『イナズマイレブン』第37話〜第39話 感想 | KENのブログ〜Flying to the World〜

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【第37話】
前回のラストで勝手にイナズマキャラバンに乗り込んできた木暮。
一応、漫遊寺の監督から許可が出たのでキャラバンに同行することになりましたが、目金や栗松の私物、そして壁山の顔に落書きと大暴れ(笑)。音無ちゃんが怒ると怯むんだけど、そんな音無ちゃんにもブーブークッションをかます木暮……面白い(^^;;


木暮のおかげで(?)賑やかになったキャラバンに響木監督から“捕まっていた影山が脱走して、真・帝国学園を愛媛に作った”との一報が入ります。
影山は雷門vs世宇子の直後に鬼瓦刑事の手によって逮捕されていましたが、第34話でエイリア学園の使うサッカーボールによる手助けを受け、脱走するところが描かれていました。
そういう意味では対エイリアではありますが、どう考えても“対影山”ですね。



愛媛へ到着し、コンビニに寄った円堂たちを出迎えたのは不動明王(ふどうあきお)。悪そうな顔してますねぇ(笑)。
瞳子監督に真・帝国の情報を流したのも不動で、不動は響木の名を語って瞳子監督にメールを送っていました✉️ サラッと凄い技術を使ってるよな(笑)。これもまた超次元。
鬼道に対して“スペシャルゲストがいる”と不敵に予告した不動に連れられて港にやってきた円堂たち。
そこへ巨大な潜水艇が現れ、影山が登場!
鬼道と影山……因縁の2人が再会でございます。。。




『俺たちを見捨てたお前に何が分かる。』
『動けないベッドの上で俺たちがどんな思いだったか……。』
『雷門イレブンに入り、勝利を掴んだお前には絶対分からん。』

鬼道が再会したのは影山だけではなく、影山の下に再びついた源田と佐久間も……。
源田と佐久間からしたら、鬼道は帝国学園を見捨てた裏切り者なのか。
悲しいな……鬼道は助けられなかった帝国メンバーの為に雷門に転入して世宇子へのリベンジを誓い、そして成し遂げたというのに。。。そのリベンジも源田たちからすれば綺麗事で、自分たちのように鬼道も強さを求めたんだろ?ってところか。


でも、正直源田たちの気持ちは分かるんだよなぁ。リベンジは次のフットボールフロンティアで、帝国学園として出来るもんね。わざわざ雷門に転入する必要はない。
鬼道が雷門に入って世宇子にリベンジを果たしたところで帝国学園に何かあるわけではないし、源田たちに『面白くねえな。』という思いがあっても不思議ではないかな。


かと言って、再び影山の下につくのはどうかと思うけど不動に脅されて……というか、エイリア石に魅了されてただけなんですよね。
おっと、まだ“エイリア石”というワードは出てきてないんだった(苦笑)。


“雷門vs真・帝国学園”
ボールを持った佐久間が雄叫びを上げて繰り出した必殺技は“皇帝ペンギン1号”‼︎
フットボールフロンティア編では“2号”だけが登場してましたが、1号がちゃんとあったという事実。そして佐久間のシュート体勢を見て焦り出す鬼道……これが意味するものは第38話にたっぷりと。



【第38話】
“雷門vs真・帝国学園”



使うたびに身体中の筋肉が破壊される禁断の技“皇帝ペンギン1号”と“ビーストファング”をお構いなく使ってくる佐久間と源田。
1試合に2回が限界で3回使えば二度とサッカーが出来なくなる……そんな恐ろしい技を考案したのは影山。
鬼道が帝国にいた時は鬼道が封印させていたようですが、勝利の為ならどんな手も使う影山を前に封印出来てたのが凄いよ。この試合だけではなく、帝国にいた頃から仲間を守ってくれていたんだな。。。
ちなみに技をくらった円堂も次にまともにくらったら立っていられなくなる、というね( ̄▽ ̄;)


瞳子監督はこの試合では指示を出さず、鬼道に全て任せるはずでしたが、不動が首にかけていたペンダントを見て様子が一変。
佐久間のマークに入ってくれていた吹雪をFWに上げさせ、勝つ為のプレーに徹するよう雷門イレブンに指示。
不動が首にかけていたペンダントはエイリア石ですね。エイリア石の力を取り込むと見た目が変わる(基本的に髪が長くなるけど、不動は頭に雷マークw)ので、恐らく佐久間と源田もエイリア石の力を取り込んでいると思いますね。



“ワイバーンブリザード”
源田にビーストファングを出す間を与えなかった、染岡と吹雪の連携技。裏に抜けて走ってる吹雪に気づいた染岡が“ワイバーンクラッシュ”でパスを出し、“エターナルブリザード”で同点ゴール👏
しかし、2人を警戒した不動が直後のプレーで染岡の足首めがけてスライディング👞
イナイレで初めて“イエローカード”が出ました(笑)。



『お前には分からないだろうな、鬼道。俺はずっと羨ましかった。力を持っているお前は先へ進んでいく。俺はどんなに努力しても追いつけない。同じフィールドを走っているのに俺にはお前の世界が見えないんだ。』
雷門の徹底マークを振り切り2回目の皇帝ペンギン1号を放った佐久間。鬼道がシュートブロックするも弾かれ、円堂が“マジン・ザ・ハンド”で何とかセーブ。
このシーンのマネージャー達の悲痛な叫びがワンプレーの重さを物語っていて良いですね……(T ^ T)


身体が悲鳴をあげても禁断の技の使用を止めない佐久間。その根底には鬼道への劣等感、追いつけない焦りがありました。帝国学園に入るくらいのエリートですから自信も相当あったと思う。そこに天才ゲームメイカー・鬼道有人が現れて自信を打ち砕かれた……そういった背景が見えてきますね。



そしてこの佐久間の本音を聞いている風丸の表情よ……共感出来るところがあるんでしょうね、そういう顔してるわ。


『残しておいて良かっただろ…。』
終了間際にもう一度佐久間にボールが渡り、3回目の皇帝ペンギン1号…‼︎
鬼道の元へ襲いかかるも鬼道は既にシュートブロックを一度やっている為、次にまともにくらったら……そこへやってきたのは染岡!
足を負傷していながら強行出場していた男が決死のシュートブロック。
染岡はFWだから完全にシュートブロックをしに下がってきてるんですよね。禁断の技を迎撃出来るような足の状態ではないことも分かっている上でこのプレー……これは凄い覚悟よ。。。


不動が佐久間に4回目の皇帝ペンギン1号を撃たせようとパスを出すも、3回撃った反動で身体が痙攣して動けず……。
そのままホイッスルが鳴り、1対1のドロー。



真・帝国学園に勝てなかったこと、禁断の技の使用を1回に留めた源田はともかく3回も撃たせてしまった佐久間が重傷を負ってしまったこと、染岡の負傷、そして悪化……悪いことの詰め合わせみたいな試合内容だったので、個人的にこの試合は“イナイレ史上最も後味の悪い試合”と称しています(褒め言葉)。


『私が手がけた最高の作品を教えてあげよう。それは鬼道有人、お前だ!』
そう言い残して影山は爆破した潜水艇と共に姿を消しました。
ここまでの影山の印象は完全に“悪”なんだけど、面白いもので次の「世界編」で印象がちょっと変わってくるんですよねぇ。
ちなみに不動含め真・帝国学園のメンバーは影山から『二流』と切り捨てられました……不動が認めてもらおうとしていた“あのお方”とは。。。僕の記憶が正しければ、今後そこへの直接的な言及はなかったと思うけど、推測は出来るかな。


『選手を守るのが監督の仕事だ。それが相手チームの選手であっても。』
響木監督は瞳子監督に怒ってますねぇ。
まあ、吹雪をDFにしていた前半は佐久間のシュートチャンスは1回だけで、しかも皇帝ペンギン1号を使ってくるのが分かってからは一度も撃たせなかった。
それが瞳子監督の指示で吹雪をFWに上げた後半、たしかに吹雪のおかげで同点には追いつけたけど、佐久間が皇帝ペンギン1号を2回使ってしまった。それだけでなく、ディフェンスが疎かになったことで手負いの染岡が無理して怪我を悪化させてしまった……監督として正しい判断だったのか。
ここら辺から瞳子監督の考えが揺れ始めるんですよね。


そして、ラストには謎の男2人が登場。
宇宙人の親玉には見えませんねぇ👽



【第39話】


対エイリアのバックアップ要員として御影専農のGK・杉森威とエイリアが雷門を襲撃した日に雷門に転入してきた闇野カゲト(シャドウ)が登場。
ゲームにはないアニメオリジナルの展開ですが、ここでこの2人が登場する理由は物語のクライマックスに分かります。まあ、アニメの制作陣の親切心ですね。
そして押さえておきたいポイントとしては河川敷で練習する2人の姿を見てキャラバンから円堂が飛び出して声を掛けにいくのですが、風丸もついていってるんですよ。
円堂が飛び出していくのは分かるけど、風丸は珍しいですよね。これも伏線というか、アニメ制作陣の親切心ですな^ ^




第39話のタイトルは「最後のワイバーンブリザード」。
真・帝国学園戦で負傷した染岡の怪我の具合は相当悪く、ワイバーンブリザードを撃とうとした際に衝撃に耐えられず倒れ込んでしまいました……。。。
瞳子監督は染岡をチームから外すことを決断。普段は指示を出しても意図までは説明しない瞳子監督ですが、染岡の離脱に関しては“染岡くんはチームの為に無理をする。チームは染岡くんを庇って思うようにプレー出来なくなる”としっかり説明。
真・帝国学園戦で選手を守れなかったこと、そして試合後に響木監督に言われたこと……瞳子監督には響いているようですね。


で、この染岡の離脱が決まるシーン……風丸が瞳子監督に異を唱えるんだけど、ちょっと何というか鬼気迫る喋り方というか焦りが見えるというか、なんか怖いんですよねぇ(笑)。
まあ、風丸が今後どうなるか分かってるからそう見えるだけかもしれないけど、ちょっと怖いわな(^^;;


イナズマキャラバンの次の目的地は大阪!
イプシロンとの再戦まで残り僅かの中、木暮が“旋風陣”をマスター。染岡は離脱になったものの、守備は強化されました。
攻撃は吹雪頼みですね……これが吹雪の今後のストーリーを大きく動かすことになるんですよねぇ。。。