風の時代でも「お前は風になれない」 | レインボーエンジェルズ東京店(中目黒)

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レインボーエンジェルズの

鈴木トシロウです。

(猫が好き過ぎる猫あたま

 

 





スピ・ファンタジー小説の名作
「アルケミスト~夢を旅した少年」


少年が風になろうと試みるシーン

の描写が素晴らしいので紹介します。




「アルケミスト」は、
恵子さん(穴口恵子)とも親交のある
山川紘矢・亜希子 夫妻によって

1997年に翻訳され
今もロングセラーとなっています。✨


登場人物たちがみんな、
前兆(シンクロニシティ)を大切にして
人生をより良いものにしようとする
ところが好き♪

また主人公の少年が
人々との出会いや内観、
シンクロによって

自分自身を発見していくほど
現実を変えていけるようになる
ストーリーも素晴らしいので
ぜひ読んでほしいです。ニコニコ






夢を旅した少年


 ※注意※

物語のクライマックスを
めちゃくちゃネタバレします。




少年サンチャゴは、

夢で何度も見た
「自分の宝物」を見つけるために
持っているものすべてを売って
お金に変え旅に出ます。


そして少年は、
錬金術師と運命的に出会って弟子となり

「自分を理解することが、大いなる魂を理解することだ」と教わり

共に旅をしながら
さらに深い内観を続けます。🐫🐫






しかし突如、
彼らに死の危険が訪れます。


2人がラクダに乗り
紛争地域の砂漠を渡っている時、

武装集団に囚われて金品を奪われ
すぐにでも殺されかねない
状況になってしまったのです。


しかし錬金術師は落ち着いた様子で

「この少年は風になることができる。三日後に見せられなかったら命を差し上げます。
見事、風になれたら私たちを解放してください」

と武装集団のボスと
勝手に約束してしまいます



錬金術師は、
砂漠の男たちが魔法使いを恐れることを
知っていたので
このような提案をしたのですが

それ以上に、
少年に何か大切なことを
学ばせようとしているらしい。うーん



「僕は、どうやって自分を風に変えればいいかわからない」

と言う少年に対して
錬金術師はこう言います。

「もし、自分の運命を生きてさえいれば
 知る必要のあることはすべてわかる。

 しかし
 夢の実現を不可能にするものが
 たった一つだけある。

 それは失敗するのではないかという恐れだ」。



少年は
風になる方法を見つけられないまま、
崖の上から砂漠を眺め

これまで続けてきたように
当日まで自分の内側を見つめて過ごしました。








風になる方法を知っていたのは・・・


約束の三日後。


武装集団と錬金術師が見守る中、
少年は崖の上に立ち
砂漠と風と対話しました。


少年が
見えない存在たちと会話を深めるほど

風はどんどん強くなり
砂漠は砂嵐になっていきました。台風



「おまえは風になれない。
 おまえと私はまったく別のものだ」

と風が言いましたが

「それは正しくありません」
と少年は返します。


「僕は旅をして、錬金術の秘密を学びました。
 僕は自分の中に、風も砂漠も、海も星も、
 宇宙にあるすべてのものを持っています。

 僕たちはみな、同じ手によって作られ
 同じ魂を持っているから」。

だから風にもなれる、と主張すると
風は「太陽に聞いてみろ」と答えました。


少年が太陽を見上げやすいように
空を雲で覆うため、

風はより強く吹いて
嵐はさらに勢いを増していきました。









太陽は言いました晴れ

「今のところ鉱物と植物だけしか
 すべては一つだ、と知らない。

 鉄は銅と同じになる必要はなく
 銅は金と同じになる必要もない。

 それぞれが、かけがえのない存在として
 役割を果たしているからだ」。

太陽は
「だからお前は風になる必要はない」
と伝えようとしました。



しかし、少年はこう答えます。

すべてのものが、それぞれの運命を
 持っていることは本当です。

 しかし、その運命はいつか実現します。


 その時、それぞれのものは
 新しい運命を得なければなりません。

 錬金術が存在するのはそのためです。

 世界の中でその役割を果たしたら 
 鉛は金に変わらなくてはなりません。

 
 これこそ、
 錬金術師が行うことなのです。

 私たちが今の自分より
 良いものになろうとすれば
 自分の周りのすべてのものも良くなる

 と彼らは教えているのです」。


すると太陽は
「風になりたいのなら、自分の手と話してみなさい」
と答えました。







少年は自分の手を見つめ、
宇宙がしんと静まるのを感じました。

そして、彼は祈り始めました。

それは言葉でも
願いごとでもない祈りでした。


人生や旅の中で起こったできごとや
追求してきたことが
ビジョンとなって駆け抜けていきます。、


手は、
これまでに起こったことの
すべての理由を知っていました。

手は、
神の魂は彼自身の魂である
と知っていました。

そして手は、
奇跡を起こせることも
人を風に変えられることも知っていました。🍃







・・・その日、砂漠には
かつてないほど風が吹き荒れた。


そして
その後、何世代にも渡って

砂漠の最強の首領に挑んで
自分を風に変えた少年の伝説が
語り継がれることになった。


嵐が止んだ時、
崖の上にいた少年の姿はそこになく

遠く離れた場所の
嵐で砂に埋もれた見張り台の近くに

立っている少年の姿を
その場にいた全員が目撃したから。



- 引用おしまい -

※原文通りではなく、
   要点だけ書くためにアレンジしてます。



この物語は、
ここまで魔法的な描写が一切ないので
読者もここで驚き&感動するわけ!爆笑

実際はもっともっと丁寧に描写されてるし
まだまだ面白いところがたくさんあるので
ぜひ読んでほしいです。

ちなみに「アルケミスト」は、
児童文学としても評価が高く
(中学生向け?)
お子さんにもオススメですよ♪








あなたの手こそが奇跡を起こす


少年は

砂漠や風や太陽と対話する中で

「自分自身の中に宇宙のすべてがある」
「この手こそが奇跡を起こす」

と気付いた時、
自らを風に変えました。🍃



宇宙も神も真理も
あなた自身の中にすべてがあり、

あなたの手こそが
あなたの人生に奇跡を起こします。

あなた自身が人生の宇宙そのものだし
あなた自身が人生の神だし
あなた自身の中に奇跡があるし
あなた自身の中にしか奇跡はありません。


周りに合わせて
他人の人生を生きてたら
地面に足を呑まれるかのように
身動きが取れなくなっていく
し、

自分の生き方を自分で決めたら
自由な風になる
のです。








何をするのが正しいのか?
間違いなのか?ではなく

何よりも
自分で決めること
自分で選ぶこと

そして
決めたことや選んだことを
実際に行動していくこと

それが
「自分らしく生きる」
ということです。霧


実際に行動してみるまでは、
うまくいかない気がしたり
自分が間違ってる気がしたり
抵抗や恐怖を感じることもあります。

それでも
「今そのままの自分」で実行することで

今そのままの自分でいい
今そのままの自分でここに存在していい

という自己価値を思い出すのです。


「今の自分でいい」ってこと
「風になる」ってことなのです。にっこり





 

 

 

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