やる時はやりまっせ!

やる時はやりまっせ!

ニュージーランド南島クィーンズタウンで満天の星と赤色オーロラの撮影に人生を捧げております。同タイトルのホームページTOPを毎週移植

 

2021年1月25日の夕暮れ時、と言ってもここは緯度が高く、NZの西に位置している事から22時過ぎの話なのだが、スマホのお知らせ音が「ピン」と鳴った。

 

そうオーロラが出そうになったらお知らせしてくれるサービスなんてのがある。

 

太陽風速度、太陽風磁場の向き、天文薄明の終了時間、気象衛星ひまわりの連続写真等をチェックすると、雲が覆いながらも、もしかしたら撮影出来るかも知れないという事で自宅を出動。すぐ近所の周辺を見渡せる場所にて停車。エンジンを切った。

 

雲が接近している。

 

案の定、筆者の天気予報が当たってしまい、天文薄明が終わる頃には雲に覆われてしまった。

 

上はNASAの宇宙天気予報サイトで見られるオーロラ帯の予想図になりますが、世界標準時で1月25日午前9時57分はNZ時間の25日午後22時57分には左上にあるニュージーランドにオーロラ帯が掛かっています。

 

しかし、未だ空は明るくてオーロラは撮れませんでした。明らかにオーロラ帯がクィーンズタウン上空までやって来ている事を物語っています。

 

その後に徐々に暗くなっては来たものの、徐々に雲に覆われて万事休す。24時40分には帰宅して、この文章を打ち込んでいます。

 

この図を良く見て下さい。何か気付く事はありませんか?

 

①オーロラ帯の中心は南極点ではない

②オーロラ帯は左端のオーストラリアと左上のニュージーランド方面にズレて出現している

③地理上の南極点上空にオーロラ帯が掛かっている

 

以上3点を覚えられましたら、次の北半球の写真をご覧下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

さてこちらが北極点の真上から俯瞰的に地球を見た図になります。先程ご案内した3点を考慮し、オーロラ帯の場所を良くご覧下さい。

 

図は下半分にアメリカ大陸。左上に逆さまの日本。そして真上にユーラシア大陸で右上にヨーロッパ・アフリカ大陸が位置しています。

 

先ずはオーロラ帯の中心がどの辺りになるかを確認したいと思います。どう考えてもグリーンランドの左肩辺りであり、決して北極点が中心ではないです。

 

また興味深いのは、オーロラ帯が北極点に掛かっていない事です。そしてオーロラはやや北米大陸方面にズレていませんか?

 

そうこれが日本は北海道最北端でもオーロラが殆ど見えない理由になります。そして南北両極でオーロラ帯の極点からのズレ具合が大きく違う事も分かります。

 

そうオーストラリアはタスマニア島や、ニュージーランド南端地区はオーロラ帯が寄って来ており、また夕日が白いまま沈む程の空気の美しさ故に、NZ南端部に位置するクィーンズタウンは度々オーロラが出現します。

 

まあ今日みたいに天気が崩れたらどうしようもありませんが。

 

この南北のズレは地球磁場が複雑な形をしているからに他なりません。南北で非対称の磁力線が見えて来そうです。

 

あっそうそう、海外のサイトでアルゼンチンやチリ南端部でオーロラが頻繁に見られるようなデマを書いているものが結構ありますが、自分で確認もせずに、その辺のサイトからパクった情報でブログやサイトを構築している輩がホンマに多いので御注意を。

 

一枚目の図を見たら南米は残念ながらオーロラ帯から遠い場所である事が分かりますね。アルゼンチンやチリ南端部は、日本と同様で10年間で数回のオーロラ撮影が出来るレベルだと言われており、肉眼で見えるレベルだと数十年に一度のレベルです。

 

なので寒いですが、北米や欧州に行くしかないのです。ああちなみにニュージーランドは夏なので、半袖でオーロラの撮影に出向きました。そうオーロラは気温は関係ありません。太陽風エネルギーと酸素、ないしは窒素との衝突発光です。

 

 

 

 

 

 

2021年1月16日の夜明け前、余りにも天気が良かったので、とりあえず全ての撮影機材を積んでワカティプ湖畔に出動してみました。

この時期は夜が短いので、長い露出時間の追尾撮影を諦め、三脚による固定撮影をチョイス。後でSequatorというソフトで合成してみました。

 

撮像を直ぐにスマホに転送をし、LINEで日本の友人数名に送ったのですが、どれがオリオン座なのか分からないって。皆様はお分かりになりますか?ここクィーンズタウンは南半球なので、何もかもが逆さまだという事です。

 

しかし、何故逆さまなんでしょうね。不思議ですねぇ。

 

ここクィーンズタウンは東京から9500キロ程離れていますが、赤道を超えただけなのに、全ての天体が逆さまになるんですね。左下の「すばる」なんて日本ではほぼ頭の上ですからね。

 

オリオン座周辺の赤い雲は星雲ですが、山の上の緑や赤色は大気光です。オーロラみたいですが、この写真は北の空を撮っているので有り得ません。そう南半球のオーロラは北ではなく南の空に出ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年1月11日の夜、筆者が主催しているスターウォッチングツアー終了後、お客様を宿にお送りして帰宅もせずに撮影地に直行した。新月期やし。

 

メインの天体は南東の空にあるので、その方向に街明かりがなく、しかもワカティプ湖も写せる場所に向かいました。結局いつもオーロラを撮る湖岸に相成った。

 

風は強くないのに湖は波立っている。湖岸に車を停め砂浜を100m程歩いて簡易赤道儀を立てた。24mmレンズの縦構図でそそり立つ天の川を構図に南十字も入れて数枚撮った。

 

すると写真右下隅が赤く染まっていた。若しかしてこれは Southern Lights かと思い、L型ブラケットを外し横構図に戻してレンズを南南西の空に向けて一枚撮った。

 

するとどうでしょう、緑色、赤色、紫色のオーロラが写っているではありませんか。

 

慌ててスマホで太陽観測衛星DSCOVRのサイトで太陽風速度とその磁場の向きを確認したら、21時30分頃に太陽風の弱い衝撃波が地球にヒットしるではないか。しかも、午前2時2分から太陽風磁場の向きがドッカーンと南向きに落ちている。

 

太陽風速度は大してないが、ここまで大きく南向きになればオーロラは間違いない。こういう時は最初の火柱が立つ頃も狙ってタイムラプスで撮る事にした。24mmレンズで絞りはF4、ISOは12800でスタート。

 

上の写真は空が明るくなってもずっとタイムラプスを繰り返していた物を比較明合成したものです。中央と、その右上、そして左端に流星が写っていますね。

 

 

 

 

 

 

この写真は天文薄明が始まって13分後の午前4時6分に撮ったものです。夜明けに伴い空が白み始めている為に、緑色オーロラの上に出る赤色と紫色オーロラが若干薄くなってしまいました。

 

実は紫色オーロラの直上に青色オーロラも写っているのですが、星空の青色に混ざってしまい判り難くなっています。

 

また斜めに紫色に染まっている部分もありますが、実はこれ「大気光」。天文薄明が始まる前の写真を見ると、緑色と赤色の2色大気光も写っていました。ややこしいね。

 

今回のオーロラは1月8日に太陽で発生したフィラメントの放出の際に起こったCME(宇宙ガス放出現象)が地球に到達したのが原因と思われます。このCMEは太陽の右手方向に飛んでおり、地球にはやって来ないだろうと思われていましたが、筆者は念の為に警戒だけはしておりました。

 

それ故にツアーに撮影道具(ソニーのフルサイズミラーレス3台、キャノンの天体改造デジイチ2台、レンズ13本、中型三脚2台、簡易赤道儀)も持参しておりました。

 

考えてみると撮影機材が多すぎて引いてしまいます。もう少し少なくならんかな。

 

さて今年2回目のオーロラ撮影でしたが、やはり野口聡一宇宙飛行士がISS国際宇宙ステーションに上がられるとオーロラが出やすくなるというジンクスは今回も続いているみたいです。

 

写真中央右上の明るい星がエリダヌス座の1等星アケルナル。この星は九州南部以南でないと昇って来ません。そして写真上部の白い雲が20万光年先にあるお隣銀河「小マゼラン星雲」。

 

ドメル将軍がヤマトと一戦交える前に出動していた星域です。分かる方だけ笑って下さい(笑)。

 

 

 

 

 

最後は6分後の午前4時12分に撮ったものです。実は空が明るくなるに従ってオーロラはより大きくなっていくのが分かったので、諦めずにシャッターを切り続けていました。

 

空が白く飛んでしまっているので、画像処理ソフトで黒レベルを上げて暗くしてみました。するとご覧の通りにオーロラ全5色の内4色が写っていました。緑、赤、紫、青色の4色です。

 

緑の直下には最下部のピンク色オーロラがあるのですが、この写真には写りませんでした。これまでに5色全色を同時に撮ったのは片手程しかなく、どれだけ難しい事かご理解頂けると思います。

 

新型ウィルスの影響で海外旅行には出られませんが、終息後にオーロラを撮りに行く方はカメラを天体改造してからお出かけ下さい。一生後悔しますよ。改造後にカメラが不要になったら、オークションなどで捌けば直ぐに売れますよ。

 

それともフィルムカメラを復活させますか?空港の手荷物検査でのX線強度がテロ以来強くなっている模様なのでフィルムが感光してしまうので現実的ではありませんよね。Good Luck。

 

 

 

 

2021年1月6日に日付が変わったばかりの午前2時30分頃、今年最初のオーロラを撮る事が出来ました。

 

生憎月齢22の下弦の月が昇ってしまっており、何もかも白いっぽくなっておりますが、もし暗夜だったらもっと赤色が濃い写真になっていた事でしょう。まあこればかりは仕方ありません。下部には緑色のオーロラもそれとなく写っていますね。

 

また天の川は画角の左端に見切れており写っていません。南十字は写真の左手で、約90度左に倒れた状態で天の川のド真ん中で輝いていました。それはそれは眩しい煌びやかな輝きでした。

 

オーロラが大きくなるに連れて右後ろから雲が漂ってきて、画角に入って来てしまいました。2台の天体改造カメラでタイムラプス撮影の一コマなのですが、この後に雲が広がってしまいまして、動画にすることは無いと思われます。

 

1台はサムヤンの35mmレンズ、もう一台はAPS-Cカメラに同じくサムヤンの14mmレンズを取り付けているのですが、考えてみたら筆者の手元にはマニュアルフォーカスレンズがその幅を利かせてます。

 

オートフォーカスレンズでさえ、星にピントを合わせる時はマニュアルで合わせますから、オートフォーカスレンズは事実上不要です。

 

 

 

 

 

 

そうそう、この写真を見て下さい。同時刻に Livecam Queenstown  で撮影されたものです。10分毎に一枚撮影されているものを少し拡大し、レベル調整をしてみました。

 

このサイト、これまで深夜は撮影休止だったのですが、先月から夜中の撮影もしてくれる様になりました。筆者が主催するスターウォッチングツアーで天候確認の際にお世話になっているサイトです。

 

https://queenstown.roundshot.com/

 

こちらがURLですのでご興味ありましたらどうぞ。

 

このレベルのオーロラでさえ写っているので、オーロラ出現が大きくなれば間違いなく写りますよ。

 

しかしここはニュージーランドです。気分次第で直ぐに変更・休止・廃止なんて当たり前ですので、このカメラが生きている間にお楽しみ下さい。横長のパノラマで見る事も出来ます。

 

今年最初のオーロラという事で、見栄えのない写真を貼ってしまいましたが、このレベルでも暗夜であれば見応えのある写真を撮る事が出来ます。

 

しかしカメラを天体用に改造したもの、またはフィルムカメラで撮影しないと、何度も申し上げていますが、ここで見えるメインの赤色オーロラは60%がセンサー前のフィルターで除去されてしまいます。世界中で撮影されているオーロラ写真の一体何%が、この改造カメラ、またはフィルムカメラで撮影されているかと言えば、恐らく1%未満だと思います。

 

そう皆様が目にしているオーロラ写真の99%は、オーロラ5原色の全てがある程度除去されたものになります。厄介なのは、5原色の透過率が5色とも全て違うという事です。早い話、そんなのオーロラの写真ではありません。

 

特に赤色が最も除去されてしまいます。6割も。なので赤色オーロラなんて写りませんよ。写ったとしても、薄っいものになってしまいます。ご参考までに。

 

 

 

時に西暦2199年。地球はガミラスからの遊星爆弾の攻撃を受け、人類滅亡まであと1年・・・。

 

今から46年前の10月、「アルプスの少女ハイジ」というアニメ番組の裏で、その後のアニメ界を席巻するものがありました。多くの若者を乗せた宇宙船が地球を離れ、往復33万6千光年の旅に出る壮大な物語です。

 

その目的地を昨年12月の新月期に撮ってみました。

 

46年前はこの天体までの距離は14万8千光年だと思われていましたが、最近では2万光年ほど遠い事が判りました。

 

勿体ぶりましたが、この天体の名前は「大マゼラン星雲」。

 

天体改造カメラにEF70-200mmF4L IS USMレンズを取り付け、200mmで一絞りで撮っています。露出360秒、240秒をそれぞれ16枚、30秒と15秒を8枚ずつ加えています。ダークとフラット処理を今回はSequatorで行いました。

 

この時期に総露出時間9960秒(2時間46分)の撮影は、実はギリギリなのです。それは夜の長さです。12月、1月の夜の長さは3時間15分しかありませんから。本当は露出120秒と60秒も16枚ずつ加えたかったのですが、時間が足りません。

 

高度65度もの高さに位置するこの星雲は南半球の初夏が撮り頃。2月、3月に入ると夜が長くなるので、未だ45度もの高さに位置する「こいつ」を再度撮る機会も生まれるでしょうか。一年中地平線に沈みませんけどね。オマケに星雲なのに2等星の明るさですし。

 

誰もいない牧草地の隅で、ニワトリが星明かりを夜明けと勘違いして「コケコッコー」と鳴いていました。筆者も星明りで毎回泣きそうになります。何もないニュージーランドですが、昼も夜も雄大な景色だけはあります。

 

そんな景色で宜しければ、この国も候補にどうぞ。

 

 

 

 

 

2021年の幕開けであります。先程市内の丘から撮影した新年を祝う打ち上げ花火の写真を貼っておきますね。

 

日本は未だ大晦日の夜で「紅白歌合戦」やダウンタウンの「笑ってはいけない24時」なんて番組の放送中だとは思います。しかし、ここニュージーランドは日付変更線に近く、世界で最も早くに新年を迎える場所であります。

 

既に年越しそばも食べて、2台のカメラを望遠鏡のプレート、その両端に自由雲台で固定し、レリーズを度々押しながら撮りました。

 

ボクシングは予想通り井岡一翔選手が勝った模様ですが、今年はオリンピックの年。スポーツを中心として、新たな世代が活躍してくれる事になるでしょう。

 

そんな筆者もそろそろ来年6月のスキー場開きに向けて、トレーニングを開始しました。四捨五入すれば還暦の老体なので若い方の様にはいきませんが、それでもやっぱり身体が資本です。

 

新型ウィルスの変異株数は既に予想を超える数になっていると思いますので、公共交通や2m以内に知らない人が長い間いる様な場所に行くのは完全にシャットアウトして下さいね。

 

ここニュージーランド南島は市中感染が半年以上発生していないのですが、そんな環境に住む筆者や友人が日本の皆様の行動に絶句しているのは隠しきれない事実です。

 

このままではウィルスの変異の方が速くなり、新ワクチンが全く効かない状況になるやも知れません。ワクチンには期待しない2021年でお過ごし頂ければと思います。

 

 

 

 

今日は2020年のクリスマスイブ。半袖でこの文章を書いています。そうニュージーランドは真夏。サンタさんは汗だくになります。筆者も家のリノベーションで毎日汗だくです(笑)。

 

さて今年も残り少し。なのに英国では2つ目の別種新型ウィルスが発見された模様で、今後の動向も気になりますよね。

 

お陰様というか何と言うか、ニュージーランド南島は市中感染が半年も発生しておらず、入国時の制限も厳しく、安心して暮らせております。日本では入国後14日間の自主隔離がかなり緩いらしく、空港から鉄道やバス、タクシーなどの公共移動手段の利用が可能だと聞いたことがあります。

 

それが市中感染の原因の様な気がするのは筆者だけではないと思います。ニュージーランドとはその内容が全く違います。違反すれば当然犯罪者となります。台湾で久しぶりに市中感染が確認されたそうですが、原因となった機長が解雇されたそうです。

 

国によって何もかもが違うので、感染拡大も違うのは当然です。という事は、人の行き来が再開されるのは、ほぼ未定ですよね。

 

皆様に星のシャンデリアをお見せ出来ない期間が長くなりそうなので、代わりに筆者のこのホームページにてご披露して参ろうと思ってます。それで皆様が癒されるなら、気合も入るというもんでっせ。

 

来年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

南緯45度の星空案内人より

 

 

 

2020年12月、今年も無事に高校の卒業式が執り行われました。新型ウィルスの市中感染が半年以上も発生していないニュージーランド南島。筆者が住んでいる街の名はクィーンズタウン。

 

周囲50キロで人口は約18000人。そんな小さな街にも高校があります。なんせ14~19歳の人口比率が楽勝で20%を超えている子宝に恵まれている国。それがニュージーランド。

 

それを考えると、生徒の数も千人前後となり、かなりのマンモス校。新規に空港近くに移転したばかりなのに、来年からは教室数が足りなくなる見込みで、グランドの端にプレハブ校舎を建築中です。

 

ニュージーランドの新学期は2月スタートなので、それまでに急いで教室を建築しています。

 

写真は先日行われた最上級13年生の卒業式前の談話時間。16mm広角レンズで撮りましたが、もっと全員入り切れていません。対角魚眼を使えば良かったかな。

 

少しばかりの飲み物とお菓子が出されて立食している風景です。偶然にも卒業生が筆者に気付き視線を送ってくれていました。

 

 

 

 

 

 

こちらが多目的ホール。毎年ここで卒業式が行われています。音響PAもあり、オッチャンが高校の時とは大違い。

 

こんなホールがあるなら、放課後に毎日ここで楽器練習すれば、もっと上手くなっただろうに。時すでに遅し。

 

今ではサイレントギターにヘッドフォン挿してリハビリ目的でギター演奏のみ。指を動かして、少しでも脳を鍛えようとしている程度。ああ年は取りたくないね。

 

 

 

 

 

そしてこれが卒業式の様子。アリーナ席の左1/3だけが卒業生。あとは全部家族の座席。左壁に順番に呼び出される生徒が集まり、名前を呼ばれて舞台中央に上がります。

 

担任の先生が生徒の紹介分を読み上げ、生徒はその間、直立不動で舞台中央に立っています。

 

お気付きの事だと思いますが、ご家族の服装をご覧下さい。純正装の方は殆ど見られず、中にはチェックのシャツにジーンズなんてご父兄もありました。

 

主役が生徒なので、それよりも目立たない様にしている訳ではなく、単にニュージーランドの皆さんの感覚がこんな感じだという事です。フォーマルは苦手ですよ。

 

ああ卒業生は皆お洒落してますよ。中にはハリウッドのセレブみたいに着飾っている子もいました。筆者は2年連続での卒業式参加だったのですが、スラックス+茶色の革靴に、上半身は何とサッカー日本代表のレプリカ(背番号10)でした(笑)。

 

それでも全然違和感がありませんでした。

 

 

多くの生徒が大学に進学すると紹介されており、筆者の息子も長男の引き続き、来年2月に大都市オークランドに行ってしまいます。これでやっと家が片付きます。

 

日本からお客様が来られないので天体写真ばかり撮っていますが、合わせて家のリノベーションをDIYで始めており、子供達がいなくなったら、徹底的にやろうと思っています。今はガレージの裏ドアにあるステップをコンクリートで補強しようとして、砕石を敷き詰めています。

 

DIY、楽しいですよ。流石はニュージーランドって感じです。

 

 

 

 

さて今年もあと半月で終わろうとしていますが、毎年恒例のJAFの意地悪実験結果を今年も見てみましょう。

 

筆者がこの実験数値を初めて見たのは2年前の2018年暮れ。自ら運営するスターウォッチングツアーの車内コメンタリーで、「横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいたら、車両は一時停止しなければならないのをご存知ですよね」と、ご案内したら、一人の女性客がそれを完全に否定する発言をされた事がありました。

 

また何年か前に家内が日本に帰省中の出来事。私の実家近くの駅前横断歩道を歩いていると、黒色のワンボックスが猛スピードで突っ込んで来て、危うく跳ねられそうになった事がありました。彼女が運転手を睨んだところ、運転手はその後に急停止してクルマを降りて彼女を追いかけようとしたんです。

 

早い話、交通ルールも知らないで運転している輩が大勢いるという事を知りました。上は今年2020年度・各都道府県での停止率になります。

 

3枚目と4枚目に2018年度と2019年度の数字も載せておきますので、どの都道府県がどれだけ増えた、減った等の確認をしてみて下さい。ダントツは毎年長野県です。知事が止まろう止まろう運動を繰り広げているそうで、今年の停止率はなんと「72.4%」と4名中3名が一時停止するという模範県になっています。

 

ちなみに筆者が1988年から住んでいるニュージーランドではほぼ100%です。

 

 

 

 

 

 

この表は一時停止率をグラフ化、色分けした物ですね。停止率が高い程、濃い色が塗られています。長野県は真っ黒やないですか。

 

さて今年の最下位はどの都道府県かな?2018年は栃木県の0.9%、昨年2019年は三重県の3.4%でした。

 

今年の最下位はなんと

 

宮城県の5.7%

 

宮城県は2018年が3.4%、昨年2019年が7.4%と上昇に転じたのに、今年2020年は2%落ちの5.7%。運転手100人中、たったの5人しか止まってくれない殺生な都道府県だと確定したも同然ですね。だって3年連続一桁でっせ。

 

もしかして仙台市民は殺生なんでっか?

 

そして宮城県とさほど変わりないのが東京都の6.6%。東京都の過去2年の停止率は2.1%、5.8%と、これまた3年連続一桁。岡山も7.1%と同様。岡山の過去2年の停止率は10.8%、13.4%と二桁だったのに、堂々の一桁に突入。

 

岡山は方向指示器を出さない運転手の多さでも毎年3本の指に入る常連なので、運転は正直ヤバいと思われる。両親・親戚が殆ど岡山県の出身なので心配であります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてこれが過去2年間の停止率。

 

昨年3.4%で最下位だった三重県が、今年2020年度に27.1%と急上昇していますが、それでも4人で1人しか止まってくれません。褒められたもんではありません。

 

2018年度に停止率0.9%で最下位だった栃木県は、知事が汚名返上を唄い昨年2019年に停止率が13.2と上がったのですが、今年2020年は14.2%と1%の上昇に留まっています。7人で1人しか止まってくれないわけで、最下位を脱出するのには懸命になるが、脱出後は油断してますなぁ。

 

 

目立つのが、2019年に停止率が上昇したのに、今年2020年度に降下している都道府県が9つもあります。早い話、横断歩道で止まる気なんてサラサラないという事の表れでは無いかと思います。

 

そして2020年度の全国平均が21.3%と、昨年2019年よりも4.2%上がりましたが、依然5人中で1人しか止まってくれません。ほぼ100%の停止率であるニュージーランドとの差が何かと尋ねられたら、それは日本は標識と信号が多すぎて脳の情報処理速度が追い付かないのだと思います。

 

眼前の信号が青の間に通り抜けたい・・・・という心理が交通事故を増幅していると断言出来ます。英連邦諸国と同様に信号を廃止して、極力ラウンドアバウトにするべきだと思います。でもそれには土地が必要になるので難しい事です。

 

優しい運転をするしかありません。特に子供の多い地域では。子は宝ですからね。

 

 

 

 

 

 

世界標準時の2020年12月7日16時半頃(日本時間の8日午前1時半頃)に発生したフレア爆発を起因とした衝撃波は57時間をかけて地球に到達しました。下から2番目にある紫色グラフをご覧下さいませ。

 

縦軸が太陽風速度で、横軸が全グラフ共通で日時になります。

 

世界時の12月10日01時30分頃に急にグラフが上昇しています。これがフレア爆発の衝撃波が太陽観測衛星に着弾した瞬間になります。太陽風速度が450キロ/秒程度だったのが、一気に570キロ/秒に跳ね上がっていますね。

 

それに反応したのが最上段の赤色グラフです。これは太陽風の磁場の向きになります。中央の0より上が北向き、下が南向きの風の強さになります。地球磁場の向きが南極大陸の端に位置する地磁気南極点(N極)からグリーンランドの左肩にある地磁気北極点(S極)に向けての北向きなので、オーロラが出るのは太陽風磁場の向きが大きく南向きになる時です。磁場の壁を切り裂いてエネルギーが入り込む時です。

 

それを踏まえて最上段赤色グラフをご覧下さい。残念ながらずっと北向きでした。これでは地球磁場を切り裂く事は出来ません。多くの方が残念がったと思われます。筆者も午前3時30分頃の天文薄明開始まで待ったのですが、太陽風磁場の向きは南向きになってくれませんでした。

 

まあこういう事もあります。その後も太陽黒点数が一気に上昇に転じている模様なので、今回の太陽周期は派手な黒点出現となればと思います。となると昼夜反対の生活が功を奏します。

 

さて4日間ほど晴天が続くそうなので、星を撮りまくりましょうかね。そう言えば双子座流星群の時期ですね。流れ星は写るやろうかぁ。