有給休暇は正社員だけ付与されるものではなく
アルバイトやパート、契約社員も条件を満たせば
当然の権利として発生します。
正社員と比較して働く時間や日数が少ないため
労働日数に応じた有給休暇が付与されます。
この仕組みを比例付与といいます。
比例付与の対象者は
次の両方の要件を満たしていること
1.週所定労働時間数が30時間未満である者
2.週所定労働日数が4日以下の者
(週以外の期間で所定労働日数が定められている場合には、
年間の所定労働日数が216日以下の者)
付与日数は
比例付与の有給休暇の日数計算式で計算します。
比例付与の有給休暇の日数計算式 (小数点以下切捨て)
通常の労働者の付与日数×
{比例付与対象者の週所定労働日数÷通常の労働者の週所定労働日数(5.2日)}
たとえば
6か月継続勤務して出勤率8割以上を満たした場合
週の労働日数が4日なら
10×4÷5.2=7.69........切り捨て=7日
の比例付与になります。
出典元:厚労省
パートから社員に変わった時点では、
すでに付与されている有給休暇の日数が
そのまま引き継がれます。
その後、
付与日にはパートとして採用された日から
通算した勤続年数をもとに
付与されることになります。
逆に、社員からパートになった場合でも、
すでに付与されている有給休暇は引き継がれます。
厚生労働省では、
新型コロナウイルス感染症による影響を考慮し働く方のみならず、国民の皆さま全体の支援策をまとめたリーフレットを公表しています。
<生活を支えるための支援のご案内(令和3年9月9日一部更新))>
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000622924.pdf
さまざまな支援策を確認することができます