そんなわけでめっちゃ長くなりましたが


これまで定着させられた

のリチャード3世のイメージ像は最悪

    

背虫男のような​醜い外見で

さらに甥っ子達から王位継承権を簒奪し 
その子らを殺した非道な悪い王!


というイメージが定着させられてきましたが、、、


最近の 熱烈なリチャード3世推しのチームの大活躍(調査)で

①彼の遺骨が発見され
→醜かったのも、背中に瘤も誤解
むしろ金髪碧眼で美しかったと思われる。

②実は有名な甥っ子たち(ロンドン塔の王子達)は生きていた!(ともにそれぞれ大きくなって 自分が本当の王であると名乗って ヘンリー7世と戦っていた!)

③王子の件など悪いイメージを広げたのはヘンリー7世

とかがわかってきて 色々考えてしまいました。


今回↑この歴史を見てちょっとわかった気がしたのが


なぜヘンリー8世はあんなに子供に執着したか?



子どもが欲しいためにあんな奥さん殺したりして どんどん奥さんを変えて国の宗教も変えてなんてやつ!

って思っていたのですが、、、(多分たくさんの人がそう思ってる) なんか今回の歴史を見て彼の行動にも納得が行きました。

理由はヘンリー8世のその地位のものすごい不安定さ!

父であるヘンリー7世は、全く主流でない血筋で 王子達が出てきたら 王位の正当性など全くない人物。血筋のいい奥さんを娶り リチャード3世を悪者にすることでどうにか王位につけた感じ。


しかも!同時はまだまだ小国だったイギリス🇬🇧

王子達が出てきた時には、なんと周辺国もまるっきり王子達の見方!(スコットランド王などむしろ王子と一緒に戦ってるし、ハプスブルグも、アイルランドも)

そんなわけで 血筋もよくない上に 周りの国々も全然ヘンリー7世の側じゃない国だらけ!本当にギリギリで無理やりついた王位なんですよね。


ヘンリー8世がもらった「ヨーク公」の称号は、弟王子リチャード4世が主張し勃ったから ヘンリー7世が無理やりそれを押し退けてヘンリー8世に付けたくらいだし なんというか無理やりチューダー内に次世代を作ることで 無理やり作られる「王家」


そんな ポットでの ギリギリ王位にいるチューダー家 だからヘンリー8世はあんなに酷いことをしてでも 後継者をきちんと持つことで チューダー朝をしっかりとしたものにしたかったのかなと 彼の非道な行動になんとなく合点がいきました。


(ちなみに彼の残虐性は酷いですが 一説には馬から落ちて頭を打ってからひどくなったという話もあり 以前書いたような高次脳機能障害で 前頭葉がやられて怒りが抑えられなくなっていた可能性もあります) そういうふうに考えると 当時の時代背景や障害だとしたらこれまで太々しくしか見てなかった彼の顔も有名気の毒になってきます






なぜ今まで王子やリチャード3世の事ちゃんと知られなかったのか?

王子達が生きてたと題名をみたとき

私は始め義経や信長が生きてたかもっていう感じの

なんか、、、都市伝説っぽいものかと思いました。しかし実際は、有名人の手紙や証言が残ってたり、いろんな出来事が日付まではっきりわかっていたり、大戦も起きてるし、、、

むしろどうやってこんな大きな動きがあったことが、
500年も知られなかったのか不思議になりませんか?

もちろん 大事な文章を全てヘンリーが消去したのが一番の理由として 調べると他にも色々と載っていました。



①チューダー朝が強く 疑問は持てなかった(歴史は勝者が作る)
常に歴史は勝者が作るもの。ヘンリーとリチャードや王子達の戦いの後、チューダー朝になり彼らが強大な力をイングランドで持ったために、たとえ疑問に思って当時疑問を言ったり調査はできなかったらしい。
それにしても、王位の正当性に脆弱な点ばかりのヘンリー リチャード3世を悪役にすることは自分が王位につくのに必須だったのでしょう。




②現代人:リチャード3世の人気がなさすぎて予算がつかない

さて チューダー朝はなくなりましたがなぜ最近まで調査されなかったのか? 学者さん達がコメント書いてるのですが どの業界もやはり人気のない分野は 大学でも予算を出してもらえずそうすると調べたくとも研究しにくいんだとか。

今回の度重なる大発見も 大学は始め全く協力的ではなくて、自分たちでクラウドファウンディングで集金して始めたそう!
お金がなくとも情熱が勝った!感じですかね.指差し




③王室の意向:DNA鑑定は反対

実は、2人の王子の遺体ではないかと言われるものがロンドン等から見つかり それが王室の墓所にあります。(実はもう1組調査すべきと言われてるものも)
リチャード3世の色々がDNA検査で分かったように 王子と思われる遺体もDNA鑑定してしまえば 王子達が生きてたか死んだかはっきりします。
しかし、DNA鑑定にはかつてのエリザベス女王も反対!王室は基本的に反対の立場のようでそのこともあってか遺骨を持つ教会も反対。

実は リチャード3世のDNA鑑定の結果 今の王室に連なる王位の血筋のどこかに 父親の違う血が混ざっていることがわかりました!!!どこかのきさきが不倫したか本当は容姿だったのか?!ガーンガーンガーンそうなると今の王室の正当性があやぶまれる、、、。これ以上DNAしたくないのはそういう理由もあるのかもしれません。
まず 今の王室自体もチューダーちょいの流れを汲んでるので ヘンリー7世のイメージ悪化はそれ自体痛手かもしれません。


まあ そんな色々な大人の事情でこれまでわかってこなかったみたい。

でもこれがこんなに世の中に出てくるなんて(本も出たし一部は映画にもなった)、、、


これは例えばイギリス王家の力が弱まったとか、、?逆に今イギリスには「王室をなくそう派」もそれなりにいるので そちらが強くなったのか?!とか?!



色々まだまだ謎は尽きません。



それにしても 醜いとかせむし男とか、、、

500年以上も誤解されてたリチャード3世は気の毒です。泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い



とりあえず 長い歴史語りおしまい。ああ 楽しかった❤️❤️❤️