そろそろ今期の決算シーズンも終わりを迎えつつあるようです。

 

それでも有名所のみで10銘柄以上は余裕で存在したのですが、そもそも企業分析をするわけでも決算結果の分析をするわけでもないクソみたいな内容なので、いい加減10も取り上げることはないかなと思い、今回は、特にメジャーでもないけれど個人的に特に注目してみたい企業を中心に、8つ程選んで見ることにしました。

 

有名所の決算はあえて取り上げる意味もない気がするので、ちょうど決算シーズンも終わったことですし、今後はマイナーな所を中心に注目に値しそうな銘柄を探していくのもいいかなと思っています。

 


1. DIS (Walt Disney)

 

 

 


【注目理由】
火曜日(市場終了後)に決算報告があるため。

【適当コメント】
『メジャー所以外を中心に』と言いつついきなり超メジャー所ですが、今週決算で最大の時価総額企業なので、さすがにディズニーがどうなるかぐらいは見ておこうかと思います。
個人的には、『物心が付いていてディズニーの存在を知らない人この世に0人説』は成り立つのではないかと思うのですが、そういえば昔ドラえもんを知らない人に出会ったことがあるので…あ、しかもよく思い出したら2人もいたな…ともかく、必ずしも自分の常識は世界の常識ではないのかもしれません。
そこで世界ブランドランキングを調べてみたのですが、100位まで載せてくれていたページを見てみると、ほうほう…。

世界ブランド価値ランキング2017│Top100に入った日本企業は何社?
(http://shabonyu.com/corporationbrand_ranking/)

そうですかそうですか、ディズニーは24位ですか…ってホンマかいな?!『ICBCとディズニー、どちらを知っていますか(馴染みがありますか)?』という質問をして、ICBC(10位)と答える人この世に0人説は絶対成り立つような気がしますが…。
まぁでもこれは知名度ではなく企業規模を含めたブランド価値ですし、中国で上の質問をしたら結果も違ってくるかもしれないので、そんなものかもしれませんね。

しかしブランド価値ランキングって、コカコーラが永遠の1位のイメージだったんですが、いつの間にやらIT系企業に取って代わられていたようですね。コカコーラは2017年ランキングではまさかの27位、調べたら、2013年にAppleにその座を奪われていたようで、そして今年はAppleからついにGoogleへとその座が移ったと…。
世の中の動きは早いですね。次に来るのは…さらに未来を感じるもの…AIとかになっていくのでしょうか。できるならば2500年、3000年…の世の中がどうなっているのか見てみたいものですが、どう頑張っても絶対に見ることができないのは、少し残念な気もしてしまいます。

【ペーパー取引】
そんなディズニーも、ここ最近は伸び悩んでいる感じ。ちなみに上記2年チャート画像の少し前、2015年までは、5年間で一気に3倍以上の右肩上がりをしていたようです。2015年前後でディズニーが何か変わったとも思えないけれど、市場における勢いに変化をもたらすものが何かあったのかもしれませんね。
今回の決算は…どうなるかは当然全く分からないけれど、暴落はないんじゃないかな?って気がするので、やや危険ではあるものの、プット売りでボラの消失からの利ざやを目論んでみることにしましょう。

○今週満期・行使価格110ドルプットを、1.00ドルで10枚売却(証拠金として11万ドル拘束・1000ドルのプット売却代金ゲット)
◎合計-10万9000ドル→満期まで放置。



2. NVDA (NVIDIA)

 

 


【注目理由】
火曜日(市場終了後)に決算報告があるため。

【適当コメント】
まぁ、昨年末からずっとオプション投資をし続けているNVDAです。この2年間で株価が5倍になった見事さはあるものの、昨年末からはもうずっと横ばいで、オプション買い取引は死亡の連続。
そもそもこれだけ何度も投資しておいてNVDAが何やってる企業かすら実はよく把握していないのですが、まぁアナリストらの意見を載せたニュースを紹介した以前の記事↓が、多少参考になるかもしれません。

2017/02/10 NVDA決算続報:あまりにも美しすぎて…買えない!&アナリストらの反応

…うーん、NVDAは、楽に200ドルぐらいは行くと思ってたんですけどねぇ。ちなみに一切全く何の根拠もない、『2016年の凄い上がりを見てそう思いました』というだけの小学生並の感想なので、そんなクソザコな予想が当たるほど市場は甘くない、ということの裏返しかもしれません。

【ペーパー取引】
実際に取引をし続けているのにペーパー取引も何もありませんが、やっぱり、多少下がるかもしれないけれどAMDのような暴落はないんじゃないかなという気がするので(改めて、根拠一切ナシ)、資金が潤沢にあれば、本当にぜひともプットを大量に売っておきたいと思っている感じです(余力資金不足で、NVDAプットは現実では1枚も売れない)。
ここは、NVDAに期待して、インザマネーのプットをバカみたいに大量に売ってみましょう。

○今週満期・行使価格105ドルプットを、5.15ドルで80枚売却(証拠金として84万ドル拘束・4万1200ドルのプット売却代金ゲット)
◎合計-79万8800ドル→満期まで放置。

…1週間で9500万円ぐらい使って、最大で460万円ぐらいの利益ですね。どこまで守りぬけるでしょうか。NVDAの良決算に期待!
 

 


3. JAZZ (Jazz Pharmaceuticals)

 

 


【注目理由】
火曜日(市場終了後)に決算報告があるため。

【適当コメント】
2009年には株価0.5ドル台という倒産待ったなしの極小価格も記録していたのが、そこからわずか5年で150ドル超えの株価になるという立身出世のバイオ、JAZZです。
JAZZについては以前、上場来の値動きから現在までを適当に追ったシリーズ記事を書いたこともあったので、そちらが参考になるかもしれません(多分なりません)。

急成長したバイオ株の値動きを復習することで、本命株の株価暴騰に備えよう

近年は冴えませんが、ついに100ドルを割ったぐらいの所で底を付け、今年の頭辺りからまた絶好調な右肩上がりをしているみたいですね。
新しいナルコレプシー薬の試験でポジティブな結果が出たというニュースも最近あったみたいですが、この決算では、主要製品・ナルコレプシー薬のXyremがどの程度売上を伸ばせていたかの勝負になりそうです。

【ペーパー取引】
個人的には、悪くはないんじゃないかなという気がします。下がっても、暴落にはならないのでは、という予想のもと、プットを売却しておきましょう。
ただし今回は既にほぼ全力でNVDAのプット売りに予算を使ったという体なので、その他の銘柄に費やす費用は微々たるもんです。

○今週満期・行使価格155ドルプットを、3.00ドルで1枚売却(証拠金として1万5500ドル拘束・300ドルのプット売却代金ゲット)
◎合計-1万5200ドル→満期まで放置。



4. TSRO (Tesaro)

 

 

 


【注目理由】
火曜日(市場終了後)に決算報告があるため。

【適当コメント】
卵巣がん薬開発企業・TSROです。昨年の夏に大アップをしていて注目後、『暴騰暴落銘柄』の値動きを追っていた年末の最後までずっと「強いなぁ」と思い続けていたバイオです。

 

TSROに注目した記事はこちら↓

2016/06/30 私たちは、がんを倒す軍隊だー!1日で株価が2倍になった中堅製薬企業!!
2016/10/10 がんを倒す軍隊が強化された!株価も強化された!!

【ペーパー取引】
株価は、ここ2か月ほど落ち込んでいるようですが、やっぱりTSROはまだまだ伸びていく気がしちゃうな。プットを売っておこう。

○今週満期・行使価格145ドルプットを、4.80ドルで1枚売却(証拠金として1万4500ドル拘束・480ドルのプット売却代金ゲット)
◎合計-1万4020ドル→満期まで放置。



5. IONS (Ionis Pharmaceuticals)

 

 


【注目理由】
火曜日(市場開始前)に決算報告があるため。

【適当コメント】
こちらも昨年何度か暴騰と暴落を繰り返していたバイオ・IONSです。
8月頭に大きく上がった時に、注目していました。

2016/08/01 名前がアレと被ってしまった不遇のバイオ…また報われる日が来たよ、やったね!

乳幼児の難病への治療薬を開発しているということで、個人的にはとても応援したい製薬企業の1つです。

【ペーパー取引】
しかし、上下動の激しい銘柄なので、IVは結構高い模様…。IONSなら暴落せず上がってくれるだろうという期待を込めて、こちらもプットを売っておきましょうか。

○今週満期・行使価格46.5ドルプットを、1.60ドルで3枚売却(証拠金として1万3950ドル拘束・480ドルのプット売却代金ゲット)
◎合計-1万3470ドル→満期まで放置。



6. YELP (Yelp)

 

 


【注目理由】
火曜日(市場終了後)に決算報告があるため。

【適当コメント】
日々貼っている通算損益画面をご覧いただければ明らかな通り、これまでの投資歴で断トツの大型損益を叩き出しているYELPです。

YELPについては、ブログ最初期の保有銘柄について触れる記事で触れていました。

YELP(初めての全力銘柄、清々しく死亡)

この時はもう二度とYELPを取引することはないと思っていましたが、つい先日のDUSTプット売りでの小銭稼ぎみたいなことをいつだったか1度やったので、記事中の-54281.92ドルよりホンの少し損失額は改善しているはずです(今確認したら、50ドル減っていました)。

 

ちなみに、YELPを保有していた当時はオプション取引の存在を知らなかったので、この損失は全て現物株取引によるものです。
大した資金をかけたわけでもないのに、現物でここまでの損失…。やはり、我ながら見る目がないのかなぁ、という気もしてしまいます。

【ペーパー取引】
最近は…2年前ぐらい、15ドルぐらいで底をつけてから割と伸び始めてるじゃない、と思っていたんですが、その後順調には伸び続けずに横ばいな感じですね。しかし、決算結果は、3期連続予想を上回り続けています。保有していた当時は、決算ごとに大暴落をしていたものでしたが…。
IVは尋常じゃなく高くなっているので、遠めの行使価格でやや安全に、プットを売っておきましょう。

○今週満期・行使価格33ドルプットを、1.15ドルで4枚売却(証拠金として1万3200ドル拘束・460ドルのプット売却代金ゲット)
◎合計-1万2740ドル→満期まで放置。



7. SNAP (Snap)

 


【注目理由】
水曜日(市場終了後)に決算報告があるため。

【適当コメント】
こちらは特に自分に関わりがあったり注目したことのある銘柄ではないのですが、ついこの3月に上場したばかりの新しい企業が、初めての決算でどうなるのか見ておきたいと思ったので、注目してみます。

 

そもそも名前だけは聞いたことがあるけどスナップチャットって何やねん、と思って調べてみたら、この記事が分かりやすかったです。

 

Snapchatとは人気の自動消滅系アプリ!仕組みや危険性は?
(http://snswalker.com/snapchat/)

記事によると、

・画像を送信する側が1秒から10秒の間で消滅する時間を設定することができて、受け取った側が開封するとカウントダウンが始まり設定した時間が経過すると消滅するという仕組み

・人気の理由…①開封する時にドキドキ感がある、②SNS疲れが少ない、③海外の有名人がどんどん利用している

…とのことで、ほぉほぉ、これは…10代女子に人気が出そうだな…。別記事によると『利用者3000万人女性7割!』とのことで、なるほどねぇ~。
Wikipediaによると、『閲覧している間、受信者は端末のタッチスクリーンを触り続けなければならない。スクリーンショットの保存もできず行おうとすると送信者に通知されてしまう』とのこと…。なるほどねぇ~。

…って、こんなの事案のニオイしかしねぇじゃねえか!

 

Wikipedia先生も、『多数の専門家は、写真が1秒で消える機能がセクスティング(性的なテキストメッセージまたは写真を携帯電話間で送る行為であり、sexとtextingの混成語である)の伝達手段になっていることを恐れている』と嘆いていらっしゃる!!

そもそもTwitter同様、ハッキリ言ってそんなのでビジネスが成り立つか?としか思えず、Wikipedia先生も『2012年10月時点でSnapchatは収益を生み出せておらず[3]、スピーゲルは、チームは収益を得ようと意識していないと語っている』と嘆いていらっしゃる。

これは…TWTR先輩の二の舞になるんじゃないか?

【ペーパー取引】
…が、やはり誰もがそう思うであろうからか、決算後の大きな値動きが予想されており、IVはこれまた非常に高い…。うーん、プットは割高だけど、めちゃくちゃ暴落する気がするから、インザマネーのプットを極少量、買ってみましょうか。

○今週満期・行使価格23.5ドルプットを、1.75ドルで10枚購入(1750ドル)
◎合計-1750ドル→暴落しなかったら決算後即売却、ズルズル下がりそうな大暴落をしていたら、市場終了まで待って売却



10. FRSH (Papa Murphy's Holdings)

 

 


【注目理由】
水曜日(市場終了後)に決算報告があるため。

【適当コメント】
3週間前にも注目していたピザ野郎ですが、今週水曜に決算があるとのことで、また注目してみようと思います。

(参考:前回の注目)
今週の注目株(4月3週):NFLX、JNJ、BAC、GS、QCOM、AXP、V、VZ、GE他

結局3週間前から現時点までで、それなりには下がったけれど暴落し続けてはいない、ということで、どうなるかは全く分かりませんが、こういう直近で大きな伸びを見せていた弱小企業が決算報告でどう動くのか動かないのか、参考までに記録を残しておこうと思い立った次第です。

【ペーパー取引】
4月の上がりは好決算への布石だったのではないかという気もするし、しかしこんな弱小ピザ屋がわずかばかり沢山ピザが売れたところでそんなに株価が伸びるか?という気もするしで、難しい所。
…がせっかくなので、玉砕覚悟で、しかし小額で、コール&プットの両建てストラドル買いをしてみよう。

○今月満期・行使価格5ドルコールを、0.50ドルで20枚購入(1000ドル)
○今月満期・行使価格5ドルプットを、0.25ドルで20枚購入(500ドル)
◎合計-1500ドル→下がった方は即売却、大きく上がった場合は、SNAP同様、市場終了まで待って売る感じで。


…というわけで、今週は合計96万6480ドルの仮想投資、今回は他で全て勝ってもNVDAが暴落すれば爆死(ただし他で全敗してもNVDAが暴落さえしなければ多分勝ち)というしょうもないスタイルであり、全てはNVDA次第という形ですが、どうなるか楽しみに見守ろうと思います。