急速に流路が変わる砂地の川は大きな湖に至る - 福島県 磐梯高原 小野川湖、猪苗代湖
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[23A] SP 60-300mm 1:3.8-5.4 (TAMRON)
福島県の裏磐梯に行った。具体的には五色沼、桧原湖、曽原湖、中瀬沼、小野川湖、それに猪苗代湖までめぐった。
今回記事の写真は、小野川湖と猪苗代湖の間、全般だ。この記事で磐梯高原関連の記事は完結する。
行くまで知らなかったのだが、2022年8月、小野川湖に流入する河川で大規模な土砂災害が起こっていた。
河川が小野川湖に流入する付近には大量の土砂が堆積していた。流入する川が、そんな堆積した山砂を削り取るかのように流れていた。
砂地の川は、海岸の砂浜でもそうだが独特だ。
水流によって砂は容易に削り取られてゆく。削り取られた砂は別のどこかに堆積し、結果、川は流路を急速に変えてゆくのだ。
小野川湖から流出する川は、やがて猪苗代湖に至る。猪苗代湖は静かに広がっていた。
それらの光景はあまりにも対称的なのだが、湖というものは流入する河川で起こったすべてを取り込んでゆくのだと思うと、なんとも不思議がしてくる。