体温のお話 | あみちゃんのホジキンリンパ腫寛解後のブログ

あみちゃんのホジキンリンパ腫寛解後のブログ

2013年秋、 古典型ホジキンリンパ腫 混合細胞型ステージⅣから緩解後、多少後遺症は残るものの無治療で現在まで再発もなく経過、これから続く同じ病気の人に少しでも元気を与えられればと発信しています。

最近は年末といっても慌ただしさもなく忙しくもなくテレビやラジオがクリスマスソング流したり騒いでなければ実感ないです。

 

私だけでしょうか?

 

そんな中、今日は妻の誕生日、これといった御祝いは無し、ちょっと有名な地元のケーキ屋さんから抹茶ロールケーキを購入してささやかにお祝いしました。

 

「体温の話」と題しましたが私は専門家ではないので一般的な話です、もっと他にもありますが詳しくわかけませんさわりだけです、興味のない方はよも飛ばしてください。

 

 

先日「熱型」と「体温の測り方」を書きました。発熱と解熱についてちょっと書いてみます。

 

平熱といっても個人差があります多くの人は36度付近ですがそれより低い人、高い人がいます。体温のセットポイントは個人差があります。

 

平熱は脳から指令が出てできるだけその人にあったセットポイントの体温を維持するように指令を出してコントロールしています。

この状態から1度高くなれば「発熱」となります。

 

感染症(風邪やインフルエンザは身近の感染症です)などや悪性腫瘍、アレルギー、薬剤、輸血の副作用などで発熱します、私も経験しましたがCTの造影剤入れた時一瞬体が熱くなります。

 

高体温は「発熱」と「うつ熱」があります。

「うつ熱」はあまり聞きませんが一番わかりやすいのは「熱中症」や高温多湿(サウナ等)やたくさん着込んで熱くなったり、お布団をかけて熱くなった時などです、原因を取り除けば熱は下がります。

 

「発熱」は体内で病原菌と戦ったり、アレルギー反応に対応したりといろんな理由で高体温になります。

 

感染症など戦わなければならない時は脳からの指令でセットポイントが39度にセットされます、そのために体はどんどん熱を上げて行きますこれを体温の「上昇期」です。

そのために熱が外に逃げないように防ぐために体が震えたり、鳥肌が出たり、体表の血管が収縮したり、悪寒、頭痛、関節痛などがあります、また同時に体内では熱を作り出しています。

 

そして高い値にセットされた体温は熱の放散と熱の生産のバランスがとれた状態になります、この状態になると鳥肌や体の震えなどはなくなります。

そして顔面の紅潮がみられたり、倦怠感、食欲不振を感じますこの状態を「極期」となります。

 

そして熱の原因(感染症が治った)が取り除かれた場合高熱の必要はなくセットポイントは平熱にされます、すると熱の生産は必要なく放熱が中心になります。

「解熱期」となりこの時には熱の放散が急激に促進されるため、大量の発汗がみられます。

 

私も発症時は40度近い高熱の後大量の寝汗(深夜だったので)下着、パジャマまるでサウナに入ったようでした、その後数時間で微熱まで下がっていました。

 

このように、発熱は「上昇期」「極期」「解熱期」という3つの経過をたどります。

現在自分が今どの状態なのか把握すればこの先どのようになるかおおよそ見当をつくかと思います。

 

平熱時も体内で熱は作られていますがそれと同時に体からは熱が出て行きます。

体表から放射される「輻射熱」

寝たり水に入った時に熱が奪われる「伝道熱」

何もしなくても暖かい体表の熱が上昇していく「対流熱」

 

上記3種類がありこれらの組み合わせで体内で生産されている熱とバランスとって、この時寒ければ暖かい服を着て、暑ければ薄着にしたりして体温は維持されています。