【AF24タクト】駆動系をメンテする | まーの公式ブログ

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AF24やと!?

初めてのタイトルで当ブログの

賢明な読者諸氏はきっと

面食らっただろう…

 

そう、先日同級生のU氏と

原チャツーリングに行きました。

 

私は当のAF24タクト、U氏は

AF27ディオ(多分AF27)

 

私のタクトは駆動系カスタム

+チャンバー仕様。

U氏のディオはフルノーマル。

 

まあ当然加速~最高速まで私の

タクトのが速い。

いや、速かった(過去形)。

 

行きしな、ツーリングの途中から

私のタクトの中間域での加速が

鈍り、一度減速してからの再加速

で負けだした。

体感的にも明らかに加速しなく

なっていた。

このままでは私のタクトの

尊厳が保てない…

 

その日は勝手に熱ダレやと

自分に言い聞かせて帰宅。

 

後日確認のために乗る。

やっぱおかしい。今までと違う。

明らかに遅くなってる。

 

これは駆動系のメンテやなと

NSRやモンキーを一旦置いといて

タクトのメンテをする回です。

 

とまあ前置きが長くなりましたが

これが事の顛末。

 

いきなりですがケース外して

プーリー、クラッチを外します。

さらにパーツクリーナーで

ベルトやクラッチシューのカスを

キレイに取ります。

 

今回、ウエイトローラー(手持ち)と

スライドピース、ドライブベルトを

交換します。

 

クラッチシューも黒光りしてるので

ペーパーでキレイにします。

この画像Before

 

これAfter。キレイになったやろ??

 

クラッチ部は全バラしてトルクカム

をグリスアップします。

そしてベルトが当たるところは

徹底的に脱脂します。

 

ついでなのでギアオイルも

交換しておきます。

まだキレイでした。

しかしなんでオイルが抜き

難く、入れ難いんやろ??

もう少しメンテ性を

考慮してほしいわ。

最近のスクーターはこの部分

改善されてるんすかね??

 

クラッチアウターの内側も脱脂

 

クラッチを取り付けます。

締め付けトルクは3.8kg-m

特殊工具必要。外すときは

インパクトレンチで緩めますが

締め込むときはインパクトは

使わない方が良いと思います。

最悪スプラインが削れて

なくなるかもです。

これはプーリー側も同様。

 

続いてプーリーのベルト当たる面と

ボスを脱脂します。

ランププレートは清掃してスライド

ピースは新品交換します。

ちなみにプーリーは横綱ですが

ランププレートは純正を組み

合わせています。私の車両の場合

この組み合わせのが速かったです。

 

ウエイトローラーに薄くグリスを

塗ります。

サービスマニュアルには「塗布

しないこと」と記載があるので

塗布する場合は自己責任で行って

ください。

 

プーリー+ウエイトローラー+

ランププレート+ボスをクランク

軸に組みます。

 

ベルトも新品に交換。

新品の幅約15.6mm

 

使ってたやつ。約15mm

多分換えなくても大丈夫と

思うが気分的な事で交換。

ネットで得た情報では

17mm以下で交換との記述が

ありましたが新品でも17mm

なんてないですけどどう言う事?

ちなみにサービスマニュアルには

幅について記載なし。

 

ベルトをセットします。向きに注意。

ベルトの←が進行方向と同じに

なるように。

 

ドライブプーリーフェイスも脱脂

 

ここも特殊工具で締めます。

締め付けトルクは3.8kg-m

 

スターターピニオンも清掃と

グリスアップしておきます。

 

今回ガスケットがちぎれてしまった

ので新品にします。ストックしといて

良かった瞬間。

これ、ガスケット無しでも問題

なさそうじゃないですか?

でもガスケット入れないと

スターターピニオンとケースが

干渉して不具合でるので必要です。

 

クランクケースフロントカバー

を付けて

 

リアカバーも付けます

 

最後にキックペダル付けて

駆動系組み立て完了。

あとは試運転です。

 

試運転は問題なし。

問題の中間速度域からの再加速

ですが試運転ではそこまで

検証出来ず。

も少しいろんなシチュエーションで

乗らないと良いのか悪いのか

判定できませんのでこれはまた

後日。

 

それではまた次回。