↑の話の続き
夫
『まったく...ウチの母親は
何考えてるんだか』
今後なにかとお金を無心される
危険にさらされているということ。
義母とは油断しないで付き合おう
と、決意しました。
こうして仕送りや同居問題は
一旦落ち着き安心です。
モラ夫があそこまで反対してたら
大丈夫だろう。
結婚式まであと1ヶ月。
そんな時、大事件が起きます。
母
『ぴよこ、今すぐおじいちゃんの
病院へ来て!!!』
私
『え??どうしたの?!』
母
『急に容体が悪くなったって。
もしかして...ってこともあるから
今日はお休みできない?』
おじいちゃんは、もうすぐ90歳。
ずっと体調が悪く入院していました。
この前まで普通に会話はできてたのに...
会社に連絡を入れて
私は急いで病院へ向かいました。
病院へ到着すると
そこには危篤状態の祖父がいました。
私
『おじいちゃん...』
花嫁姿をせめて見せたかった
きっとその願いは叶わないだろう。
その二日後、おじいちゃんは
息を引き取りました。
会社に行っていた時だったので
死に目には逢えずです。
母
『やっとおじいちゃん、
楽になれたんだよ。お葬式で
精一杯見送ってあげようね。』
私
『うん...』
おじいちゃんっ子だった私は
とても悲しい気持ちになりました。
覚悟はしてた。
こんな時に結婚式を挙げるのも
どうかと思うけど、
おじいちゃんの体調が悪化したのは
ここ最近の話。
結婚式場も予約していたし
招待状の手配も終わっていました。
母と相談して仕方ないけど
式は挙げようと決めたんです。
母
『義母さん達には私から
知らせておくね。』
私
『そうだね...お通夜や
お葬式に声かけるってことよね。』
母
『うん、もちろん。
もう入籍してるし、結婚式には
急に来れなくなったわけだから。
何も連絡入れないのは失礼よ。』
母が義母に連絡を入れるも
返信がなかなか来ず...
3日後にやっと返事が来ました。
義母
『お通夜とお葬式はどこで?
私、行った方がいいですか?』
なぜ、聞く???
そこは出席一択では?!??
日にちを聞く前から
言ってきたってことは
予定があるから出席
できないわけではなさそう。
大好きなおじいちゃんのお葬式。
大荒れの予想フラグが立ちました...
続く