やる時はやりまっせ!

やる時はやりまっせ!

ニュージーランド南島クィーンズタウンで満天の星と赤色オーロラの撮影に人生を捧げております。同タイトルのホームページTOPを毎週移植

 

インバウンド客ですが、何か? おじさんハーフパンツ論争

 

 

Youtube動画を見ていて驚いたのですが、日本には「おじさんハーフパンツ論争」なる戯けた現象が起こっているそうな。
一体どのようなものなのか分からなかったので、検索サイトで写真を拝見した所、仕事場を含む至る所で中年男性が半ズボンを履いている様子が表示された。
日本は既に亜熱帯に属するので、命を守る当然の行為である。

筆者は1988年にニュージーランドに第一歩を踏み入れたオッサンで、ほぼ毎年インバウンド客として日本に帰省しています。
上の写真は、昨年2025年5月13日から同年7月3日までの休暇旅行で着用していたものだが、その「おじさんハーフパンツ」丸出しです。

筆者はこれでジャパンレースパス・グリーン車用2週間パスで計60本近いグリーン車座席に座りましたが、何か問題でも?

 

 

 

 

 

 

ならお尋ねするが、首をほぼ90度折り、スマホ画面を見るのにほぼ真下をずっと見ている「みっともない姿」を晒している貴方・貴女に問題はないのですか?

このままで行くと、数百年後の日本人は首が折れ曲がって生まれてきて、上を全く見られない姿に退化するんとチャイますか?

何年か前のジャパンレースパスの旅で日本一周している時、駅のホームにある5人掛けのベンチに3人の女性が等間隔で座り、全員真下を見ながらスマホ画面をずっと見ていましたが、その姿たるや、「百年の恋も冷める」レベルの「みっともない姿」でしたで。

他人の容姿に文句を言う前に、自分がスマホをみっともない姿で見ているのを自覚したらどないでっか?

因みに筆者はスマホを目の高さか、それより空に向けて拝見しています。頭上に横たわる天の川や南十字星を見まくっているので、下を向けないと言っても良いかもしれません。
そして、スマホカバーは3つのレンズを保護する為に開閉式のものを使っているので、撮影時以外はカバーを閉じています。
 

 

 

 

 

パンスターズ彗星 C/2025 R3 2026年5月12日

 

 

今日は皆様に宇宙のありのままをご覧頂こうと、人工衛星の光跡を消さずにお届けします。先にオーロラの写真をアップロードしてしまい、今頃2026年5月12日の写真に手を付けたわけです。

実はここ数週間で撮ったパンスターズ彗星の写真って、皆こんな感じで人口衛星が写りまくってたんですよ。それを色々な処理をすることで消していただけの事で、実は地球の周りには、これだけ多くの人工衛星が飛んでおり、天文屋を悩ませているんですよ。

上の写真は1分露出の写真を16枚重ねていますので、露出の合計は16分間。その16分間でこれだけ多くの人工衛星が画角を横切ったことになります。

人工衛星の光跡を除去した写真は、また機会があればご紹介しますが、いまだに330mmの画角をはみ出している尾が写った事に驚きを隠せません。

 

 

 

 

 

彗星がサザンアルプスの尾根に沈んた後、赤道儀に載せていた2台のカメラでダークフレームの撮影を開始。
彗星没域とは反対の東の空から「逆さまのさそり座」が高く昇り始めていたので、対角魚眼レンズを装着した天体改造機を2台立てます。

上の写真は1台目を入れて記念撮影したもの。

他の写真とは重ねていない単独写真なので若干粗いですが、これも事実。時間があればダークフレームも撮ってあるので、写真を32枚重ねてスムースな写真に仕上げる事もやります。

この写真には殆ど人工衛星が写っていませんが、その理由は夜が更けてきて、人工衛星に太陽光が当たらなくなっただけの事。そう人工衛星は日没後と夜明け前が最も写真に写りやすくなります。

 

 

 

 

天の川の最も濃い所と赤いオーロラ 2026年5月15日

 

気まぐれなので、画像処理の順番を無視しており、日付が前後して申し訳ありません。こちらは、前の投稿の前日である2026年5月15日の深夜に撮影した天の川とオーロラです。

赤いオーロラに火柱が立っていないことから、Sequatorというソフトで連続で撮った16枚とか32枚とか重ねてもええかなぁと思ってますが、依然5月11日と12日に撮ったパンスターズ彗星 C/2025 R3 の写真を処理していないので、ちょっと後回しにさせてもらいます。

もし、出来上がった写真が写真販売サイトレベルの仕上がりになったら、残念ながらこちらではご紹介出来ませんが(笑)。
そう、こちらに掲載させて貰っている写真は、ほぼ落選したものばかりになります。申し訳ありません。
しかし、まあ雰囲気は伝わるかなぁと思い掲載させて頂いております。

写真最上段に「さそり座」が昇っているのがお分かりになるでしょうか?実は天頂を飛び越えて北の空にあるので、後ろを振り返るとさそり座が逆さまになっているんですけどね。

分かるかなぁ、分かんねぇだろうなぁ(笑・古)。

 

 

 

 

 

赤いオーロラ 2026年5月16日

 

 

2026年5月15と16日、2夜連続でオーロラを追いかけました。気温は1度。撮影を終えて車のエンジンを掛けたら、フロントガラスが凍ってました。ニュージーランド南島は秋真っ盛りです。

中央やや上に青っぽい物体が浮かんでいますが、これ20万光年離れたお隣の銀河・小マゼラン雲です。その左下はNGC104球状星団。望遠鏡で見ると、なかなか見応えのある天体です。

天の川が写っていませんが、実はこの写真の上の方に南十字を伴って虹の様なアーチを描いています。その写真は対角魚眼レンズで撮ってありますので、これから画像処理します。

ということで、天の川を除外してあるので、オーロラに露出を合わせてダーク目に撮っておきました。天体改造カメラの威力をまざまざと見せてくれています。
 

 

 

 

 

パンスターズ彗星 C/2025 R3 2026年5月10日

 

 

お待たせしました、2026年5月10日(日)の夕方に撮影したパンスターズ彗星 C/2052 R3 をやっと処理出来ました。でも雲だらけでお見苦しい点は見逃して下さい。

しかし、翌11日も12日もド晴天で、下の写真を撮った場所で4時間x2日間を赤道儀を使った追尾撮影を費やしたのですが、もう若くありません、2日間の撮影で疲れてしまいまして、画像処理に取り掛かれませんでした。

2日間ともスキーウエア上下を着てるし、2台を赤道儀に載せ、2台には対角魚眼レンズを取り付け、虹の様にアーチを描く天の川を撮りまくりでした。疲れるわけです。

上の写真を撮った5月10日は、一部分だけ丸く雲が切れている領域と彗星出現域が重なる場所を探すしかありませんでした。ですので、この写真は他の写真と重ねていない純の一枚撮りです。

なのに、相変わらず写真の画角を飛び出す彗星の尾が写っています。

 

 

 

 

 

 

 

実は13日も14日も連日のド晴天が続いていたのですが、先の2日間で燃え尽きてしまいまして出動出来なかったです。なのに、14日に日付が変わった途端、太陽風速度が若干上がり、しかもその磁場の向きが一時的に南向きになりオーロラが望める条件になったもんですから、風呂上りの気温1度なのに出動。

結局、オーロラは地平線ギリギリが赤くなる程度だったのですが、逆さまのさそり座が北中するタイミング。と来たら、対角魚眼レンズで湖からバルジまで撮るしかありません。

5年前に上の写真を撮った場所に赤道儀を立てた11日と12日の写真は、これから体力が戻り次第で処理を始めます。ああ因みに上の写真の緑色はオーロラではなく大気光です。

2026年4月18日に大きなオーロラを出現させたコロナホールが戻って来ており、本日5月15日は臨戦態勢で夕方を迎えるつもりです。

 

 

 

 

 

来るかオーロラ再び

 

 

秋晴れのクィーンズタウンが続いており、ここに来て「撮影疲れ」でかなりグロッキー気味です。
一昨日の2026年5月11日から大変大きな高気圧に覆われ、なんと18日までずっと晴れる予報が出ていますが、もうお腹一杯です(笑)。

10日から毎日パンスターズ彗星の撮影に出動しているのですが、彗星核が対岸のサザンアルプスの尾根に沈んでいく時間が毎日遅くなっています。
昨晩の彗星没は21時17分で、天文薄明が終わる30分前の17時45分から撮影が可能なことから、3時間30分間もずっと赤道儀で追尾し放題です。

オートガイダー任せの撮影で暇なので、ふと顔を上げると東の空から背面飛びで昇ってきた逆さまのさそり座が。急遽対角魚眼レンズを取り付けた天体改造機を2台設置します。

そうオリオン座とさそり座って、南半球だと同時に見えるんですよ。

彗星が尾根に沈んでいった時の高度はたったの5度。それでも7x50双眼鏡でずっと見えています。
赤道儀の電源を落とし、載せていた2台のカメラでダークフレーム35枚を撮り始めます。

上の画像の黒い穴から飛んでくる高速太陽風によるオーロラが西の空にも及べば、パンスターズ彗星がオーロラに包まれる写真が撮れるでしょうか。こうご期待。

RAW現像は元気になったら始めます。それでは今日も出動。

 

 

 

 

 

パンスターズ彗星 C/2025 R3 2026年5月7日

 

 

2026年5月7日(木)の夕方、リビングの窓から見える東の空に青空が広がっているのが見えました。
「まさか」と思って気象衛星ひまわり9号の衛星写真を見ると、その窓から見える空だけが晴れていて、後は全て厚い雲に覆われている事が分かりました。

一旦は「なんやぁ」と落胆したのですが、こうも思いました。「もしかして、この晴れ間を通して彗星が見えるんチャウか?」
そう、筆者はそれだけで出動を模索します。しかし、距離にして30キロメートル近くは離れないと難しそうです。

天気予報では次の月曜日まで天気が良くならないので、このチャンスを逃すのは勿体ないと思い出動。26キロメートル走って赤道儀を立てました。

極軸望遠鏡に八分儀座の台形が見える暗さになり、テスト撮影を終えて本番スタート。
しかし、1枚目、2枚目は雲が写り込みボツ。そして3枚目のこの写真はまあまあ。しかし、次の4枚目からは雲が写り込み始め、ずっと雲が通過。挙句の果てには雨が降り始めたではありませんか。

ひまわりの衛星写真をコマ送りすると、この雨雲は30分程度で通り過ぎると思われ、望遠鏡やカメラ・レンズにショッピングバッグを載せて雨宿り。

20分程で星が見えて来たが、彗星が山に消えるまでの毎ショット全てに雲が写り込んでおり、今回は写真を重ね合わせず1枚きりです。明るい星はオリオン座の1等星リゲル。

 

 

 

 

 

この写真は、雨を降らせた雲が通過した後に撮った雲だらけの7枚と、35枚のダークフレームを重ねたものですが、モヤモヤ写っているのは全て雲です。彗星の左手に「魔女の横顔星雲」も写っていますが、こんなんじゃダメですよね。

もし天気が良ければ、その魔女の横顔星雲から馬頭星雲までを200枚程度撮って重ねようと思っていたんですけどね、天気には勝てません。

 

 

 

 

 

そして、彗星がスキー場のある山に沈んで行った後に全ての雲が消えて快晴の天気に。
皮肉なもんですよね。

オートガイダー用のラップトップPCも雨を被ったので、タオルで拭き拭きしながら撤収。撤収に時間がかかりそうだったので、対角魚眼レンズを使って彗星出現域と反対の空を撮りました。

緑や赤色の大気光が両サイドに出て、処理しにくいったらありゃしない。

復路はほぼ全行程が霧に覆われており、物凄い湿気でした。因みに撮影中もBORG望遠鏡、135mmレンズ、ガイド鏡全てにレンズヒーターを巻いておきました。

パンスターズ彗星の写真をまともに1枚も撮れませんでしたが、相手が天気なので、まあこんなもんでしょう。折角月が昇る時間が遅くなってくれ暗夜が確保出来る様になったんですけどね。

 

 

 

古い「無水エタノール」でやってもた

 

 

撮影の日付が前後しますが、やっと2026年5月3日夕刻に撮ったパンスターズ彗星 C/2025 R3 の処理をする事が出来ました。そこで皆様にお詫びです。

上の写真は未だ空が明るく、しかも月齢16の十六夜の月明かりというダブルパンチの悪条件で撮った写真ですが、緑色の縞模様が煩わしいですよね。
筆者は、これを西の空に残る太陽光のイタズラだとばかり思っていました。しかし、縦型構図で撮った写真を処理している時に気付いたのですが、この縞模様はセンサーを無水エタノールでクリーニングした時の「拭き残し」である事が判明しました。お恥ずかしいったらありゃしない。

小さな容器に小分けにして使って来た無水エタノールアルコールで今日までセンサーをクリーニングして来ましたが、これまでは一度の往復拭き上げで全く問題なかったのですが、どうも水分を含んでしまった様で、曼荼羅模様が出来てしまったみたいです。
強力LEDライトをセンサーに当てると、確かに曼荼羅になっていました。それに先程気付きまして、新品の無水エタノールで再度拭き直しておきました。

 

 

 

 

 

 

 

ここクィーンズタウンは緯度が高過ぎて、月明かりの影響をずっと受けてきましたが、ケアンズやシンガポール等の低緯度域では尾がやや左に寝ていて、天文薄明が終わった時に月が未だ昇っていないという好条件が故に、筆者の写真とは違って暗夜での撮影が出来ている場所もあります。

ここクィーンズタウンでは、今日2026年5月6日の夕方から暗夜が確保出来、これからが本番というのに、次に夕方が晴れるのは来週月曜日の11日だという予報です。
その頃の彗星は、オリオン大星雲の左上に位置してしているではありませんか。さて、筆者は未だ頑張るのでしょうか(笑)。

1枚目の写真では尾が画角を突き抜けている様に見えます。135mmの垂直画角は10.15度ありますので、月明かりの無い暗夜で撮りたいのですが。

今夕は雨、明日は概ね曇りの予報で、残念ながら尾に覆われるリゲルの姿を撮る事は叶いませんでした。

皆様もセンサーを拭き上げる時は新しい「無水エタノール」を使いましょう。

 

 

 

 

 

パンスターズ彗星 C/2025 R3 2026年5月4日

 

 

未だ5月3日撮影のRAW画像を処理し切れていないので、本日5月4日に処理するつもりで気象衛星ひまわり9号の連続写真を見ました。

予報通り西の空には多くの雲が漂っており、今夕はRAW現像を続けようと思った矢先、日没後に急に晴天となります。いつもの牧草地に行っての撮影では間に合わないと判断。
急遽、ガレージに収納していたビクセンのGP赤道儀の赤緯軸を外した「簡易ポータブル赤道儀」を持ち出し、自宅裏にある広場に徒歩で向かいます。カメラは1台だけ。

極軸合わせはいつもの「カノープスとアケルナル」から導き出し、赤道儀の角度を45度に合わせ完了。
そのまま135mmレンズを取り付けたEOS 6Dで20秒だけ開けます。
それを16枚1セットずつ撮り、月明かりとの調整を行います。

徐々に月出時間が遅くなっていますが、今夕も月齢17という大きな月が既に昇ってしまっています。

撤収後は自宅の庭でダークフレームを35枚撮り、その後に自宅の押し入れ、通称フラットフレーム部屋で35枚撮りました。上の写真は計86枚をSequatorで重ねたものです。

明日(既に今日5月5日)の月出時間は19時17分で、天文薄明終了時間が19時19分。ほぼ同時ですが、月明かりがない分、天の南極を探す時に用いる八分儀座の台形、それを司る5等星2個と6等星2個が極軸望遠鏡で見えやすくなると思うので、19時前からシャッターを開けたいと思っています。

尾がオリオン座の1等星リゲルに届く絵が撮れるでしょうか。

 

 

 

 

 

パンスターズ彗星 C/2025 R3 2026年5月2日

 

 

秋深まりしクィーンズタウンは連日の好天に恵まれ、5月2日も3日も牧草地の一角に赤道儀を立てて、月明かりの中ではありますがパンスターズ彗星 C/22025 R3 と対面してきました。
毎日、月が昇って来る時間が約20分程度遅くなってはいますが、この写真の撮影日5月2日は満月。

車にカメラバッグ3つ、BORG望遠鏡等を積み込み出発したのが17時45分頃。丁度太陽が沈むタイミングでしたが、残念ながら月は既に東の空に昇った後。

満月の夜にまさか彗星を撮る事が出来るとは思いもしませんでしたが、焦点距離約330mmでの撮影で、画角一杯に伸びる尾の姿も写りました。

彗星没後に速攻で撤収し帰宅。夕食を食べてボクシングの世界戦にアクセスすると、なんと全前試合「判定」決着で時間が押してます。

故に世界リレーとバッティングしてしまい、PC2台で別放送を見てました。

2日も3日も他のレンズでも撮ってありますが、流石に満月だったので現像に手間取りそうです。この写真も初めての満月の彗星撮影という事で手こずりました。本日3日撮影の写真は、これから処理を始めます。

5月5日から暗夜が確保出来るので、雰囲気の違う写真をアップロード出来そうです。それまで彗星が明るいままだと良いのですが。