遂にヤングバックスが新日本のリングに戻ってきたな。
試合をしたわけではなく試合後の襲撃ではあるけど、これは非常に大きな出来事だと思いますよ。
新日本はタッグ戦線が停滞気味というか、タッグ屋が少ないんですよねぇ。
毘沙門の後藤洋央紀&YOSHI-HASHI、TMDKのマイキー・ニコルス&シェイン・ヘイストくらいかな。
IWGPタッグを持ってるKENTA&チェーズ・オーエンズも、STRONGタッグを持っているヒクレオ&エル・ファンタズモも基本的にはシングルプレイヤーだしなぁ。
選手はシングル志向の方がほとんどなのかもしれないけど、タッグに命かけてますって選手もやっぱりいて欲しいわ……と、タッグマッチ好きの僕は思っております。
その点、ヤングバックスは世界最高のタッグチーム……と、僕は思ってます。ゲームメイク、連携などどれを見てもタッグチームではトップクラス。抜群の安定感よ。
あと、新日本のタッグ戦線が停滞気味になる理由として思うのがもう一つあって、“年間通して各ユニットから1チームしかタッグ戦線に出てこない”ってこと。
例えば僕が推してるCHAOS。
CHAOSにはタッグリーグ3連覇の毘沙門がいるけど、矢野通&石井智宏もIWGPタッグを巻いた経験があるし、タッグリーグでも毎回それなりに結果を出している。
STRONGタッグは無差別級なのだから曲者タッグで矢野通&YOHも面白いと思うんだけどなぁ(YOHさんは現在負傷欠場中)。
ユニットとしては『そのタッグにタイトル戦線は任せている』って考えがあるかも分からないけど、もっとガツガツしてるところが見たいというか求めてしまうね、タッグ戦線は特に(シングルはそもそもベルトが多いからユニット内で食い合いになることはほぼないんだろうけども)。
で、タッグ戦線とは別で興味深いのはヤングバックスと一緒に乱入したジャック・ペリー。
AEWではTHE ELITE、新日本ではHOUSE OF TORTUREのメンバーとして活動しているジャック・ペリーがHOUSE OF TORTUREのメンバーに追放されなかったということはTHE ELITEと HOUSE OF TORTUREは実質“共闘関係”ということ。
今年も新日本とAEWの合同興行(禁断の扉)があるから、そこでもしかしたらオカダ・カズチカとEVILが組む可能性もある……ね(笑)。いや、大事件ですよ、それは。
禁断の扉は今年で3回目。
過去2回はPPVを買うつもりすらなかったんだけど、今回はTHE ELITEと HOUSE OF TORTUREの絡み・カード次第ではPPVを買って有給取るよ(笑)。