◆問題行動は自己表現の一つ、その機会を逃さないためにvol.2 | しなやか自分軸で関係を築ける人になる!

しなやか自分軸で関係を築ける人になる!

しなやかな自分軸で大人の対話力を向上します。大人の対話力が子どもに波及し共に育ち合う世の中になりますように。

しなやか自分軸研究所@所長川西未来子

 

 

子ども時代は子どもでいてもいい🎵

子どもが子どものままでいることを許しませんか?!

 

 

何度も言うようですが子ども同士のケンカはさせてあげたほうがいい、叩き合って痛いということを知る。その機会が少なくなって人の痛さが分からないということがある。(ケンカが見ていられないのは自分自身がケンカを避けるタイプの場合が多いのもありますよ)

 

 

 

15歳までの問題行動は子どもがイヤだ困ったを持っているサインとみたほうが対応を間違えない。けれど人の話を聞くのは難しい、難しいのは自分が困った状態だからです。なので先にアイメッセージで伝える。大人のジャッジ(白黒・正誤・勝ち負け)や指示命令のあなたメッセージよりよっぽどいい。

 

 

 

 

◆問題行動は自己表現の一つ、その機会を逃さないためにvol…

 

では前回の記事の続きです。

 

 

 

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Aさんの場合

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Aさんは自分の子どもが人を叩いたのを見て、自分が困ったのではないでしょうか?

ということは困った時のアイメッセージを伝えたほうがいいですよね。

 

 

子ども同士がケンカをして自分の子どもがお友達を叩きました。

 

 

 

親の私と子ども。。。

 

 

 

どっちが困ってる?

 

 

 

私だー!!と思ったのであれば。。。。

 

 

Aちゃんが人を叩くのをみて(事実)何があったんだろう?!ってびっくりしたよ(影響)人を叩くのを見てるのは悲しいもの。(感情)

 

 

 

「だってー勝ちたかったんだもん」

 

 

勝ちたくて悔しかったんだ

悔しいと叩きたくなるんだ

 

 

「叩きたくなる。。。」

 

 

 

そうか、なんで叩きたくなるんだろうね。

 

う〜〜〜ん。

(考えながら以下がアクティブリスニング)

 

Bちゃんがいなかったら僕が一番なのに

皆んながBちゃんを応援してて寂しい

勝てると思ったのに

人が喜んでいるのを見るのがイヤだ

僕をバカにされてるように思った

僕はダメな子と思ってしまった

頑張れなかった自分が悔しい

まだまだ頑張れたのにーー

 

 

なんだろう???

 

 

お母さんは悔しいからと言って

人を叩くAちゃんを見ているのは辛いなあ

なんで人を叩きたくなっちゃっうんだろうね?!

 

 

 

「だってーーーー・・・・・・」と話だすかもしれません。

 

 

 

 

おそらく、Aちゃんの中には勝負云々ではない何か心に溜まったものがある。イヤなことがあると反動で手を出す、手が出るのは自分の氣持ちを言葉にできないからです。だから心の奥を言語化してあげたほうがいい。そのためにしっかりアクティブリスニングで話を聞く必要があるのです。

 

 

 

もしかしたら何かのストレスが

溜まっているのかもしれません。

 

 

 

そんな時は子どもと一緒に遊ぶとか、

一緒にできるストレス発散のワークも

有効かもしれないですよね。

 

 

 

我慢しなくてもいい方法を親の大人の知恵で考えましょうよ^^

 

 

 

 

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Bさんの立場の場合

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その様子を見ていたのであれば、

Bちゃんの氣持ちをアクティブリスニンングするのです。

 

 

 

ですがBさんは謝ってほしいと自分が困っています。

 

なぜ謝ってほしいと思ったのでしょう?

 

 

 

もし自分が困っているならアイメッセージです。

 

 

 

「うちの子を悔しいからという理由で叩いて(事実)、人のうっぷんばらしに利用され物のように扱われて(影響)悲しい(感情)」と言ってもいいんですよ。AちゃんかAちゃんのお母さんに。

 

 

 

でも言い難いですよね(^^;

 

どこかで心の片隅に謝ることを教えるのが親の務めだ!しつけないなんて!と相手を責める氣持ちが隠れていませんか?!

 

私はちゃんとしつけている!という自負とか。

 

またはどこかで心の片隅に子どものことなのに。。。親が出しゃばるなんて。。。と言う思いも隠れていませんか?!

 

 

 

 

ならば自分の子どもの話を聞いて子どもが自ら言い返せるようにアクティブリスニングをして力をつけてあげるのです。

 

 

 

叩かれてビックリしたよね。

 

「うん、勝っただけなのに」

 

勝っただけなのに叩かれて訳がわからないよね

 

「訳がわかんない、嫌いになっちゃう」

 

一緒に遊ぶ仲間なのに嫌いになっちゃうのは寂しいよね。

 

「うん、寂しい!」

 

 

 

 

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川西の個人的な意見

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何度も言いますが本当は子どもが二人でしっかケンカをして手も出し口も出し言い合いができるといいのですが、相談内容によるとケンカが起こる前に止めたのではないでしょうか?!

 

 

◆問題行動は自己表現の一つ、その機会を逃さないために

 

 

子どもの頃のケンカのやり返しを多めに見て見守るというのはダメですか?

(ただし相手が対等に限ります)

 

 

 

 

うちも子どもが低学年までは姉弟で手を出し合うことがありその激しさに他のお母さんから「川西さんがケンカを止めないなんて信じられない」「あの花ちゃんがこんなことするなんて」と家に遊びに来たお母さん達がビックリすることもありましたし、ケンカを止めないと!と親戚からも言われましたよ。

 

でもこんなこと姉弟の力関係が対等な時しかできない経験でしょ。いくら言われても「ビックリするよねーうちではああなのよ。でも今だけだからね〜」と流しました。

 

 

 

 

今しかできないことを経験させてあげる

 

子どもの時に思いっきり子ども時代を味あわせてあげる

 

大人になんかいつでもなれる

 

 

 

 

これが私の育児方針で親としての軸でした。

 

 

 

あなたはどんな軸で育てますか?

 

 

世の中の価値観で育てますか?

 

 

それは本当に自分自身にとって大切な軸ですか?

 

 

 

 

しなやか自分軸でね( ̄ー☆