『G1 CLIMAX33』 | KENのブログ〜Flying to the World〜

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G1CLIMAX3連覇を狙うオカダ・カズチカ

vs

6年振り3度目の優勝を狙う内藤哲也



史上最多の32人が出場した今年の「G1 CLIMAX」。

その決勝戦のカードは新日本プロレスが誇る黄金カード“オカダ・カズチカvs内藤哲也”。

これが14度目のシングルマッチでありながら、「G1 CLIMAX」の優勝決定戦では初対決。




個人的に一番好きなカードである“オカダvs内藤”がG1決勝という最高にアツい舞台で実現したことが嬉しかった。

会場の両国国技館も2016年4月に内藤さんがオカダさんを倒して初めてIWGPヘビー級王者になった、2人にとっては因縁の場所。両国国技館でのシングルはその時以来というシチュエーションもまた実に運命的だなと。



正直、オカダさんは決勝までは来るだろうと思っていたけど、内藤さんに関しては予想外。

ここ最近、やや停滞気味だったので厳しいと思ってましたが、流石は“逆転の内藤哲也”。

準々決勝で新星のヒクレオを倒すと、準決勝では昨年のG1準優勝者でIWGP USヘビー級王者のウィル・オスプレイを撃破。

オスプレイに勝ったのは個人的には大波乱。ここ数ヶ月でケニー・オメガとオカダさんにシングルで勝利し、勢いに乗るオスプレイを倒す姿は想像出来なかった……。。。




そして、決勝戦でも3連覇を狙うオカダさんを倒して、6年振り3度目の優勝。

内藤さん、優勝おめでとうございます!!👏👏👏



入場曲に合わせたファンの大『内藤』コールはもはやお馴染みだけど、この日は場所もそうだからか、何か2016年4月の両国大会の時のような雰囲気でした。



試合もめちゃくちゃ面白かった。

レインメーカーに対してカウンターで出せるデスティーノ、というところを活かして内藤さんが敢えてデスティーノではなく丸め込みを使ったりして、オカダさんの注意を散漫させてたのが上手いなと思いました。



あとは、対オカダという点でやっぱり今回もプルマ・ブランカが良いダメージを与えてました。

オカダさんは毎回プルマ・ブランカからエスケープするまでに時間が掛かっているので、多分苦手だと思うんですよね。



オカダさんはコロナ禍で声援が無い間にG1を2連覇して、史上初の3連覇がかかった今年にちょうど声援が解禁されて、状況は整ってたんですけどねぇ……。

内藤コールの方が多いと分かるや否やブーイングを煽るムーブをしたのも、声援が解禁されたからなわけで、3連覇は叶わなかったけど誰よりも“声援のあるG1”、“声援のあるG1決勝戦”を楽しんでいたんじゃないかなと思います。






今大会は史上最多となる32選手参加の4ブロック制。公式戦(リーグ戦)が30分一本勝負から20分一本勝負に短縮され、各ブロック上位2名が決勝トーナメントに進出出来る新しいレギュレーションで行われました。



賛否が分かれたレギュレーションですが、個人的な意見としては、、、



・“出場選手の数”

そんなに気にしてはないけど、“最強戦士決定戦”を謳うなら、もう少し“狭き門”にしても良いのかなと思ったり。



・“30分一本勝負から20分一本勝負に変更”

『スピーディーな攻防に期待して』という変更理由こそ謎だけど(何故、ヘビー級にスピーディーな攻防を求めるのか)、見やすさで言えば断然20分一本勝負の方が良い。

時間が短くなった分、引き分けが増えるけど、30分一本勝負だと観る側もタフさが求められちゃうからね……。



・“決勝トーナメント制”

これは昨年から復活したシステムだけど、野球のWBCにしてもサッカーのW杯にしても、リーグ戦2位までは次にコマを進められるシステムだから、別に良いと思う。




って感じです。



G1観て、またプロレス熱が高まりました。