今現在のプロ野球の良さをそのままに試合時間短縮へ、っていう方向性なら分かるけどプロ野球の魅力・演出の一つである登場曲の時間を削るっていうのは如何なものかと思いますよ。
しかも登場曲やら諸々の時間を削ってもたった6分の短縮にしかならない模様。
試合時間を短縮することで遠方からの野球観戦だったり、野球観戦後にもご飯を食べに行くとかの予定を入れられるようになる……そのビジョンは素晴らしいけど、残念ながらもう削れる部分は無いってことよ。
6分では何も変わらない。
『試合時間が6分短縮されるんだ‼︎じゃあ、野球観に行ってみよーかな。』ってなる人はまずいないでしょう。。。
ってか今の時代、野球だけやってても野球の人気は高まっていかない。
他ジャンルとの絡みが重要で、だからこそ各球団やリーグごとにコラボをやっているわけで、、、
登場曲もそういう意味では年間通してコラボをやっているようなものよ。
選手とアーティストの繋がりがあれば登場曲用に曲を作ってくれることもあるし、アーティストのファンが野球に、野球ファンがアーティストに興味を持つキッカケにもなる。
特に選手用に登場曲を作ってくれている場合は、登場曲が流れる時間を計算してサビの重要な部分をその枠に収まるようにしてくれていることがほとんどだと思う。
その努力をたった6分の試合短縮の為に無駄にさせるっていうのは釣り合いが取れてないし、NPBは試合短縮のことで頭がいっぱいで視野が狭くなっているなと感じる。
そんなことに必死になる前にリクエスト(リプレー検証)の設備向上だったり、忘れてはならないソフトバンクの人的補償問題の真相究明やルールの見直しなどをやっていただきたいかな。