平均値と年収
平均値に騙されるな!
統計の数値は
正しく理解および判断しないと
簡単に騙されますので注意。
癒し王ふじです。
例えば、
2024年の日本人の年収平均値は
443万円でした。
一方で、中央値は399万円でした。
肌感としては、中央値の方が
現実を反映していると思います。
というのは、
平均値とは、データ全部合計して件数で割ることで
求められる。
※日本でも2%の富裕層(億超えの有資産家)が
富の約22%を占めているため、平均値は上に
引き上げられる。実際に中央値より44万円多い。
2%の富裕層はとてつもなく資産・お金を持っている。
中央値は、集めたデータのちょうど真ん中であるので
これが文字通り実態としての真ん中
に近い感覚であることは正しいのです。
ちなみに
年収1000万円の人の可処分所得は680万円前後。
年収600万円の人は、460万円
年収500万円の人は、370万円
年収400万円の人は、320万円
※AIによる試算概算
上記は固定費のみの換算で
これに変動費を加味すれば
年収増により、変動費は増えるため
実際の「手残り」(手元に残るお金)は
年収500万~600万くらいが
経費とのバランスがとれたゾーンとなる。
年収しか見てないというのは
企業でいうと売上(年商)しか見てない
のと実質同じです。
「手残り」とは、決算書でいうと
PLの営業利益
BSの現預金
に相当します。
年商だけで判断してはいけません。
個人も企業も
「手残り」が重要です。
<参考記事>