2024/01/22 事務おばあちゃんからもらった言葉。 | モラハラ夫から離れ、別居しました。私はもう、戻らない。

モラハラ夫から離れ、別居しました。私はもう、戻らない。

未来の不安はなくならない。そう気づいて、5年間、お金を貯めて家を出ました。

3人の子供達、犬娘を連れて別居中です。(2年半経過)

モラハラに対する心の変化。
本当の気持ちを取り戻していく日々。

自分なりの言葉で綴りたいと思います。

おつかれさまです( *´﹀` *)



今日は仕事の最終日だった〜( ߹꒳​߹ )




想い出のために記録を残しておきたいのだけど
今日はその前に、私が大好きだった事務おばあちゃんの話を描きたいと思います。



事務おばあちゃんの人柄はね、ちゃんと叱ってちゃんと褒めてくれる。



人の話はケラケラといつも可愛く笑いながら聞いていて、私は、事務おばあちゃんって合コンとかに参加したら間違いなく、人気NO.1だと確信しています。笑



だって可愛いんだもん!!



セクハラ案件や怒鳴る事務の女性の話も事務おばあちゃんには話していました。



心でね、話を聞いてくれるんだよね。
それで、ぐいっと背中を押してくれる。



ぱん3つさんが辞める、って決めて
もうどうにも止められない状況になって
事務おばあちゃんに
「どうしよう( ߹꒳​߹ )」って泣きついたりもしました。




その時に

私は事務の女性に避けられてる中、工場からの私経由の注文は受け付けてもらえない状態。

ぱん3つさんが居なくなったら
仕事が回らなくなる。

そしたら私も辞める事になる。
って話しました。




その流れで
「私ね、実は、別居してるんだよね。」
って話しました。




びっくりな事に
事務おばあちゃんは知ってました。




実は
事務おばあちゃんのお孫さんとうちの末っ子。
同級生&小学校の時のスポ少で同じチームでね。


夫はコーチもしてたので、お孫さん家族と繋がってたんです。


事務おばあちゃんは苗字が珍しいので、入社当初、末っ子の同級生の名前を出したら、まさかのお孫さんでした。


事務おばあちゃんの嫁(孫のママ)とも、スポ少のまま同士、仲良くしてたんです。




うちは、末っ子が中二の時に別居したんだけど
その頃、そのお孫さんに末っ子が話してたらしく、そこで、別居の事を知ったそうです。
でも、黙ってくれてました。




「うんうん、孫からね、話は聞いてたんだよね。
○○コーチ(夫)が別居して、末っ子君はお母さんと違う所に住んでるって。」




そっか〜そうだったんだ〜。
末っ子もお友達に相談出来てて良かったな〜って思いました。



そして、別居の理由もお話しました。

20年、モラハラの中で生活していたこと。
子供達もたくさん、暴言暴力をうけたこと。
私も殴られたこと。
それを機に、子供達連れて家を出たこと。



やっぱり話してると辛くて涙が出てきました。



その後ね。
事務おばあちゃんが言ったの。



「私自身も、そうだったのよ。
だから、その大変さ、わかるぅ〜。
辛いよね。」
って。。。



私、唖然としました。
事務おばあちゃんの年代でもあったんだ、と思って。




話によると、事務おばあちゃんはその昔、旦那さんからの暴言暴力が酷かったそうです。
そして、家を出て離婚をしたんだって。



何年かして、旦那さんが謝ってきて
頼むから戻ってきてくれ、って言ってきて…



「もうあなたの言いなりにはなりません
私も厳しく言います」
…みたいな約束をして
旦那さんと再び籍を入れ、やり直して今に至るそうです。



事務おばあちゃんはまた旦那さんと同じレールに乗ったんですね。。。
事務おばあちゃん、今は、多分70歳くらい。
そんな過去をお持ちの方です。




現在の話の様子だと
旦那様を上手く転がしてるな〜って思います。
子供だな〜って思いながらも聞いてあげつつ
叱るところはしっかり叱る。




そして、気になる所の、息子さん(孫のパパですね)も、やっぱりモラハラ気質はあるようなんだけど
「お父さんと同じ事しちゃだめでしょっ」って
かなりキツく叱って育ててきたようです。




まぁ、その息子さんの嫁がまま友なんだけどね。
若いのに、めちゃくちゃ温かい心の持ち主で
ラブラブで仲良く幸せに暮らしてます。



ある日、嫁にあたるまま友が事務おばあちゃんに
「一緒に住まない?」って声掛けて
今は2世帯で仲良く暮らしてます。
モラハラだった旦那様は、せっせせっせとお孫さんにお金を渡してるそうですよ。
生きがいらしいです。笑
(素敵〜)




話は戻って。



事務おばあちゃんに散々泣きついたおかげで
約8ヶ月しかこの会社に居なかったのに
仲良くさせて頂いて
沢山、お世話になりました。


ここ数ヶ月では、虹空ちゃん!って名前で呼んでくれるようになったの、嬉しかったです。


まるでお母さんのような存在ピンク音符




そして、最終日の今日。
帰りに、お礼のプレゼントを渡して
「事務おばあちゃんには、私の最後の会社になる場所で会いたかった。会えなくなるのやだ。
ほんとに沢山ありがとね。」
って笑顔で言いました。




事務おばあちゃんは言います。
「ひとつ心配な事あるの。聞いてもいーい?」




「うん、なんでも聞いて?」答える私。



「あのね、旦那さんとは上手くやってるの?」



「やってないよ!
私は離婚しようと思って家をでてるじゃん。
離れてるから保ててるけど
これで戻ったところで私、無理。
また脅える生活になるだけから。
もうやだもん。」




そしたらね。
事務おばあちゃんは言ったよ。



「うんうん。
もう子供達も大きいんだし
自分の事を考えて
虹空ちゃんが好きなようにしなさい。
好きにしたらね?
うんと楽に生きれるようになるから。」
って。




あまりに優しいトーンで
あまりに心に響いて



気づいたら復唱してました。
「自分、のため、に?
好き。。。なように?」
「そしたら、うんと楽、に、生きられる?
。。。。ほんとに?」




「うん、そうよ。
うんと楽に、生きていけるから!
好きなようにしなさい!!」



「。。分かった、うん、わかった。
ほんとに、どうもありがとう。
ううぅぅぅーーー涙」




(まるでトトロのめいちゃんが泣くように笑)
号泣ーーーーーーータラータラータラー




私ね、ほんとに素敵な出会いをしてると思います。
事務おばあちゃんとは
ずっと一緒にいたかったです。






帰って、明るいうちに犬娘の散歩へ。
久しぶりに河川敷コースに向かいます。




そして、ここを通って久しぶりにしゃがんで立ち止まりました。


そしたら背中の中でコクンっと感じて

ん?なんだ??って思ってると

呼吸がすぅーっと背中に回りだしました。




一瞬だったけど、不思議な感覚でした。




ここ最近、というか、12月頭あたりから

息が吸いずらかったんだよねタラー




何をやってもだめでした。




きっと心に余裕がなかったんだろうな、と思います。

五感が鈍感になってたのかもね。





犬娘のおかげで、嫌でも散歩に出て。





でも、散歩って、身体だけでいうと

ただ、歩くだけなんですよね。





ただ、歩くだけ。





その時間って

頭の中、ぐるぐるしない時間になるし

嫌な事や難しい事、ややこしい事、散歩では何にもないじゃないですか。。。




すっっごい気持ちが楽なことに気づいたんだよね。




コクっとなって、呼吸がしやすくなって

曇り空なのに明るく見え始めて。




空や川を眺めながら

何回も呟きます。





「好きなようにしたら、うんと、楽に生きられる」って。




50歳のおばさんが犬娘の散歩をしながら

独り言を呟き、涙と鼻水垂らして散歩してるさまね〜笑




それもまた、私にとってはとても素敵な時間でした。




この感覚、いつまでも覚えておきたいですキラキラ




長くなっちゃったな。

最後まで読んでくれてありがと。







明日もあなたが優しくて温かい中に居られますように。



その優しさが、あなたのそのままの気持ちが

あなたの強みだって事が腑に落ちますように。




そのままが、素敵なのです。