周防大島 縦走堪能記 | Punipuny HighJink Zephyrぷにぷに

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今はのんびり生活中。

日常のなにげない出来事。趣味の事。
想い出写真でバーチャルツアー。

そんな事をブログにしています。

2023.01.21 記載(WordPressブログより転記)

2008年11月30日

朝,寝過ごした6時過ぎ,あわてて準備して給油して,ともちゃんと待ち合わせの宮島SAへ行く。ともちゃんとジャスト遭遇して,駐車してもらう我が家まで一緒に戻ると,我が家の前の道路から出ていこーとするこーさん達とも遭遇。

荷物を積み替え,一路,周防大島(屋代島へ)

久々の大島。昔は平日の夜・休日しょっちゅう魚釣りに行っていた島だ。
玖珂ICで降りて,行きは西回りの道で行ってみた。
たしか途中にコンビニがあったはず。交差点のコンビニで朝ご飯と昼御飯購入。
道を思い出した!

文珠堂までは,看板もあって一発到着。
とはいえ,途中,道間違えたんぢゃないかと思う様な細い山道もある。

文珠堂は,銀杏の落ち葉の絨毯。


トイレはポットントイレ。
由布岳南登山口のポットントイレで匂いでモドシそうになり
トラウマになりそだったけど,ここのトイレは暗い事となんかのツルが伸びてて左脇くすぐる事を除けば,匂いもすくなくてラッキー。

08:30 山歩き開始


文珠山までは階段の登りが続く。殆んどずっと登りで息が切れる。
まったり,写真を撮りながら,休みながら登っていく。
睡眠不足と呑み続きで二日酔いぎみの体が重い(汗)

09:00 文珠山(662.7m)山頂。


ここ,なんと小屋(物置になっていた)はじめ,なんやかや設備充実。
テント泊に十分ですw

文殊山から嘉納山までは楽チンな縦走路。
でも尾根道という感じではないので,展望が余り望めないのは残念。
木立の中が多く森林逍遥派は好きそうな道です。


09:50 嘉納山(691m)山頂


三角点を囲むサークルがあって,そこに向かい合って腰掛けていると,マージャンしてるみたいな感じになります(笑)
南側・北側。瀬戸内海のパノラマが広がります。

地図を広げて,登山ルート確認。
え,源明山って南にかなありはずれたとこにあるじゃん。
え,T字縦走するの?
オラがカシミールでシミュレーションして,「これならダイジョーブ」と踏んでいたルートにプラスアルファです。「まあ,ゆるい降りの道みたいですから・・・」つー言葉にだまされてw,もとへ,勇気づけられて,少し進んだ所から,源明山へ。

ぐんぐん降ります。
「降るってことはまた登るってことヨネ~。がるるるるぅ」(笑)

途中から観音堂へ寄り道。藪漕ぎに近い登山道です。

ここで事件が・・・。とうとうやりました=滑落。
左側,崖ぢゃないけど急斜面で細い道。右に少し曲がった道。
左足を落ち葉で前に滑らせました。右足で立て直そうとしたけど尻餅。
いや,尻餅をついたと思ったところは,道の外,急斜面でした。
そう勢いよくこけたわけぢゃないけど,右足と尻餅で持ちこたえる予定が,そのまま,斜面へ。ぐるりん,ゆっくりとねじれながら後ろ側に一回転。ころがって滑落。
「藪の中だしユックリだからすぐ止まるだろう」という楽観的な考えと「このまま勢いがつきだして止まらなくなったらどうしよう」という悲観的な考えが瞬間,頭の中を巡りましたが,スローモーションのように1回転半くらい?,ころがって少し滑り落ちて,幸い2m少しぐらいの下で止まりました。細いつるが体に引っかかったてたのみ。ただ,かじかんだ左手の指を擦っていて痛かった。


前を行くとももゃんは,すたすたと見えなくなっていました。
滑落現場を見られなくて,うれしーよーな,かなしーような。

と言う事で,広島の長老,落ち葉で滑りました。
これで厄払いです。観音様に感謝です。

10:10 観音堂


源明山までは,二つほどピークを越えていきます。
登山道は良く整備されていて,手すりなどもあり,楽しい山歩きです。
が,「けっして緩いアップダウンで楽・・・」ではありませんので要注意(笑)

11:15 源明山(690m)山頂


快晴・青空が広がっています。
南側は四国まで見通せます。

12:50 嘉納山の分岐点


13:00 林道終点の休憩所でランチ


ここまで林道が通じていて,車で上がれそうです。
エスケープルートになりそう。今度,車できてみよう。
さらに縦走路を40分ほど歩くと,嵩山へ登る林道に出会います。
嵩山へは,舗装された林道。車でも上がれます。
ショートカットの登山道使用であがります。


14:40 目標点の嵩山(618.5m) 着


山頂付近には立派な駐車場・トイレ・展望台の施設があります。


パラグライダの離陸場みて,昔ここに着た事があるのを思い出しました。
お茶するつもりでしたが,帰路の事を考えるとそうゆっくりはできません。
それでもパラグライダの離陸場で景色を眺めたり,rinさん持参のかりんとうを食べたり,展望台に上がったり,逆光の海を眺めたり楽しみました。
ここからの嘉納山方面の山腹は,島の低山とは思えない立派な山容です。


15:15 嵩山山頂発
もう,帰るだけ。
車が迎えに来ていた二人のご婦人たちに同乗させていただいて文殊堂まで帰る案,
久賀へ降りてタクシーで帰る案・・・共にもちろん却下です(笑)
あっ,前者の案はオラぢゃなくrinさん提案ですからね~。

帰路はもうルートの様子わかっているし,日暮れ間近アドバンテージとって先行しとこうかと,
オラのペース配分ポリシーを破って,すたすた歩いてみました。


嘉納山への登りがきつかったけど,後ろからりんさんが「オラオラ,早く登れ~」のオーラを発しw・・・もとへ「頑張ってくださいね~」の気で後押ししてくれました。

んぐぁ,延々続く階段を2/3ほど登った所でココロが折れました。
いや,真面目な話。心拍数上げた時間が長すぎるのはともかく,このペースで最後まで登ると,再後に痙攣がきだした時に,痙攣を抑えて歩けなくなります。
(実際,文殊山への最後の登り数メートルがアブナカッタ)

オラの場合,自分の能力を上回るペースの箇所があると,アップダウンのある山だと15km,しまなみサイクリングだと100km,スキーだと20本程度を過ぎたところで,痙攣がたいてい起きます。

一度目いなすとまた相当歩けますが,二度目はほんとに歩けなくなるような気がします。
2度目の痙攣もいなして,もっと長く歩けるようになるのが今後の課題(笑)ですが,2度目の痙攣後も歩けるようにするトレーニングは,ビバーグ覚悟でもちょっと余裕のある時にすることにします。

16:30 嘉納山山頂。かりんとう休憩

17:20 文珠山山頂


最後の降り。キャップライト点灯で一歩ずつゆっくり降ります。
せっかく観音堂付近で厄払いしたのに,ここで滑って怪我したら笑えません。

帰り道は大島大橋渡ってから,県道を帰りました。
途中,このルート沿い数少ない(というか殆んどナイ)飲食店@ラーメン屋発見。
とももちゃんが「いー匂いがした」というので,Uターン。
準備中の看板,でも,rinさんが尋ねにはいった所,おけ♪

とんこつラーメン。半チャンといいつつ,てんこ盛の美味いチャーハン。
鶏のタレ焼き!あたりのお店。


満腹でした。

19:45 自宅着

ともちゃんを急いで送り出し。
解散です!

文珠堂から,文珠山・嘉納山・源明山・嵩山を往復縦走。
歩行 約17Km 累積標高差 約1700m
2008行動時間 約9時間

充実の山歩きでした。
同行のみんな,お疲れ様でした。
鈍足で再三待ってもらいました。
ごめんなさい&ありがとう。