長年、ランにとって母親は
「頑固で厳しいお母さん」でした。
しかし、実は、
「愛にあふれた母だった」
と気づいたのはつい最近でした。
前回の記事はこちら
前回の記事にあるように
ランと母親の確執は長年に渡り
中学生から20歳まで続きました。
母を頑固にさせていたのは、
親としての責任です。
親だから
娘をちゃんと
育てなければいけない。
社会で恥じない子に
育てなければいけない。
そんな価値観を
押し付けられてもね〜
親の勝手な思い込みやん。
とランは思っていましたが、
それと同じことを
ランは娘から言われました。
ランも娘に対し、
ちゃんと育てなければいけない
という親の責任感が強くて
娘との確執が生まれたからね。
母は母で、
母の母親から
受け継いだのだろうけれど。
私が、
娘の不登校を通じて学んだことは、
問題は、
正しい、間違っている
という所になくて、
自分の価値観を
人に押し付けている。
という所にあるということです。
つまり、
課題の分離なのです。
人は境界線を超えると
問題が起きるってやつです。
それから、
親の価値観を
子どもに受け入れて欲しければ、
親が子どもを
まずは受け入れないとね。
子どもは親を
拒否するのだよ〜
ちなみに、ランは
この不幸のループを
私の代で終わらさなければ！
と思っています。
私が死んだ時、
おそらく娘は、このブログを
読んでくれるだろうから、
きっと大丈夫だろう〜
な〜んて思っています。（笑）
さて、
前置きが長くなりましたが、
ランにとっての母親像は、
頑固で、厳しくて
母が話し出すとうっとうしくて
イライラさせる人。
でした。
でも、
実は、
愛にあふれる人なんです。
でも、本当の意味で
そう気づいたのは
ごく最近なんですよね。
娘が高校か大学になってから？
だったと思います。
とにかく最近。
ランは習慣的に
瞑想をやっているのだけど、
いつも出てくる母親は、
めちゃめちゃ笑顔なんです。
母が怒っている顔とか
叱られている顔が
出てこないんです。
母はいつも私に向けて
笑っているとか、
料理をしている時に
話しかけても、
これは栄養があるからとか
言っている姿なんですよね。
ある時、
それにハッと気がついて、
涙がつーっと出てきたんです。
あ〜、
私は母のことが大好きで、
本当は
楽しく過ごしたかったんだな〜
ってストンと胸に落ちたんです。
今までも
そう思ってたんですけど、
心のもっと深いところで
気づきがあったというか、
言葉にするとそんな感じです。
何が言いたいかというと、
子どもが
親のことを理解する時って
タイミングは選べないです。
親としては、
子どもが不登校になって
分かって欲しい思いは
山ほどあるのだけれど、
最善をつくしたら、
あとは本人次第です。
親は、
子どもに分からせる必要は
全くないです。
そもそも、親は、
子どものために
やっているのではなくて、
子どものためにと
自分の意志で
自分がやりたいから
やっていることなんです。
受け取るか受け取らないかは
子ども次第なんですよね。
ランは、
娘は将来化けるし大丈夫
と思っているのだけど、
その理由は、
自分のこと、
棚にあげちゃいけないな〜
なんて思うからです。
こんな年になるまで
ランは、母の本当の想いに
気づけなかったんだもんね。
娘もまだまだこれからです。
そう思うと、
子どもの可能性が
信じられるっていうか、
ワクワクするというか。
だから、
親子喧嘩をしたときも、
娘がど〜んと凹んで
部屋から出てこない時も、
心のどこかでは、
大丈夫って思えているんです。
娘は娘の人生を歩めばいい。
ランは、
どんな娘も受け入れるしかないし、
人の人生にランが顔を突っ込んで
あれこれ要求することでもないな〜
なんて思うランでした。
では、またね〜 
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