う~む、SONY α7Cの高感度ノイズ | やる時はやりまっせ!

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ニュージーランド南島クィーンズタウンで満天の星と赤色オーロラの撮影に人生を捧げております。同タイトルのホームページTOPを毎週移植

 

2020年も早11月。今日は午後にボクサー井上尚弥の防衛戦がある日。昨年のノニト・ドネアとのWBSS決勝戦以来のリング。メインイベントなので、NZ時間の16時(日本時間の12時)頃にずれ込むと思いますが、その時間帯は寝ている。起きてから拝見しようかなと思うてます。

 

そんな中、来年2021年の海外旅行も取りやめにしようと思っており、反面早急にでも手に入れたい次期天体改造カメラが遠のくばかりで落胆しております。これだけは日本に行って改造依頼などをせねば話にならず、いつになったら往復で28日間もの自主隔離がなくなるのかと途方に暮れてます。

 

次々に新製品が開発され、その度毎にこのサイト DPReview を使って、高感度耐性などを見ております。

 

今日は次期天体改造カメラの候補となっている4つのカメラを比較してみたいと思います。と言うより、新発売されたSONY α7Cの高感度ノイズが意外と悪いのではないかというレポートになっています。早速上の画像をご覧下さい。

 

候補カメラはSONY α7III、同じくSONY α7C、そして天体向きとも呼ばれているNIKON Z6。最後に期待のCANON R6。以上4機種です。

 

先ずは感度6400での比較です。 

 

最もセンサー解像度が低いCANON R6の大きさに合わせての表示となっている模様ですが、α7Cの高感度ノイズが、α7IIIよりも悪いと思われるんです。如何でしょうか?

 

 

 

 

 

次にモデルさんの顔写真で比較です。やはりα7Cのノイズが最も多い様に見えます。

 

確かα7Cは、α7IIIと同じセンサーで同じエンジンを積んでますよね。なのに高感度のノイズが最も出ている様に見えます。

 

前回の比較で見落としていたNIKON Z6が結構イケてます。そしてCANON R6ですが、センサーサイズが4機種中で最も小さいはずなのに、思ったほどノイズが少ないわけではない様に見えます。

 

R6だけ2千万画素で、後は2400万を超えてます。違いは・・・・思い当たる節と言えば、他は皆センサーが裏面照射型だという事でしょうか。やはり裏面照射型は高感度ノイズが少ないという利点があるのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

次は白黒比較です。

 

白い部分の比較となると、4機種全てが違う味付けをされている印象ですなぁ。

 

この時期にこの比較をしているという事は、正直α7Cの高感度ノイズがα7IIIよりも良かったら、改造に向けてのGOサインを出そうと思っていたのですが、逆の結果になっているのが驚きです。

 

 

 

 

 

 

 

次も白黒比較です。

 

やっぱりα7Cの一人負けの様相を呈してきました。

 

ボディが小さくなった事で何らかの影響を受けているのでしょうか。まあα7Cはシャッター速度のMAXが1/4000止まりだったりして、スチール写真専門の皆様からボロクソ言われている模様ですが、録画開始ボタンが上面にあったり、液晶がバリアングルになったりと、どう考えても動画撮影に特化したカメラである事は疑いの余地がありません。

 

その動画撮影にエンジンをチューンアップしたとなった結果が、この高感度ノイズを生み出してしまった可能性もあるかと存じます。

 

 

 

 

 

 

最後は真っ黒な領域での比較です。ここまで来るとお部屋を真っ暗にして見て頂いた方が、的確な違いに気付く事が出来るかと思います。

 

筆者にはα7IIIとZ6が同様に優秀に見えます。R6のノイズが多い事で、この時点で落選しかけています。

 

ISO6400では分かりにくかった方の為に、次は倍の12800で同様の実験をしてますのでご覧下さいませ。

 

毎度の事、日本では12800なんて感度まで上げる事はないかも知れませんが、こちらではコンポジットを前提として感度を1万以上に上げる事が多々あります。それだけ光害がないからなんですけどね。

 

 

 

 

 

 

さて感度12800です。如何でしょうか?

 

ノイズが最も多いのはα7Cで、次にR6。Z6と続き、最優秀はα7IIIでしょうか。。。

 

 

 

 

 

 

このモデルさんの顔写真でノイズの詳細が良く分かりますね。

 

筆者はこの時点で左の2つ、α7IIIかZ6のどちらかに絞ろうと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

筆者はこれまでCANON機のみを天体改造して来た事から、手元には大量のEFマウントレンズがあります。

 

そこでR6も候補に入れたのですが、この結果を見て諦めの境地に突入しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

白黒比較は一気にご覧下さいませ。

 

筆者は現在昼間のカメラとして SONY α7RIIIを使っており、徐々にEマウントレンズも増やそうと思っています。これまでMETABONES メタボーンズ社のスマートアダプターを使ってEFマウントレンズをα7RIIIに付けていましたが、一部の広角レンズで畑違いが露呈されてしまいました。

 

もし改造機をSONYにするなら、昼夜全てSONY機になるので、CANON資産を全て売却というアイデアも現実味を増します。

 

 

 

 

 

 

 

最後にISOを倍の25600まで上げてみました。2万まで上げる事はたまにありますが、流石に25600はないので参考程度にご覧下さい。

 

α7IIIを除いて、大きな赤い点が散在しているのが見受けられます。この事から考えても、次期改造機種はα7IIIで落ち着くのかな。

 

しかし時代はパンデミックの第2波が欧州を襲っている最中。欧州全体で毎日20万人もの感染者が出ていますね。死亡率も2~4%と高いにも関わらず、病院関係者の苦労もお構いなしの連中が感染必死の振る舞い。イタリア・ナポリでの暴動をご覧になりましたか?

 

気持ちは分かりますが、例え感染しても自分は死なない・・・という考えは何処から来てはるんでしょうか?

 

ここニュージーランドは市中感染が全く発生しておらず平和です。国内旅行真っ盛りで、これまで従業員を全員解雇して閉鎖していた各店舗が細々と営業を開始してます。