【第7回】観客のボルテージが上がっていくのを感じた試合。 | KENのブログ〜Flying to the World〜

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2014年5月25日横浜アリーナ
『BACK TO THE YOKOHAMA ARENA』
「NEVER無差別級選手権試合」
《第3代王者》
⭕️石井 智宏(CHAOS)
vs
《挑戦者》
飯伏 幸太
19分22秒
垂直落下式ブレーンバスター→エビ固め
王者が4度目の防衛に成功



NEVER無差別級王者“石井 智宏”とIWGPジュニアヘビー級王者“飯伏 幸太”のシングル初対決。
“ヘビー級vsジュニアヘビー級”、無骨な試合をする石井さんと華麗な空中殺法が魅力の飯伏さん。“真逆の試合スタイル”の2人が向かい合ったらどうなるんだろう……そんなワクワク感があったのを憶えています。


ただ、試合はそういう見方とは違ったベクトルの展開になりました。
というのも、石井さんは170cm、飯伏さんは181cmと体格はジュニアの飯伏さんの方に分があり、飯伏さんはキック、シットダウン式ラストライドなど打撃やパワー系の技も使うので、『ジュニアがヘビーに向かっていく』とか、『無骨なスタイルvs華麗なスタイル』という図式はなく、普通に互角の勝負というか純粋に“石井 智宏vs飯伏 幸太”が繰り広げられていたなと。
飯伏さんは前年に「G1 CLIMAX」に出場しているので、ヘビー級戦線にいても違和感が無いっていうのもあったかもしれないですね。


中盤あたりに飯伏さんのヘッドバットで石井さんが出血したあたりから、会場の盛り上がりが一段階、二段階上がった感じがありました。
掌底合戦、お互いにカウント1で返す……「NEVER」の代名詞とも言える激闘を前に横浜アリーナのお客様のボルテージが高まっていくのをテレビ越しに感じていました。


最後は石井さんが飯伏さんの得意ムーブであるスワンダイブで見舞う雪崩式フランケンシュタイナーをラリアットで切り返し、垂直落下式ブレーンバスターを決めて4度目の防衛に成功。


今現在の僕が好きな試合を選ぶとしたら、この試合はベスト5には入ると思います。それぐらい激アツな試合でした。