病院食について | あみちゃんのホジキンリンパ腫寛解後のブログ

あみちゃんのホジキンリンパ腫寛解後のブログ

2013年秋、 古典型ホジキンリンパ腫 混合細胞型ステージⅣから緩解後、多少後遺症は残るものの無治療で現在まで再発もなく経過、これから続く同じ病気の人に少しでも元気を与えられればと発信しています。

今日は朝からパラパラ小雨が降ってどんより曇っています。

入院すると特別な場合(禁食、検査前、手術前後など)をのぞき食べない訳にいかないですね!

最近は病院食が美味しくてそこの病院を選ぶ患者さんもいるみたいですが、普通は治療優先で食事は後ですね。

私自身そんなに好き嫌い無く何でも食べられますが検査入院当初、食事は完食できましたが、そこにふりかけやら持ち込みのオカズと調味料等で味を調節してなんとか食べていました、食べないと他に食べるものが無いので!!

ただ病院食自体私の好みが合わず結構苦労しましたが追い打ちをかけるように、抗がん剤化学療法が始まって最初の治療で意識不明なった後の食事は、トレーに載せて部屋に看護師さんが持ってきたのを見たとたん「リバース」状態でも何も胃に入っていないので何もなし、数日同じ状態が続き食べなきゃだめと思いながらベットに置いてもらって匂いを嗅いだとたん「リバース」でも何も出ず、食事そのまま配膳台に逆戻り。

また数日匂いに拒否反応を示しながらも果物とプリン、アイスクリームはなんとか食べられて、他はご飯粒や形のあるものサラダ等口に入れたとたんムカムカして「リバース」最初の入院2週間目からはほとんど病院食はフルーツとゼリーとかプリンのみでも同じものを毎回食べて飽きて食べられるのは無いのでほとほと困りました。

看護師さんが食べた量をチェックしていましたが食べてないので困っていました。

その中持ち込み禁止食(発酵食品、生もの)以外は大丈夫だったのでうどん、カップ麺、パン類、ワッフルなど体調の良い時は食べていました。

ところが只でさえ食べられない所に追い打ちをかけるように食事も 「クリーン食」 何の事は無い普通の食事にラップしてさらに加熱調理、見た目も悪いし味も最悪、そこに抗がん剤の副作用で味覚障害、味がめちゃくちゃでますます食べられない、人間の欲望の一つを奪われて食べられない地獄でした。

同室の人は食事を美味しそうに音をたてて食べて完食いるのを見ると不思議でした、何で同じ病気なのに食べられるのかと??

外から持ち込むのも何にして良いやら、入院最後の頃はスープとシチューとカロリーのある高価なアイスクリームは大丈夫だったので主にこれらに頼っていました。

抗がん剤治療が全クール終わり退院しても自宅でも食事が食べられなく1週間に1キロその間病院の診察時に話したが??でさすがに5キロ痩せた段階で緊急入院して下さい。

入院するのは良いけど、病院の食事は美味しくないから「入院したくない」じゃ食べなくても良いから入院して!!

何の事は無い「絶食・食禁」で1週間、抗生物質使用による腸内バランスの崩れで「偽膜性大腸炎」
今度はいくら点滴をして栄養補給しても、飢えとの戦い入院2週目から離乳食みたいな全てすり潰した食事食べている感じなし、徐々にお粥食まで戻った所で退院。

その後自宅でも暫くはご飯を受け付けてくれないのでお粥食、現在は沢山は食べられないが一通り食べて体重は6キロ戻り52キロ、後3キロ増やしたいけどなかなか増えません。

入院は治療との戦いもありますが食事でこんなに大変な思いをするとは想像もしていませんでした。


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