たまごの会 | 釣れ連れ草

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お酒とヘラブナ釣りをこよなく愛するオヤジのひとりごとを
そこはかとなく書きつけようと思います。

土曜日・・・午前中に釣りをこなし、


午後は落語を聞き、夜は酒・・・と遊び呆けました。


釣りのほうは後まわしにして、まずは落語のご報告音譜



うかがったのは「たまごの会」という若手落語家の勉強会。


この会は、古今亭志ん輔師匠が世話役になって、


若手の落語家さん達のために行われています。


お客さんの前でたっぷり一席話すことができる機会の少ない若手にとっては、


良い勉強の場なのでしょう。



いつもは池上の実相寺というお寺さんでやっているのですが、


今回は北区・志茂にある西連寺さんでの初開催。



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歴史を感じさせるりっぱな本堂、その横の客殿が会場です。


お庭がとてもきれいに掃き清められていて、素敵でした。



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こちらが会場入り口です。(手作り感のある看板がいいでしょ!)


客殿は一段高くなっている本堂の廊下に接していて、

その廊下が高座になっていました。


噺家さんの顔が見やすいし、声もよくとおって、

とても聞きやすい会場でしたよ!



同行者は、前から落語を聞いてみたいと言っていたキャプテン・テクノくん。


お寺の檀家さんや出演者の家族といった年配のお客さんが多い中で、


彼のスタイリッシュな風貌はひときわ目をひく?存在でした。



さてさて、開幕!


芸歴わずか4カ月にしては驚異的にうまい前座さんに続いて、


古今亭志ん八さん登場。


初めてこの会に来た時にはまだ前座だった彼も二つ目になり、


愛きょうある顔立ちにもどことなく風格がでてきました。



続いては志ん輔師匠。


私の好きな「大山詣り」をたっぷりやってくれました。


さすがの話芸にテクノくんものっけから爆笑!


真打ちが途中ででてくるのもこの会のユニークさで、


師匠の後ではさぞやりにくかろう・・・と思うのですが、


これこそ勉強なのでしょう。




休憩をはさんで立川吉幸さん。


チクッと毒を含んだ時事ネタのまくらは大師匠・談志ゆずり?


トリは古今亭朝太さんがつとめます。


このひとのお父上が私の職場の先輩・・・という縁で、


時々彼の噺を聞きにきているのですが、


最近はなにやら貫禄のようなものがついてきて、


すっかり噺家らしくなってきました。


今日出し物は「試し酒」。


とぼけた大酒吞みの田舎者を見事に演じていました。



熱演の後は出演者たちとの懇親会に参加。


美味しいお酒とたくさんの料理が用意され、感激!


ご住職さんや後援者の方達とのお話がとても楽しく、


師匠の弟子イジリやなぞかけも飛び出して、


あっというまに夜もふけました。



涼風の中、ほろ酔い気分いいの気持ちで赤羽まで歩き、


テクノくんお勧めの旨い焼鳥屋さんでもう一杯(*^.^*)


休日をこれだけ楽しめれば言うことなしビックリマークデス。