武田勝頼から学ぶ
勝頼は何に失敗して滅んだのか
山梨好き💗歴史好きの癒し王ふじです。
皆様は
戦国武将”武田勝頼”をご存じでしょうか?
そう、武田信玄の跡取りであります。
どのような印象を持っているでしょうか?
よく耳にするのは
”凡将”とか”リーダー不適格”とか
”人望がない”といった声です。
一方では、
武力は強く勇敢だった
内政もしっかり行なった
という記録もあります。
勝頼をとりまく環境
・親父が偉大すぎるカリスマだった
・血筋が本流ではない4男である勝頼が
最初、武田家を相続する可能性は低かった
・武田家臣の中には勝頼の権力を認めないグループがおり
権力基盤が弱かった
・周りに認めて欲しいという思い(今でいう承認欲求)が強かった
・長篠合戦までは連戦連勝だったため自信・油断と慢心があった
・自軍の内部が積極攻勢派と反対派でまとまっていなかったことが
後に裏切りを生む
💀勝頼が足りなかった点は
・内部をまとめる内政力と統率力不足
・同盟関係を見誤った外交の失敗
・この人のためならという人望魅力不足
・慢心傲慢さ
・相手の真の勢力・情報の真偽を見誤った(情報判断ミス)
<過去記事>
以前にも書きましたが
国でも、会社でも小さな組織においても
☆慢心傲慢さ
☆情報への対処の誤り
は大失敗する典型的なパターンですね。
これはいつの時代も変わりありません。
一方で、
☆外交力の強靭さ
については、外交=国力なので
その組織の命運を左右するほど重要です。
外交に失敗すれば国は簡単に滅びる。
<参考:過去記事>
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