夏2連覇を狙う仙台育英と強打の神村学園の一戦。
強打の神村学園が相手ということもあってか、仙台育英はエース・高橋くんを先発に持ってきました。
先制こそ許したものの、仙台育英打線も調子が良いので3回裏終了時点で4点リードと、試合の主導権を握ることに成功。
機動力、小技で相手を揺さぶったかと思えば、6番鈴木くんが今大会2本目となるホームラン……神村学園からすればダメージの大きい失点だったと思います。
序盤で主導権を握って、中盤終盤は何とか逃げ切る……そんな算段だったのか、6回からは高橋くんから湯田くんにスイッチした仙台育英。
その湯田くんが4回を投げて僅か1安打に抑え、昨夏王者の貫禄を見せた上で決勝進出を決めました。
神村学園は試合の主導権を握る前に失点が重なってしまって、苦しい試合展開を強いられましたね……。。。
第2試合
慶應(神奈川)2vs0土浦日大(茨城)
関東勢同士の対決はロースコアの接戦。
慶應の2年生エース・小宅くんが土浦日大打線を完封して、103年振りの決勝進出を決めました。
小宅くんは先制タイムリーも打っていて、投打で大活躍の一日。
打ち勝つイメージが強かった慶應ですが、沖縄尚学を3人の継投で2失点に抑えたり、今日の小宅くんの完封だったり、投手力もあるところを見せた上での勝利も出てきました。
仙台育英はもうある程度仕上がっているチームだけど、慶應は途上のチームという感じがします。
打線も今日はクリーンナップが1安打に抑えこまれましたが、下位打線が機能。
あとは3番の渡辺千之亮くんが打つだけなのよね。
土浦日大はロースコアに持ち込めたこと自体は良かったけど、今日の小宅くんの出来は計算外だったでしょうね。
まあでも、正直ノーマークのチームだったのでベスト4に入ってきたことには驚いたし、凄いなと思いました。
というわけで、、、
決勝戦は“仙台育英vs慶應”に決まりました。
今年のセンバツ以来の対戦で、その時は延長タイブレークの末に仙台育英が勝っています。
仙台育英が勝てば夏2連覇。
慶應が勝てば第2回大会以来となる107年振りの優勝。
僕は神奈川の人間なので慶應を応援しますが、良い試合になることを期待しています。