
本日はHONDA スーパーカブ50がパンク修理で入庫しました
このお客様、可哀想なことに一か月間で3~4回目だそうです
1週間に一回パンクしてるってことですね


案外 簡単そうで再発率が高いパンク修理
パンクした原因をしっかり究明しないと解決しません
まずはチューブを外して確認します
2週間前にパンクでチューブ交換 ⇒ 1週間前にパンク修理
前回のパンク修理の跡を確認します

前回修理した箇所がありました
穴位置はタイヤの側面です
この側面がパンクする場合は
空気圧低下での走行や
使用してるタイヤの銘柄によっても発生しやすいです

今回のタイヤはBS G556が付いてます
ビジネス用耐摩耗タイプです
耐摩耗性能はトップレベルですが
チューブとの接触面(内側)が荒い為
空気圧低下で走行するとチューブの摩耗が激しく
側面がパンクすることが多くみられます


では今回のパンク箇所を探してみると
またも内面です しかもリム側でした

ムリ内面を確認するとサビが出てました
カブでは定番の錆によるパンクです
この錆、除去しないとパンク地獄に陥ります

錆を除去しても また錆が発生してパンクが再発するので
リム内面をコーティングしてサビがチューブに触れないようにします

なんだかカッコ良くコーティングなんて書いてますが
100均のビニールテープだったりします

もちろん昔からコーティング無料実施中です(w

リヤタイヤを外した際には
必ずリヤブレーキカムのグリスアップをします
今でもブレーキカムのシールはフエルトですからね~
グリスが保持できるわけありません

あとは元通りに組み直して完了です
よ~く考えると 今回のパンク 前回のパンク
釘などが刺さってパンクしたのではありませんでした
無駄な出費を防ぐには何故パンクしたのか?
修理時に聞いていただくと良いかと思うんですが・・・