【レビュー】『イナズマイレブン ザ・ムービー2025』 | KENのブログ〜Flying to the World〜

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ストーリー:4.8

キャラ:5.0

作画:5.0

作中BGM:3.8

ED:5.0

おすすめ度:4.9

合計→28.5/30.0



「映画イナズマイレブン総集編 伝説のキックオフ」と「劇場版イナズマイレブン 新たなる英雄たちの序章」の2本立てで構成された「イナズマイレブン ザ・ムービー2025」。



総集編は「イナズマイレブン フットボールフロンティア編」をまとめたものでしたが、声とBGMは新録という斬新な作り。

それにしても声優さんって凄いですよね……「フットボールフロンティア編」は15年前に放送されたシリーズですが、当時と同じ声を再現出来るんですから。そりゃあ、ちょっとは『あ、ここ当時と声が違うな。』って部分はあったけど、基本的には違和感なかったもんなぁ。



総集編の尺が何分くらいだったかは分からないけど、まとめるには内容が濃いから“尺の足りなさ”を感じたのはコア層だけかな。

鬼道の雷門加入の流れは軽く触れられてたけど、土門と一之瀬はノータッチだもんね……まあ、しょうがないけどさ。



けど、“まとめ方”に関しては素晴らしかったと思う。

ただ時系列に沿ってまとめるんじゃなくて要所で時間を遡って回想みたく流すスタイルは観てる側の気持ちも乗るから凄く良かった。



ちなみに僕は世宇子戦で雷門が負傷退場者続出するシーンで泣きました。当時は涙を流すことなく観てたと思うんだけど、涙腺が緩くなっちまった模様。まあでも、雷門メンバーが倒されていくシーンはツラいっすからねぇ。。。



BGMも新録だったようですが個人的には結局こういう時に求めるのは“原形”だから、あんまり刺さらなかった……かな。やっぱり当時のシーンってBGMもセットで覚えているものだから、ちょっとしたアレンジでも違和感が先行しちゃうんだよなぁ。。。



総集編の語り部が新作の記者さんなのかな……さっきと同じような話になるけど、ただ振り返るだけじゃなくて新作の話にも繋がるように新作側のキャラを使って総集編を構成したのは良かったと思います。




で、新作ゲームのストーリーを描く形となった「新たなる英雄たちの序章」。

サッカーが出来ない身体になった主人公・笹波雲明がサッカーを父親に取り上げられた桜咲丈二にサッカーを託す、桜咲も雲明の気持ちを受け止めるっていうストーリーがアツかったですね。



円堂守の息子である円堂ハルの『サッカーってつまんなくない?』発言は強者であるが故の孤独との戦いのように映ったのですが、そういった背景のあるキャラは今まで「イナイレ」にはいなかったのでこれからどうなるか……雲明とどういった形で絡むのか楽しみです。