「仮面ライダービルド」ベストセレクション 感想#10
第31話『ほとばしれマグマ!』
『力がみなぎる…‼︎ 魂が燃える…‼︎ 俺のマグマがほとばしる!』
ということで、第31話は“クローズマグマ”初変身回でした🔥
クローズマグマに変身した時の万丈の決め台詞は今でも印象に残ってるし、好きなフレーズです(笑)。
第31話は“対西都”と並行して万丈龍我の生い立ちについての掘り下げも行われました。
第30話のラストで『万丈は人間じゃないかもしれない…‼︎』なんて言葉が出ましたが、紗羽さんが調べた情報によれば万丈の母は妊娠2ヶ月で龍我を出産しているという明らかに様子がおかしい人生の始まり。早産でありながら、非常に健康な状態で生まれてきたらしい。。。
作中で2回、万丈が生い立ちから話そうとしたところに戦兎がツッコミを入れる流れがありましたが、まさかのちゃんと生い立ちから聞いた方が良かったパターン(笑)。まあ、万丈があんまり記憶ないみたいだから収穫はそんなになかったと思うけど。
難波重工総合科学研究所で検査して、万丈の身体は人間の構造とは異なることが判明したのは勿論衝撃的でしたが、同じくらい衝撃なのは当時の万丈龍我を検査した担当者が“葛城忍”だったということ。
葛城巧の、桐生戦兎の父親が万丈龍我に関わっていたという運命。。。
これは凄いストーリーですぜ。。。
地球外生命体の遺伝子が備わっているからか、スターク同様万丈もパンドラボックスを扱うことが出来、これには戦兎も驚きの表情でした。。。
万丈のハザードレベルがスイスイ上がっていくのも納得の万丈掘り下げ回でしたね……いやー、まさかの“人間じゃないルート”(^^;;
スタークは最初から万丈に目をつけていて、ハザードレベルを上げさせる為には感情を昂らせる必要があり、そこで万丈の彼女に手をかけた……この事実を玄徳が万丈に告げるのですが、、、
この第31話は地味に玄徳が良い役割を果たしてくれてます。
万丈にカミングアウトするのもそうですし、戦兎に“西都の首相が御堂の姿をした難波会長に代わっている”ことを教えてくれるんですよね。
玄徳は元々パンドラボックスを抑止力代わりに三都を一つにまとめるつもりでしたが、西都側とは考えが合わなかったようで戦兎に後を託した形。玄徳はチップを埋め込まれていて不穏な動きをすると消滅させられるようで、戦兎と激闘を繰り広げるフリをしながら情報を流してくれました。
かっこいいとこあるじゃん、玄徳。
一海『ここ何処だ?』
万丈『何だよ見てなかったのかよ、俺の勇姿を。クローズマグマ、マジ最強だったんだぜ。』
一海『まあ、口では何とでも言えるよな。』
草。
クスッと笑えるやり取りを要所で入れてくる「ビルド」はやっぱり『最高だな!』