『下剋上球児』第7話 感想 | KENのブログ〜Flying to the World〜

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犬塚翔『甲子園目指そうと思ったことある?』

楡『無いヤツおるんか?』



高校野球が舞台の作品ではシンプルなやり取りだけど震えるよな、これ(笑)。

質問に対して『あるよ。』って答えるんじゃなくて『無いヤツおるんか?』って質問で返すところがポイント高いわ。




横田・元監督『失敗した人間の背中いつまでも蹴り続けて楽しいですか? あんたらはいっぺんも失敗したことないって言うんですか?失敗して失敗して失敗し続けて、今があるんちゃいますか?』



これは凄いよ……。

シーンとしては南雲先生を監督に戻す為に校長先生と野球部のスポンサーである犬塚さんを説得する、横田・元監督初めての(?)大仕事なんだけど、、、



失敗した人間への周りの対応というところで、「下剋上球児」という作品が世間に投げかけてきました。

まあ、南雲監督がちゃんと自分の失敗に向き合って反省して新たな一歩を踏み出したからこそ響く言葉でもあるから、横田・元監督の考えが絶対正しいとは言えないけど、他人の失敗に寛容な自分でいたいとは思ってますよ。




というわけで第7話が終わりました。



富嶋くん達の代は2回戦敗退でした……(T ^ T)

楡くんのミスで逆転を許しての負け……我が魔王・野原くんめちゃくちゃ怒ってましたな。。。

まあ、最後の夏だから気持ちは分かる。負けて誰よりも泣いてたのも野原くんだった……サボり魔だったけど今になってサボってたことを後悔していて、敗退後に練習に出なくなった楡くんの様子を見に行くところが“先輩”って感じで好き。



負けたのは自分のせいだと背負う楡くん。

自らのフライ落球が逆転負けに繋がったわけですが、実は目が悪かったという事実が発覚。

メガネくんと言われるから眼鏡は嫌、コンタクトは怖いから嫌……という理由で全く見えていない裸眼で2年夏まで頑張ってきてましたが、南雲監督に付き添ってもらってコンタクトデビュー。守備も良くなって、バッティングも確実性が増した……頼もしさがマシマシよ(笑)。

ってか楡くん、巨人の丸佳浩選手に似てる。




新チームになって、目標は“甲子園”!

中世古くんはずっと『甲子園』って言ってたけど、遂にザン高の目標として“甲子園”ってワードが出てきました。

やっぱり、高校野球をやる以上は甲子園を目指さないと。ってか、トーナメントに出る以上は優勝を目指さないとダメだと思うの。



南雲監督の下で鍛え上げられたチームは春の県大会でベスト16。

そして迎えたザン高3度目の夏は3回戦突破で4回戦進出。凄いよなぁ、1年前に12年振りの夏1勝を挙げたチームが1年後にはコールド勝ちが出来るチームにまで成長してるんだから。

背番号に対しても“嬉しい”とか“悔しい”とか感情が出てくるところまでザン高は上がってきた……アツいな。



椿谷キャプテンの『日本一の下剋上、目指します!』って宣言もアツい。



ストーリー展開はこの第7話だけで1年が過ぎてるくらい早いんだけど、そのスピードにアツさが付いて来れてるんですよねぇ。

だから、あっさり感はないのよ。それも凄いことよね。