ジャパンレールパス・グリーン車の旅 4~5日目 | やる時はやりまっせ!

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ニュージーランド南島クィーンズタウンで満天の星と赤色オーロラの撮影に人生を捧げております。同タイトルのホームページTOPを毎週移植

 

ジャパンレールパス・グリーン車の旅 4~5日目

 

 

今年の休暇旅行で利用した Japan Rail Pass ジャパンレールパスの旅、その4日目と5日目の紹介です。

行程としては

4日目(2023年6月21日)

釧路→札幌 特急おおぞら4号 8時19分発 12時23分着
札幌→函館 特急北斗20号 16時51分発 20時39分着


5日目(2023年6月22日)

函館→新函館北斗 快速はこだてライナー 7時00分発 7時19分着
新函館北斗→仙台 新幹線はやぶさ14号 7時38分発 10時29分着
仙台→山形 仙山線快速 11時07分発 12時26分着
山形駅→本町バス停 ベニちゃんバス 12時30分発 12時36分着 
山形→大石田 奥羽本線 13時32分発 14時21分着
大石田→東京 新幹線つばさ150号 15時33分発 18時48分着
東京→名古屋 新幹線ひかり659号 19時03分発 21時01分着


そして一枚目の写真は晴天の釧路駅にて出発を待つ特急おおぞら4号であります。

261系列車に統一され、青色のレザーシートに座るのも慣れてきました。

 

 

 

 

 

 

当初はもう一本早い特急おおぞら号に乗り、青森県十和田市にて「ばら焼き」を食べに行く予定だったのですが、それでは余りにも荒行になると思い留まり、結局札幌でいつもの「根室花まる」さんにて美味い寿司と、札幌駅南の地下にある立ち呑み屋「立呑みパラダイス」さんで「せんべろセット」を2回も注文して楽しみました。

ところがパラダイスさんは禁煙も分煙もされておらず、隣りに四六時中タバコを吸いまくる野郎が来て退散。じゃなかったら、花まるさんには行かなかったかも。

ニュージーランドでは店舗内は勿論、屋外でも禁煙のエリアが殆どなので、久しぶりにタバコに食事を台無しにされてしまいました。

日本を離れて良かったと再び思ってしまいました。

実は上の写真は行程5日目、2023年6月22日朝の北海道・東北新幹線のはやぶさ号乗車時の動画スクリーンショットですが、グリーン車の扉を開けると目の前に一人の老人が通路上に立っており「とうせんぼジジイ」状態。

通路の端に寄るだけで、「その狭い隙間を通れ」と指図します。

荷物を転がしている私が通れる訳がないのに、依然「そこを通れ」と座席に戻ろうとしません。これが老害と呼ばれるものなのでしょうね。ドアから1列目の座席横でこの様はないです。

大阪弁でしばいたろうかと思いましたが、そこは我慢。英語で「I can't」と言うが意味が通じていない模様で、もう一度 I can't と言うと、「なんや外人か」ってな感じで鼻で笑いやがった。

申し訳ないが「日本の恥」なので、そういう時は速攻で自分の座席に戻り、荷物を持っている人に十分なスペースを与えるのが常識や。海外では絶対に有り得ない事を、日本の老害は平気でやりよる。

優等特急のグリーン車に乗るべき資質を持ち合わせてからチケットを買うてんか(笑)。朝から気分が悪くなってもうたでぇ。

 

 

 

 

 

 

そして本日最初の訪問地が山形。こちらで昼食に「冷やしラーメン」をチョイス。歩いても1.5キロ/22分なのだが、グッドタイミングで100円で乗れるベニちゃんバスがあったので飛び乗った。

バスだと最寄りのバス停迄6分。そこから歩いて1分にある「栄屋本店」さんに伺った。

このバス、サイズが小さめなのだが、乗車率は高めで、乗客も高齢な方が多かった。そんな中に機内持ち込み荷物と言えども明らかに旅人が乗るのは違和感満載だった。

ただ、荷物を転がして1.5キロ歩く手間が省けたので大変助かりました。

運転手さんに「本町(ほんまち)停留所に寄りますよね」と確認したら、「ああ、ほんちょうですね。通りますよ」と、名前が違う事を教えてもらいました。

尋ねる時は、「ルイルイ」の「太川陽介」さんでお馴染みの「バス旅」をしている気分でした。あのシリーズはほぼ全部見てますからね。旅行の企画事態が筆者の趣味みたいなもんですからね。

 

 

 

 

 

 

こちらが頂いた冷やしラーメン。「なめこ」入りを注文しました。

丼の中を良く見て頂きたいのですが、スープに氷が浮いているのがお分かりになるでしょうか?
暑い時にはもってこいのラーメンなのですが、私の口には合いませんでした。

早い話、氷でスープがドンドン薄まっていき、始まって20%くらいの所で限界に。
その後は薄いつけ汁でそうめんを食べている感覚でした。

大阪人の味噌汁は「濃い味」とも言われているので、関西人には物足りないかも知れません。若しくは、途中でスープの補充が出来る様に、別瓶にスープ原液を入れてサーブして下さると良いと思いました。

てな感じでしたが、テレビ局が取材に来ており、お隣のご夫婦にインタビュー許可を得て撮影してはりました。

12時37分頃に店に着いて、実は13時32分発の奥羽本線の列車に乗る予定だったので慌てて食べました。

店を出た頃、100円バスとタイミングが合わず、山形駅まで荷物を転がして20分程歩きました。

目的地は大石田駅。

 

 

 

 

 

 

大石田駅から歩いて13分程の所にある「だんご屋」がその目的地。食後のデザートであります。

お店の名前は「最上川 千本だんご」。南緯45度に住んでいる筆者がこの店を知ったのは、いつもの「秘密のケンミンSHOW」。

本来は山形駅前で冷やしラーメンを食べ、その足で東京経由で名古屋に向かう予定でしたが、直前にこの店の事をしってしまい、急遽組み入れましてござる。

その為、山形駅では冷やしラーメンを食べるのに割ける時間は66分しかありませんでした。奥羽本線の列車数は少ないですからね。

お店はほんまに最上川の川岸にあるのに、堤防が高くて川の姿を見る事は全く出来ません。川べりで食べようと思いTAKE AWAYを選んだのに。

そこで、彼らの奥座敷にイートインの場所があるとの事なので行ってみると、そこは「店内で食べる」を選択した方だけが座れる場所で、TAKE AWAYを選んだ方は税率が違うので座れませんでした。

仕方がないので、店の軒先にあるレッドカーペット、いや昔ながらの団子屋の屋外ベンチにて頂きました。

注文したのは2本で写真手前が「抹茶あん」で、奥が「ずんだ」になります。どちらも甘さ控え目で、そして大好きなだんご餅のなんと美味い事よ。

ペロッと平らげてしまいました。

 

 

 

 

 

 

食べた場所が写真左手端の椅子です。

2本目のずんだを食べている最中に、お店の方が何かを持って出て来られ入り口前に立てられました。

回り込んで拝見すると

「売り切れ」

と書いてあります。

そう、ギリギリだったのです。

南半球からやって来て、売り切れが一番怖いです(笑)。

しかし、次から次へと車が奥の駐車場に入ろうとします。人気店なんやろうなぁ。そりゃそうだ、来年還暦のオッサンでも美味しく頂ける位だから。

その後、大石田駅に再び荷物を転がしながら歩いて戻り、駅前のディリーストアで缶ビールを買い、ギリギリ山形新幹線つばさ号に間に合いました。

東京まで3時間15分。そこで東海道新幹線ひかり659号に乗り換えて名古屋に。速攻で中華料理店の味仙さんに伺いラーメンと青菜炒めにビールで仕上げ。
その後に駅前のチサンホテルにチェックインしたが、部屋中タバコの匂いが充満しており、再び「やられたぁ感満載」で就寝。

恐らく、翌朝一本目の特急南紀号・紀伊勝浦行きの車内でも体中にタバコの匂いがこびり付いていたに違いありません。ニュージーランドでは有り得ないので尚更参りました。

喫煙率が高くて驚きますが、いつになったら日本は先進国になるんでしょうね。民度を上げるしか方法はありませんが、現首相の支持率が30%を割ったそうで。

ちなみに筆者は本日、ニュージーランドで行われている総選挙の投票に行ってきました。何処が勝っても禁煙措置は変わらないと思いますが。