直前のポーズなんですって。
伸びをしているポーズじゃないんだわ😅


と言うわけで、今日は満を辞して、ゆっくりと参拝させていただきます❗️

こちらの神社には、とても特徴的な造りがありました。

なんと、開かれた本殿への道があるのです‼️

本殿を間近で拝めるなんて、なんて素敵な造りなんでしょうか。

ズラリと並ぶ御神木があるのですが、もはや本殿が近すぎて、それどころではありません。

まずは、三穂津姫神社を参拝します。

ご祭神は三穂津姫命。

大物主か、大国主の奥さまだと言われている女神さまです。


そう言えば、大国主さまは、スサノオの実の息子という説もあるんですよ。

本殿をぐるりと回れるようになっているのです。

出雲式に倣って、半時計に回ったのですが、どうも逆だったようです😅

どーん❗️

こちらが本殿です。

その手前に書いてある注意書きに、こう書かれていました。



「ご神座はこちら向きに御鎮座されています」



おお、すごい😆

ここから拝むのが、一番良いということですね‼️

立派な本殿ですね。

こちらは韓国伊太氐神社です。
ご祭神は素戔嗚、五十猛命。
息子と孫がご隣にご鎮座されているというわけですね。

そういや、スサノオが暴れ狂ってお姉さん(アマテラス)が岩戸に隠れてしまったのは、お母さんが亡くなったからなんですよね。
とにかく、御神木が立派です。
優雅なのが、本殿の背後が竹林なんですよね。

ちょっと気になる木があったので、裏山に入り込んで、こちらの写真を撮ってきました😅
ひときわ目を引くのが、このエリア。
荒神社です。
ご祭神は須佐之男命。

これは田畑の豊作を祈る神社なのですが、出雲独自の祀り方をしていて、ちょっとおどろおどろしい😅

丸い綱は「藁蛇」と呼ばれ、龍蛇なんですよ。
ちなみにこちらが、須我神社の荒神社。
これが熊野大社の荒神社。
動物の置物がいっぱいです。
外れた場所に稲荷神社もあります。
こちらのキツネさまが、禰󠄀豆子風になっておりました😅
火守神社があるようなので、歩いていきますよ。
こちらですね。
お参りいたします❗️
以上、揖夜神社でした。


とても落ち着きのある、女性らしい凛とした佇まいが印象的です。
このミステリアスな、光と影を併せ持つ魔力が最大の魅力なのでしょうね。

また参拝致します。
島根県はまさに神の国だなあ😆

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