新宿と渋谷の地形成り立ちの違い
「風水」って皆さんは
どういうイメージもっていますか??
「風水」とは、占い的な怪しいイメージを
持っている方もいるかと思いますが
固い言葉で表現すると
「自然地理歴史学」です。
”浅い”解釈しかしないメディアや
”浅い”解釈にとどまる人が
増えているのは残念な傾向です。
昔の人々が自然とガチで向き合い、
地形やその営み・仕組みや特性を理解して
それを人間の生活に活かして
共存してきた歴史の集大成です。
<過去記事参照>
知識として知っておきたいのが
地質の成り立ちです。
例えば、
新宿と渋谷は全く土地の成り立ちが違います。
新宿は、地盤が固いです。
10~12万年前に形成された
高台の洪積台地だからです。
一方で、渋谷の駅周辺の
特に谷部分は地盤が弱いです。
2万年前の氷河時代に河川の下刻作用(削る作用)で
掘られた谷に泥がたまった沖積低地だからです。
※東横線でいうと、中目黒、都立大学も同様
ビルを建てる時は、礫層まで支柱を打つのですが
東京の東部は斜めに下がっているため
東にいくほど支柱を深くいれないといけません。
昔からある地名は、
その土地の成り立ちや由来を表わしています。
絶対おさえておきましょう!