今週金土夜の創作麺は、
「酸辣涼湯麺」
です!!!!
申し訳ありません。
連休明け、夏枯れで魚の仕入れは出来ませんでした。
漁師さんは基本暦通りですので、連休明けは船も余り出ないし、夏枯れで一発勝負でそうそう魚も揚がりません。
そんなわけで全く魚がおりませんでした。
この夏は魚が揚がらない週が結構出てきそうです。
とはいえ毎回こんな感じで北山の限定ができるかというと、そうでもないので、
何もない週もあったりすると思います。
この10年間で右腕・北山もたくさんの限定麺を作って来ました。
閉店までに披露する場も余りないかと思っていたので、北山に振ってみたところ、
とりあえずこれならやれそうということで準備してもらいました。
めちゃくちゃ準備大変なんですけど、山ほどの仕込みの合間にせっせこ準備してくれました。
いやー、凄いやつです。
確実に僕より出来る職人です。
彼がいてくれたおかげで巌哲が出来上がりました。
ラーメンの神様ありがとう!
北山の冷やしの真骨頂は
「温度の壁を越える」
これに尽きると思います。
酸辣湯麺なんて明らかに温かい方が美味しいですから!
でも冷やして食べる以上、冷やした方が美味い、冷やしでしか得られない美味しさがある、
温かいオリジナルに引けを取らない満足度がある等、冷やすメリットがなくてはなりません。
そう、麺哲で僕は教えられました。
ただ冷やしただけのものは料理ではないということです。
少なくとも僕たち一門の中ではそうです。
冷やしでしか得られない栄養分がそこにはあるのです。
北山の冷やしは温度のジレンマを超えた作品です。
どれも甲乙つけ難いですが、特に僕の好きな一杯でもあります。
特筆すべきは自家製の玉子豆腐。
時前で玉子豆腐作ってるラーメン店って他にもあるんですかね。
あったら食べに行きたいので教えて欲しいです。
限定麺は基本全て手作りでないとダメみたいな暗黙のルールみたいなのが麺哲にはあったので
それを踏襲していますw
使いたいなら作るしかない!
そういうことです。
これがまた滑らかで美味いんですよね。
名古屋コーチンの卵使ってるわけで美味くならないわけもなく。
他にも温かい酸辣湯麺に引けを取らない満足感を担保するための工夫がそこかしこにされています。
多分これで最後です。
独立後にやるかもしれませんが、人手を考えると完全自作は不可能だと思いますので、
このクオリティーを食べ納めされたい方は是非!
2200円
金曜40食
土曜20食
となります。
熟成させたフラミンゴオレンジも発見したので
芋焼酎ソーダ割り 700円(ビールの食券)
もご用意します。
それでは、今週末もよろしくお願い致します!