↑の話の続き
翌日もベッドから起き上がれず
これはヤバいと思い
精神科に行くことを決めました。
朝イチで駆け込んだ精神科で
受付を済ませ、
そこで質問票が手渡されました。
自分の症状にチェックをつけます。
・何もやる気が起きない
・ベッドから起き上がれない
・今まで興味があったことに無関心
・勝手に涙が出る
今の私にドンピシャ
そしてそのまま診察室へ。
優しそうな50代ぐらいの
男性の先生。
先生
『何か思い当たることはありますか?』
私
『はい...夫の機嫌を伺う毎日で
とても辛いです。
夫はいつも怒っています。』
先生
『たとえばどんなことで怒りますか?』
私
『本当になんでもです。
箸の洗い方や、お金の管理方法など...
すぐに怒るので話し合いができないんです。』
言いながら勝手に涙が出てきました。
先生
『辛かったですね。
ここでは、なんでも話して大丈夫です。
先ほどのチェックリストですが
診断結果をお話しします。
聞けそうですか?』
優しい先生の声がけで
話すことができないほど
大号泣しました。
私
『はい』
私は心の準備をして
涙と鼻水をティッシュで
ぬぐいました。
先生
『立派なうつ病の症状です。
治療を開始した方がいいです。』
あぁ...
ついに、私も精神科の
お世話になる日が来た。
うつ病となれば
会社もしばらくおやすみ。
診断結果を持って帰宅するも
ベッドに座りボー然とする私。
夫のモラハラが原因で
精神病を発症したなんて...
幸せになるために結婚したのに
夫から痛めつけられて
悲しんでばかり。
とくに息子が生まれてからの
この2年は深刻度が増しています。
これから帰宅する夫にも
しばらく会社を休むことを話すしかない。
何も家事が手付かずのまま
夫が帰宅しました。
続く