↑の話の続き
私
『お義母さんから年金が足りないから
仕送りを遠回しにおねだりされた。』
夫
『え?マジで??ぴよこに直接?』
私
『うん、初めは急に会いたいって
連絡入ってこっちに来ようとしてた。
でも予定あるから無理ですと答えたら
こんな手紙が送られてきたの。』
夫
『うわ...ヤベェな...
あんな年まで働いてるのに
年金こんな少ないとか。
俺の知ったこっちゃない。』
そーだそーだ!!!
モラ夫よ!!!
今日ばかりは私の味方か
私
『そうだよね...仕送りなんて
できないよね?うちらだって
これからお金かかるのに。』
夫が味方とわかって安心しました。
この際聴きにくいこと
伝えてもらおう。
夫
『そうだな。老後のために
副業だって始めたらしいし
今までいろんな祝い金とか
食事代とか節約してるっぽいし
貯蓄あるだろうからな。』
私
『貯蓄ね...そういえば
お義母さんって何か趣味ないの??
あれだけ節約してるのにお金ないって
何か理由があるのかな...』
夫
『知らん。共働きだったのに
貯蓄も満足にしてないのは
自己責任だよな。
俺たちを貧乏で苦しめたのは
紛れもなく母親のせいだと思ってる。』
貧乏だったことに関して
モラ夫の義母に対する態度は
相当厳しい。
きっと他人には
わからないような苦労をいっぱい
してきたんだろうな。
それは確かにモラ夫のせいではない。
私
『とにかく、仕送りはしないって
こうたから伝えてくれない?
私が言うと、なんかスキを狙われるから...』
モラ夫がこっちサイドとわかれば
言いにくいこともどんどん言える。
夫
『うん。後で電話するよ。』
義母
『あら、こうちゃん。
珍しいわね、電話なんて』
夫
『結論から言うけど、
仕送りは絶対にしないから。』
義母
『え!!!ひどいわ!!!
親を見捨てる気?!?!』
夫
『見捨てるとかじゃない。
お互い大人なんだから
自分のケツは自分で拭いてくれ。』
義母
『まぁー!!!あなた育てるのに
どれだけお金かけたと思ってんのよ!
その分回収しないと気が済まないわ!!』
夫
『それはそっちの都合だろ。
俺はもう家庭があって
これから母さんと同じように
子供を育てていく立場になるんだ。』
義母
『親孝行が足りない!あんたはいつも。』
夫
『親孝行関係なくね?
そりゃ母さんが働けないとか
本当に困ってるなら手助けはするさ。
でもまだまだ元気で働いてるんだから
最初からあてにするのやめてくれない?』
イケイケー!!!!
今日ばかりは、
モラ夫がすごく輝いて見えた。
今日ほど夫と義母の折り合いが悪くて
よかったと思った日はない。
義母
『あてだなんて...!ちょっと助けてって
言っただけじゃない!!』
夫
『やり方が汚いんだよ。
立場的に断れないぴよこに
連絡して手紙でねんきん定期便のコピー
を送りつけるなんて、まず俺に話せよ。
恥ずかしいだろ!!!』
???
ん???恥ずかしいから...?
なんか引っかかるけど
まぁいいか。
義母
『だってこうちゃんに連絡したら
最初から交渉の余地がないじゃない。』
夫
『それは交渉の余地がないような
ことを持ってくるからだろ。
それとさ、金ない金ないって言うけど
副業はどうなってんの?』
お...ついに私がずっと聴きたかった
核心を話題に出したぞ...
続く